夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

面白き?贋作 胡猫 伝前田青邨筆

2023-02-19 00:01:00 | 日本画
真作とは思えませんでしたが、猫ファン(息子)のいる我が家にはちょっといいかなと思って入手した作品です。



面白き?贋作 胡猫 伝前田青邨筆
絹本着色額装 タトウ+黄袋
P10号 全体サイズ:縦590*横705  画サイズ:縦400*横515



下記の説明にあるように前田青邨には大きさが違う、紙本の同図の作品が存在します。



そうと知ってはいても、真贋に不安があると思っても、たいして財布が痛まない程度?なら面白い作品を入手するのも悪くはない・・・。



それを真作らしく売買したら罪悪であり、人に自慢したりしたら羞恥意外の何物でもないのだが・・。



絹本に描かれているのがいい、・・・面白いと思いませんか?



タトウがあるのはいいのですが、額が安っぽい・・。



本作品中は印章のみですが、印章にはちょっと違和感がありますね。

額の裏面に鑑定シールがあります。平山郁夫によるものですが、書体には違和感がありませんが、やはり印章にちょっと違和感がありますし、また通常はあるはずの鑑定NOがありません。

 

本作品には有名な同構図の作品が存在しています。下記の作品がその作品です。

参考作品
胡猫 
1967年(昭和42年)
紙本(本作品は絹本)
縦473*横620(本作品より大きめ)


悪意のある贋作とみるのか、それこそ模写として愉しむのかは所蔵する側にの自由・・・・。















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