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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

お気に入りの作品 雪の朝 福田豊四郎筆 昭和40年頃 その180

2024-11-09 00:01:00 | 日本画
福田豊四郎の最晩年の抽象画的な作品は評価が高く、入手が非常に難しいなかで、本作品を入手できました。

*額装は神田の草土舎に依頼して、クリーニングしてもらっています。



お気に入りの作品 雪の朝 福田豊四郎筆 昭和40年頃 その180
紙本着色額装 タトウ+黄袋
P10号 額サイズ:縦643*横763 作品サイズ:縦409*横530



この風景は雪国で育った我々のまさしく原風景です。



雪の積もった朝、通学するのに深い積雪を漕いで、田畑を横切って複数人で歩いた記憶そのもの・・。



このような作品は福田豊四郎の作品で他に類をみないものです。



貴重な作品ですが、額の裏面は痛んでいたり、ガラス裏面はかびがあったりで、神田の草土舎に依頼して直してもらいました。



本作品中や共シールと落款と印章は下記のとおりです。


  

山元桜月の富士の作品らと一緒に展示しています。



さて挿絵のカット画でしょか? 下記のような作品を見つけました。



本日紹介した作品は福田豊四郎の作品としては画風や構図においてに非常に珍しい作品です。

さらには下記のような作品もあります。
「田園抄 村童12か月」(福田豊四郎画集)カバーより
 出版社 南天子画廊  刊行年 昭42年刊



蒐集には機会あるごとに図集などの資料は揃えておく必要がありますね。



どこでどのような知見との出会いがあるか分かりませんから・・・。それが蒐集の愉しみのひとつです。

























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