夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

湖畔図 奥村厚一筆 その4

2015-02-06 05:20:40 | 掛け軸
週末には物置の改修工事の打ち合わせ・・、内部の片づけが終わって工事開始となりました。



外部にも足場がかかりました。



内部の造作の解体が始まり基礎のコンクリートを打ちました。



古くから梁の材料をどのように使うか?



茶室部分にどう表現するか?



限れた予算でどうもうまくいかない・・・。


本日の作品・・・、日本画のスケッチといえばこの画家があげられます。風景画を生涯の画業とし、本ブログでも何度も投稿されている福田豊四郎の盟友でもあります。

湖畔図 奥村厚一筆
絹本着色色紙 タトウ
画サイズ:縦270*横240



大きな作品はもとよりスケッチも味わい深いと評されています。奥村厚一のファンは意外に多いようです。



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奥村厚一 :1904~1974。明治37年7月1日生まれ。晨鳥社の日本画家、西村五雲に師事。昭和21年「浄晨」が第2回日展で特選。昭和23年福田豊四郎、山本丘人、秋野不矩、上村松篁らと創造美術を結成(現在、創画会)。昭和24年、京都市立芸大の前進である京都市立美術専門学校(昭和35年から京都市立芸術大学)昭和46年、嵯峨美術短期大学それぞれで教鞭を執る。昭和49年京都市立芸術大学名誉教授。



主に風景画を得意とし、大きな作品はもとよりスケッチも味わい深い。伝統工芸や文化財的雰囲気のなかで育ちながら、関心はもっぱら近隣の自然風物であり、幼少の頃から手製の画板を携え野山を駆けめぐり、ただひたすら画家になることだけを夢みていたという。しかし、絵画で身をたてるということに対する周囲の反対は当然のようにあったが、指導者としてふさわしい技量を身につけ、そういった立場になって絵描きを続けるならと、強く進言した祖母の心強い応援を後ろ盾に、才能より努力と思いを通し、念願の絵描きとして、また指導者として一生を終えた。

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