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太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

健康祈願で日野七福神めぐり

2017年01月10日 | ウォーキング 健康 介護予防

今年最初の健康ウォーク「日野七福神めぐり」を5日に開催した。

仕事始めの翌日だったにもかかわらず、24人が参加。

風は少し冷たかったが、よく晴れた1日となり、気持ちの良いウォーキングができた。

 

集合場所の京王線平山城址公園駅からまず、宗印寺へ。

平山季重の墓と木彫座像がある寺だ。

ここで知恵と福徳を授けてくれる布袋尊をお参りした。

 

次は善生寺の大黒天。

小石をたくさん含んだ大石の上に祀ってあることから「子寶大黒天」と呼ばれているそうだ。

 

延命寺では、長寿を授けてくれる寿老尊に手を合わせた。

境内には、もう、紅梅と白梅が咲いていて、春の香りを漂わせていた。

 

延命寺から浅川沿いの道を歩き、高幡橋を渡ると、高幡不動尊の五重塔が見えてくる。

高幡不動尊の境内には多くの露店が出て、たくさんの参拝客で賑わっていた。

七福神で唯一の女性の神様、弁財天は弁天池の中の島に建てられた赤いお堂の中に祀られている。

ここは意外とひっそりしていた。

 

高幡不動尊の無料休憩所で昼食をとり、川崎街道をひたすら歩いて真照寺へ向かった。

下見の時には工事中だったお堂がすでに完成していて、ピカピカのお堂の中に恵比寿天が祀られていた。

 

ここから川崎街道を戻り、浅川を渡って石田寺へ。

新選組副長、土方歳三の墓がある寺だ。

ここで、現世のご利益を一身に背負った福の神、福禄寿をお参りする。

 

最後は安養寺の毘沙門天。

ここでは甘酒のサービスがあり、おいしくいただいた。

 

日野七福神めぐりは、日野市内を西の端から東の端まで歩かなければならず、かなり距離が長い。

歩数計の数字は2万8936歩。

疲れたが、新春のすがすがしい空気を吸いながらのウォーキングは快適だった。 

 

2月の健康ウォークは25日(土)に開催。

多摩川の河原を歩き、羽村市郷土博物館のひな人形展や旧ヤマジュウ田村家住宅(福生市)を見学する。


武蔵野吉祥七福神めぐりをして平和を祈る

2016年01月11日 | ウォーキング 健康 介護予防

2016年最初の健康ウォークは「武蔵野吉祥七福神めぐり」。

天候に恵まれた9日、28人の参加者とスタッフ3人の計31人が武蔵野市内の6つの寺社をめぐり、健康と平和を祈願した。

まず武蔵境駅から、恵比寿神をまつった杵築(きづき)大社へ。

その後、「グリーンパーク遊歩道」を歩いて、延命寺へ向かった。

この遊歩道は、武蔵境駅から中島飛行機武蔵野製作所までの引込線の軌道跡を利用したもの。

遊歩道の途中には高射砲陣地跡もあった。

戦時中、ゼロ戦を作っていた中島飛行機は米軍から激しい爆撃を受けた。

延命寺は中島飛行機の真南200mの所にあり、檀家さんに犠牲者が数多く出たそうだ。

境内にある平和観音菩薩像に手を合わせ、平和を祈った。

延命寺には毘沙門天と寿老人が祀られている。

甘酒のサービスもあって、多くの人で賑わっていた。

その後、安倍首相の母校である成蹊大学に立ち寄り、学食で昼食をとる。

成蹊ラーメンを食べたかったのだが、この日はなかったので、醤油ラーメン(280円)をいただいた。

その後、大法禅寺で福禄寿、武蔵野八幡宮で大黒天、安養寺で布袋尊をお参りした。

最後は井の頭公園内にある井の頭弁財天へ。

七福神の中では唯一の女性の神様で、音楽や芸能の守護神である。

 

約8キロの「武蔵野吉祥七福神めぐり」は、清々しい新春の空の下、とても気持ちよく歩けた。

今年も元気に多摩の各地を歩きたい。

来月の健康ウォークは2月27日(土)。埼玉県飯能市の里歩きと「飯能ひな飾り展」を楽しむ。


猛暑の中で健康ウォーク

2015年07月22日 | ウォーキング 健康 介護予防

今月の健康ウォークは「府中多摩川かぜのみちとビール工場見学」。

13日に実施したのだが、初参加のKさんから今日、お礼の手紙が届いた。

「暑かったけれど、楽しく歩けた」と初ウォークを楽しんでくれたようなので、主催者としては嬉しい限りだ。

お手紙には短歌がたくさん書かれていたので、今回はKさんの短歌を交えながら、当日の様子を紹介したい。

 

