翌朝(7月30日)は晴れ。前日の夕方、雨が降ったのでお天気が心配でしたが、宿泊した一の越山荘からは雪渓を抱く北アルプスの山々がきれいに見え、遠く穂高や槍ヶ岳も見えました。
この雄大な景色。これだから、山はやみつきになるんだよね。
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立山とは1つの山の名前ではなく、雄山(おやま=標高3003メートル)、大汝山(おおなんじやま=3015メートル)、富士の折立(ふじのおりたて=2999メートル)の3つの山の総称です。
これから目指すのは、この三山に加え、真砂岳(標高2861メートル)、別山(2880メートル)を縦走し、雷鳥平を経て、室堂へ戻るコースで、距離にして11キロ超。
ウォーキングならともかく、アップダウンのある登山で11キロはかなり体力を消耗しそう。
「大丈夫かしら」とちょっと心配になりましたが、眼前の雄山の山頂を見ていたら、俄然、ファイトが湧いてきました。
朝6時半に出発。標高2700メートルの一の越山荘から3003メートルの雄山山頂まで一気に登りました。
7時45分に山頂到着。
立山は富士山、白山に並ぶ日本三霊山の1つで、雄山山頂には雄山神社が鎮座しています。
360度の眺めをしばし楽しんだ後、登拝券(500円)を買って、一番とんがった所に建つ峰本社へ。
オレンジ色の衣を着た長身のイケメン神主さんが健康と登山の無事を祈り、お祓いをしてくれました。
お神酒もいただいて、気分は最高。
ツーショットで記念写真まで撮らせていただきました。
次は大汝山を目指します。
続きは次回。
まさに高度3003メートルの空中散歩でした。