夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

倉庫改修工事 4月初め

2015-04-07 08:20:34 | その他
倉庫の改修工事も大詰めにきており、既存遡及も予定通り開始。子供に危ない母屋の階段をまず改修です。格子状のものはタモの集成材を使用しました。タモはピッケルの柄材などに使用される硬くて丈夫な木材です。



手摺を取り付け、中暖より下の踏み込み部分が空いていたので蹴込みに板を張りました。「むく」のケヤキでは高いので化粧板を使用。それ以外はすべてむくのケヤキ。中段より上の蹴込み部分もむくですが区別がつきませんよ。



茶室もだいぶ室内の感じが出てきました。



以外に狭いものですね。



あちこちで収まりの打ち合わせ・・。当初の計画と実際では意外に違うことが多いものです。エアコンが収まらない、既存の扉が大きすぎる・・・



見栄えもどうするか・・。リサイクルで探してきた中柱の杉材の周りの塗りをどのように仕上げるかなど。



リサイクルの床柱は思いのほか曲がっている。リサイクルの地板は歪んでいる・・、再生利用にトラブルはつきものさ



母屋との渡り廊下のレベルに違い・・、梁があって通れない・・。リニューアルに計算違いはつきものさ



なんのかんのとその場で問題を解決していきます。

「頭を使うのはいいことだ。」とは大工の弁。解決策は「だいたい3通りあるもの。」というのも大工の弁。山形弁訛りの大工さんは、茶室は初めての仕事らしいのですが意外に知識は豊富、なにより熱心なのがありがたい。



外観からも解るように母屋との取り合い部分が思いのほか内部が暗いのでサッシュの追加など・・。間に合うタイミングというものがありますね。



さて安普請ながら最終仕上りを楽しみに・・・。まだまだいろんなところをいじりたい・・、男の隠れ家は欲望が尽きないものです。





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