この日は、まだ梅雨明け前だったにもかかわらず、朝から夏の太陽がギラギラ輝く猛暑日。

熱中症を心配してキャンセルする人もいるのではと思ったが、キャンセルは1人もなく、Kさんら初参加3人を含む33人が参加してくれた。

 

 暑き日や 梅雨の晴れ間のウォーキング 府中界隈 日照りの中を

 

集合場所の京王線東府中駅からまずは、瀧神社へ。

ここは大國魂神社の末社で、くらやみ祭の競馬式の前に、この神社の湧水で騎手と馬が身を清めるそうだ。

武豊や福永祐一など、騎手のサインがズラリと展示してあった。

鳥居の横には、ご神木の大きなケヤキの木が天に向かってそびえている。

葉陰でしばし休憩。

 

 瀧神社 樹木に囲まれ涼しげな かわいい滝に 思わず笑みが

 

ここから府中崖線を15分ほど歩き、東郷寺へ。

日清・日露戦争で活躍した海軍大将、東郷平八郎の別荘や農園があった場所で、東郷を慕う人たちがこの寺を建てたという。

黒澤明監督の映画「羅生門」のモデルになったという山門がドーンとそびえていた。

この寺はしだれ桜で有名で、下見に訪れた3月末には見事な花を見せてくれた。

 

東郷寺からは木蔭がなくなり、日向の道が続く。

競艇場の前を過ぎ、多摩川競艇場前駅を通り抜けて、多摩川の土手へ。

ここから府中多摩川かぜのみち道を歩く。

木が1本もなく直射日光がサンサンと降り注ぐ。

暑い。汗がポタポタ落ちる。

救いだったのは、風があること。

「かぜのみち」というだけに、川風がヒューヒュー吹いていた。

 

 炎天下 多摩川べりを歩みゆく 流れる汗に 風吹き渡る

 

 炎天下を1時間近く歩き、ようやく郷土の森公園に到着。

修景池の大賀ハスは花の盛りが過ぎ、もうだいぶ実になっていた。

木蔭を探してお弁当を食べ、その後は冷房の効いた体育館の中でゆっくり休ませてもらった。

 

集合後、スタッフのSさんの指導で自彊術の体操をした。

健康ウォークでは毎回、イベント中に公園などで体操することにしている。

この体操は、初参加の人にも評判が良かった。

 

 猛暑日や こまめに補給 水うまし 体操指導 体も元気

 

サントリー武蔵野工場の見学予約時間まで、少し時間があったので、多摩地域最大級の卸売市場「大東京綜合卸売センター」に寄り道した。

ここは生鮮食品だけでなく、衣料品や雑貨もある。

売り子さんとの掛け合いも楽しく、ショッピングを楽しんだ。

 

いよいよこの日のメーンイベント、サントリービール工場見学。

ブルーの制服が爽やかな若い女性スタッフの案内で、近代的な工場内を見学した。

その後、できたてのザ・プレミアム・モルツを試飲させてもらう。

 

 引率者 チームプレーの良きを得て サントリー着く ビールで乾杯

 

1杯目はワイングラスで香りを楽しみながらの試飲。

のどが渇いていたので、香りを楽しむ間もなく、ゴクゴクと一口で飲んでしまった。

ああ、おいしい。サイコー!

 

 次は新製品のマスターズドリームをグラスでいただく。

プレミアム・モルツよりも色が濃く、コクと苦みがある感じ。

3杯目は、グラスでプレミアム・モルツ。

やっぱりこれが一番。

3杯もいただき、幸せ気分満喫。参加者の皆さんもとても楽しんでくださったようだ。

 

 帰りはバスで分倍河原の駅まで送っていただき、幸せ気分いっぱいで帰途についた。

 


早春の秋川渓谷を歩く

2015年03月15日 | ウォーキング 健康 介護予防

東京の西の果て、秋川渓谷には花の名所がたくさんある。

4月の健康ウォークは「春らんまん 光厳寺の大桜と乙津(おつ)花の里をめぐる」。

今日、その下見に行ってきた。

 

