夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

山水絵瀬戸行灯皿 その3

2015-02-07 11:17:13 | 掛け軸
昨夜は都内で国際交流財団の20周年記念パーテイに出席してきました。中曽根元首相や明石康さんら著名な方々も出席されていました。

明石康さん(名誉市民)と同郷ということもあり少し秋田の話をさせていただいて、保戸野窯の平野庫太郎氏(明石康氏と縁戚)の話となり、東京で展覧会をという話になりました。いい作品を作っているのだからという点で意見が一致・・。

さて本日は幕末から明治にかけての器達・・。陶磁器が庶民の生活に入り込んでくるという活気に溢れていますね。当時の量産品・・・。



俺でも描ける・・と思わせる。実に生命力ある作品達です。


山水絵瀬戸行灯皿
口径190*高台径130*高さ20



単にかわいいという域を超えていますね。よく見てみると絵心がかなりある。



近代の民藝運動の源になったのも納得・・。今ではこのような器がない。



行灯の光の下で揺らめいたこの絵を見ながら、当時の人々は何を思ったのであろうか?

わたしのような田舎者は華やかなパーテイなどは早々に退散し、自宅にて洟垂れ小僧と、どうも息子は風邪をひいたらしい・・、一緒に遊んで高鼾・・。






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