JR五日市線の終点、武蔵五日市駅から5分ほど歩いて秋川橋河川公園へ。

河川敷に降りる橋のたもとにピンクのかわいい花がほころびかけていた。

河津桜だ。

まだ、2~3輪しか開いていなかったけど、春は確実に近づいている。

 

河川公園を過ぎ、あゆみ橋を渡ると秋川沿いに遊歩道が続いている。

ここはソメイヨシノの並木道になっていて、「小庄(こしょう)の桜」と呼ばれているそうだ。

遊歩道の終点まで約30分の道のりは、秋川の雄大な景色を眺めながら歩けるとても気持ちのいい道だ。

 

黒茶屋の前の道を進み、沢戸橋を渡って戸倉地区へ。

坂道を15分ほど登り、光厳寺へ到着。

ここには樹齢400年を超える巨大な山桜があり、東京都の天然記念物に指定されている。

今は、黒い幹しか見られないけれど、4月になれば見事な花を咲かせるはず。

春の訪れが待ちどおしい。

 

光厳寺からさらに檜原街道を30分ほど歩き、石舟(いしぶな)橋を渡って「秋川渓谷瀬音の湯」へ着いた。

ここはあきる野市がこの地域の活性化を目指して開設した温浴施設で、天然温泉の他、コテージや地元の特産品を並べた直売場、レストラン、足湯などが併設されている。

ベンチでお握りを食べてから、直売場へ行くと、もう特産の「のらぼう菜」が並んでいた。

おひたしにして食べると甘みがあって美味しい、春の味だ。

一束買っておみやげにした。

 

瀬音の湯から「乙津花の里」までは歩いて10分ほど。

4月上旬には桜とミツバツツジが咲いて、山里一帯がピンクの花園になる。

  「乙津 花の里」 2014年4月15日撮影

 

龍珠院のしだれ桜は、今はまだ硬い蕾だったが、4月12日のウォーク本番の日には、きっと美しい姿を見せてくれるだろう。

 

   「花に包まれた龍朱院」 2014年4月15日撮影

 

瀬音の湯から武蔵五日市駅行きのバスが出ているが、あえてバスには乗らず、約1時間半歩いて、駅まで戻った。

今日の歩数は2万8580歩。

疲れたけど、気持ちの良いウォーキングだった。

 


今年最初の健康ウォーク「東久留米七福神めぐり」

2015年01月04日 | ウォーキング 健康 介護予防

今年最初の健康ウォーク「東久留米の七福神をめぐり、健康長寿と開運祈願」を開催した。

参加者は29人。風もなく穏やかな天候で、気持ちの良いウォーキングができた。

 

集合場所の西武池袋線東久留米駅には「富士見テラス」がある。

真正面に富士山が望めるナイススポットだ。

少し雲が出ていたが、真っ白な雪をかぶった富士山がきれいに見えた。

 

最初に訪れたのは大圓寺。恵比寿、福禄寿、寿老人の3人の神様が祀られているとのことだが、実際には楼門の中に、七福神全てが祀ってあった。

 

続いて黒目川沿いを歩いて米津(べいしん)寺へ向かう。

道端にロウバイが咲いていて、甘い香りを漂わせていた。

 

米津寺で家庭円満と福徳の神様、布袋尊をお参りする。

この寺の本堂は明治時代に火事で焼け、その再建のため、山門を国分寺へ売却したとか。

先月歩いた武蔵国分寺跡にあった楼門は、ここ米津寺から移築したものだそうだ。

 

米津寺から中央図書館を経て、落合川を渡ると南沢緑地に着いた。

ここは東京で唯一、平成の名水百選に選ばれた湧水群である。

雑木林に囲まれた遊水池からは、こんこんと清水が湧き出ていて、信州の安曇野を思い起こさせるような景色だった。

平成の名水百選に選ばれた背景には、草を刈ったり、枯枝を除去するなど、保全活動に熱心に取り組む市民の努力があるそうだ。

 

多門寺で毘沙門天をお参りした後、竹林公園を目指す。

途中、「いこいの水辺」で一休み。

ここは遊歩道から直接、水辺に降りられる貴重な場所で、キセキレイ、シラサギ、カモ、コイなどたくさんの生物が見られた。

 

竹林公園は武蔵野の竹林を保存するために開設された自然公園。

新東京百景のひとつに選ばれている。

孟宗竹の林の中に整備された遊歩道を下ると、豊かに水をたたえた湧水池があった。

 

橋を渡り、浄牧院で大黒天をお参りした。

最後に、宝泉寺で弁財天をお参りし、無事、七福神めぐりを終える。

今年の初歩きは、とても気持ちよく歩けた。

参加者の皆さんも笑顔で帰られたので、ほっとした。

 

2月の健康ウォークは28日(土)に開催。

梅の香漂う早春の高尾の里を歩き、高尾駒木野庭園で日本の美を堪能する。


健康ウォークで平山城址公園や薬用植物園を歩く

2014年11月22日 | ウォーキング 健康 介護予防

雲一つない秋晴れとなった今日、11月の健康ウォーク「紅葉の平山城址公園&薬用植物園を散策」を開催した。

参加者は31人。

集合場所の平山城址公園駅から平山季重ゆかりの寺、宗印寺へ向かう。

山門のモミジが真っ赤に色づいて、とてもきれいだった。

平山季重は平安末期、一ノ谷の合戦や屋島の合戦で活躍した源氏方の武将。

境内には墓のほか、季重の木造座像が安置されている。

 

宗印寺裏手にある小高い山が都立平山城址公園で、ここは平山家の見張所があった場所だそうだ。

山道を登って六国台に到着。ここから遠くの山並みがきれいに見えた。

 

       健康ウォーク参加者と

 

平山城址公園に隣接して東京薬科大学がある。

自然豊かなキャンパス内で冬桜が楚々と咲いていた。

 

ここの学生食堂は市民も利用できる。

そこで、中高年の私たちも学生に交じって列をつくった。

私はメンチカツと白身魚フライの盛り合わせを注文。

ご飯、味噌汁、漬け物がついて470円。

揚げたてでとてもおいしかった。

焼肉もお刺身がのった和定食もおいしかったそうで、「近くにあれば、毎日食べに来たい」と60代の参加者。

 

昼食後は大学内の薬用植物園を見学した。

都内で最も広い薬用植物園だそうで、とにかく広い。

一般開放されており、しかも入園無料。

丘陵の樹林の間には自然観察路があり、穴場の散策コースになっている。

約1500種類もの薬用植物が栽培され、1つ1つに学名や用途、漢方成分などが記された解説板がついていた。

植物が好きな人なら何時間でも居られそうだ。

 

東京薬科大学から住宅街の中を歩いて都立長沼公園へ向かう。

雑木林に覆われた自然公園で、まるで山登りに来たよう。

平山口から急な階段を上って野猿の尾根道を進むと、あずまやがある展望園地に着いた。

ここからの眺めは絶景で、八王子駅南口に高くそびえるサザンスカイタワー八王子をはじめ、ゆったりとした浅川の流れ、京王線や中央線の電車、奥多摩や遠く秩父の山並みがきれいに見えた。

更に進むと頂上園地。

ここで健康体操をした後、霧降の道を下り、長沼駅で解散した。

今日は天気も良く、紅葉もきれいで、最高に楽しいウォーキングだった。

 

次回の健康ウォークは12月20日(土)に開催。

国分寺市内のお鷹の道や武蔵国分寺跡を歩き、古代ロマンに浸る。


健康ウォークで多摩のテクノロジー&アグリカルチャーにふれる

2014年11月02日 | ウォーキング 健康 介護予防

10月30日に実施した健康ウォークのテーマは「多摩のテクノロジー&アグリカルチャーにふれながら歩く」。

いつもは名所旧跡や自然景観を楽しむウォークだが、今回は“知性”もプラスしようと、多摩テクノプラザと農林総合研究センターの見学を入れた。

 

この日の参加者は29人。

普段は中高年ばかりだが、今回は何と30歳の若者も参加してくれた。

西多摩新聞でウォークの情報を知り、申し込んだというNさん。

農業に関心があり、今回のコースに農林総合研究センターの見学が入っていたため、参加したそうだ。

 

スタッフ3人を含め、一行32人は午前9時半に中神駅を出発。

築地(ついじ)の地名由来碑や真覚寺を経て、広福寺へ。

ここには樹齢500年の黒松(昭島市指定天然記念物)がある。

人間にたとえたら、いったい何歳なんだろう。

枝が大きく張り出し、葉にも勢いがあって、見るものを元気にさせてくれる松だった。

 

昭島市立昭和公園で昼食。遠足の子どもたちが大勢来ていた。

この公園にはD51蒸気機関車が展示されており、クジャク、サル、ヤクシカなどがいる小動物園もある。

ここで健康体操を始めたら、公園に来ていたよちよち歩きの女の子が一緒に体操を始めた。その姿がとてもかわいくて、皆が笑顔になった。

 

午後は多摩テクノプラザへ。

ここは多摩地域の中小企業の技術支援を行う東京都の施設。

3人の職員が施設内を案内しながら説明してくれた。

この施設には3Dプリンターや様々な試験機器が設置してあり、中小企業の製品開発や試作品の測定、分析などを支援してくれるそうだ。

繊維サイトには様々な織機や整経機があって、織物の試作の様子を見せてもらった。

 

多摩テクノプラザの隣には、やはり東京都の施設である農林総合研究センター(旧立川農業試験場)がある。

農作物の品種改良などを行う施設で、試験圃場は立ち入り禁止だが、花と緑の散策路や香木園などは誰でも見学できる。

広い施設はまるで公園のようで、車いすで散歩している人もいた。

近所の人は公園代わりに利用しているようだ。

 

西立川駅まで歩き、コンコースを抜けて昭和記念公園へ。

中へは入らず、外周道路を歩いて花みどり文化センターへ行き、解散した。

歩数は2万1102歩。

帰り道、健康ウォーク初参加の友人とビールで乾杯した。

汗を流した後のビールは、たまらなくおいしい。

青空の下、元気に歩いて、ビールを飲みながら楽しいおしゃべり。

大満足で帰宅した。

 

次回の健康ウォークは11月22日(土)。

京王線平山城址公園駅に9時半集合。

紅葉の平山城址公園と東京薬科大学の薬用植物園を散策する。


日の出の里を歩き、鳳凰の舞を見学

2014年09月29日 | ウォーキング 健康 介護予防

9月の健康ウォークは「日の出の里散策と国指定重要無形文化財“鳳凰の舞”見学」。

開催日のきのうは絶好のウォーク日和で、30人の参加者とともに、秋晴れの空の下、金木犀が甘い香りを漂わせる日の出の里を歩いた。

 

集合は五日市線の武蔵増戸駅。日の出団地を歩き、まずはふれあい農産物直売所へ。地元でとれた栗、ミョウガ、サツマイモなどがたくさん並んでいた。

荷物が増えるので、買わずに我慢。

日の出町役場を経て平井川沿いを歩く。

やや色あせたものの彼岸花がまだ赤く、河原を染めていた。

八幡神社を経て、春日神社へ向かう。

この日は八幡神社と春日神社の秋祭りの日。

通りには山車が何台も出て、重松ばやしが鳴り響いていた。

 

11時過ぎに春日神社へ到着。

早目の昼食をとって、鳳凰の舞が始まるのを待つ。

鳳凰の舞は京都から伝わったといわれる舞で、雨乞いと悪疫退散を願ってこの地域で昔から舞われてきたとか。

11時半すぎ、神主さんの祝詞の後、まず「奴の舞」が始まった。

右手に白扇、左手に木刀を持った子どもたちが一人ずつ、舞いながら出てきた。太鼓の周りに円陣を作ると、お囃子がやみ、1人ずつ台詞を述べる。

最初に「えっへん」と言うのが、とてもかわいかった。

 

続いて中学生以上の若者による「鳳凰の舞」が始まった。

鳳凰の冠をつけた5人と頭巾をかぶった5人が、祇園囃子に合わせて勇壮に舞う。勇壮で見ごたえのある舞だった。

 

その後、宝光寺へ行き、立派な七堂伽藍や多摩七湯のひとつ、鹿の湯跡を見学した。

 

さらに平井川沿いを歩いて保泉院へ向かい、都指定有形文化財の閻魔王座像を見学し、イオンモール日の出で解散した。

この日の歩数は2万歩弱。

のどかな山里の風景と祭囃子、そして貴重な郷土芸能が堪能できた秋の一日だった。

 

次回の健康ウォークは10月30日(木)、多摩のテクノロジーとアグリカルチャーに触れながら、昭島から立川にかけて歩く。


「乙津花の里」から昭和記念公園へ

2014年04月16日 | ウォーキング 健康 介護予防

春爛漫、このところ毎日晴天が続いている。

きのう、取材であきる野市へ行ったついでに、かねてから訪ねてみたいと思っていた「乙津花の里」へ行ってみた。

 

檜原街道・荷田子の信号を右折。秋川を渡って光明山荘へ向かうと、辺り一面、ピンクと赤紫の世界が目に飛び込んできた。

静かな山里に、ミツバツツジ(紫ツツジ)としだれ桜が燃えるように咲いている。

桃源郷とはまさにこんなところ?と思われるような光景だ。

 

坂道をさらに登っていくと、花の寺・龍珠院がある。

しだれ桜、山桜、八重桜と境内はまさに桜の競演。

菜の花の黄色やミツバツツジの赤紫もまじり、ひときわ華やかだ。

訪れた人たちは、その美しさに感嘆の声を上げていた。

 

 

午後は昭和記念公園へ。

渓流広場ではチュ-リップが今、まさに満開。

池の周りを赤、黄色、白、ピンク、オレンジなど、色とりどりに染めていた。

花弁の先が丸いもの、尖ったもの、フリル状のものなど、その姿は様々。

しばし、絵画のような景色を楽しんだ。

 

チューリップを観賞した後は、公園内をウォーキング。

桜(ソメイヨシノ)はもう、ほとんどが散っていたが、八重桜が枝をしならせて咲いている。

中には、淡い黄色の桜もある。ウコンの桜だ。

大輪の八重咲で、とてもきれいだった。

 

今、西多摩は花盛り。

この季節をできるだけ楽しみたい。


青梅・吉野梅郷で健康ウォーク5周年を祝う

2014年03月26日 | ウォーキング 健康 介護予防

「歩いて健康になろう!」と「健康ウォーク+1」を発足したのは2009年2月。きっかけは母の介護だった。

当時、脳梗塞の後遺症で左手足がマヒして車いす生活になった母を介護していた私は、歩けないということがどれほどQOLを下げるかを実感。

どうすれば一生自分の足で歩けるかを考え、ウォーキングをしようと思い立ったのだ。

どうせ歩くなら、皆で楽しく歩きたい。

そこで友人たちに声をかけ、参加者を募って多摩地域を歩くウォークイベントを主催する「健康ウォーク+1」を発足したのである。

その第1回のウォークイベントを2009年3月19日、青梅市の吉野梅郷で開催した。参加者は十数人ほど。

当時の吉野梅郷は青梅市梅の公園を中心に、民家の庭や畑、道端など、いたるところに梅が花開き、辺り一面に甘い香りを漂わせていた。

まさに桃源郷のようだった。

 

あれから5年。毎月1~2回のウォークイベントを継続して開催し、今月で5周年を迎えた。

参加者は毎回30人前後。多い時は60人を超えたことも。

参加総数は2000人近くになる。

 

5周年の記念ウォークは第1回を開催した吉野梅郷にしようと決め、22日に開催。

宮ノ平駅をスタートし、日向和田臨川庭園、竹林寺、鎌倉街道をめぐり、梅の公園、そして即清寺を、34人の参加者とスタッフ3人の計37人で歩いた。

日向和田臨川庭園の梅は満開で、春蘭も咲いていた。

庭園から見る多摩川の景色が美しい。

 

竹林寺から梅の公園へ行く道は、竹が美しい小路で、眼下に青梅の街が望める。

 

梅の公園は、今年が見納めとあって、最後の梅見を楽しむ観光客でごったがえしていた。

 

ここの景色の素晴らしさは偕楽園や越生梅林と違って、山の上から赤やピンク、白の梅が一望できること。青梅丘陵や奥多摩の山々、そして青梅の街並みと一緒に梅の花が楽しめるのはここくらいしかないのでは。

梅の根元に咲く青梅草(福寿草の原種)の黄色い花や、玄界ツツジの濃いピンクと白の花も一緒に楽しめる。

 

この美しい景色も今年で見納めになる。

ウメ輪紋ウイルスによる感染を防止するため、花が終わると1260本の梅の木全部が伐られてしまうのだ。残念で仕方ない。

青梅市は再生を計画しているが、最低でも10年はかかるという。

梅の公園は再生されるだろうが、民家の梅林はそのほとんどが戻らないだろう。

 

しばし、梅見を楽しんだ後、農家のオープンガーデンや既に伐られて根元だけが残っている古木「鎌倉の梅」や「石割の梅」を見て、即清寺へ。

境内の招春梅はまだつぼみだったが、裏山ではカタクリが2、3輪、咲いていた。

 

ウォーキングの後は多摩川を望む白亜の館「ローズタウンティーガーデン」で5周年祝賀会。イングリッシュアフタヌーンティーとデザートをいただきながら、5周年を祝うと共に、今後もウォーキングを継続することを誓った。