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太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

あきる野市寿大学で「介護されない体づくり」を講演

2014年06月27日 | 健康長寿 アンチエイジング 介護予防

秋川キララホールできのう、あきる野市寿大学が開かれ、「今から始めよう! 介護されない体づくり」の講師を務めた。

開演は2時だが、パソコンとプロジェクターを接続するなどの準備があるため、1時前に会場へ。

するともう、入場者の列ができていてびっくり。

開場の1時20分までに何とか、13枚のスライドがプロジェクターに映るのを確認できてほっとした。

 

寿大学はあきる野市在住の60歳以上の高齢者を対象とした講座で、毎回、700人も集まるという。

これまでいろんな場所で講演してきたが、それほどたくさんの聴衆を前に講演したことはない。

パソコンを操作しながらの講演も今回が初めて。

大丈夫かなあ・・・不安がよぎる。

 

学長さんのあいさつの後、舞台に出た。

会場は満席。

700人の視線が一斉に注がれ、思わず「ウッ」となったが、第一声の「皆さんこんにちは」の挨拶はとびきりの笑顔で言うことができた。

 

 

まずは母親の介護体験から話す。

ある日突然、母親が脳梗塞で倒れて車いす生活になり、片道5時間の遠距離介護が始まったこと。

介護は本人だけでなく、家族の生活も一変させてしまうこと。

母親の介護を機に、自分自身が最後まで自立して生きるにはどうすればいいかを考え、介護予防の研究を始めたことを話した。

 

そして、介護をめぐる日本の現状を、データで示しながら解説。

要介護者が増え続け、介護保険の給付額がうなぎのぼりに増えていること、国を破たんさせないためには「高齢者が元気でいること」だと訴えた。

 

国民生活基礎調査「介護が必要になった主な原因」の結果から、①動脈硬化を防いで脳血管疾患を予防する②脳を若返らせて認知症を予防する③筋力をつけてロコモティブシンドロームを予防する、の3点を頑張れば、要介護リスクをぐーんと減らせることを話した。

 

               呼吸法を指導

第2部の実践編では、健康長寿のための呼吸法や脳を若返らせるトレーニング、声を若返らせるトレーニングなどを実際にやってもらい、最後に「ふるさと」と「青い山脈」を700人で大合唱。

キララホールは音響が自慢のホールだけに、会場いっぱいに素晴らしい歌声が響き、感動してしまった。


目薬で視力が回復できる?

2012年11月04日 | 健康長寿 アンチエイジング 介護予防

視力検査では両目とも1.5。

視力だけは自信がありました。

20代までは。

ところが30代になってワープロを始めてから徐々に視力が低下。

40代になって日常的にパソコンを使い始めたら、ますます低下。

眼鏡をかけないと免許の書き換えが通らなくなり、とうとう視力が左右とも0.3にまで落ちてしまいました。 

でも、近眼のおかげか、還暦が近くなった今も老眼鏡をかけずに新聞が読め、キーボードを打つことができます。

なので、車の運転をするときと、お芝居や映画を見る時以外は眼鏡をかけずに過ごしています。

 

視力を回復させて、昔のように眼鏡なしで遠くまでくっきり見たい。

でも、レーシックを受ける勇気はありません。

以前、視力を回復させるというトレーニング機器を買って試したこともありますが、効果はありませんでした。

 

加齢とともに乱視もひどくなって、三日月がボーッと満月みたいにふくれて見えます。

最近、蚊のようなものが飛んでいるように見える「飛蚊症」も現れてきました。

 

同級生が「飛蚊症で眼科へ行ったら、網膜剥離を起こしかけていて、もう少しで手遅れになるところだった」と話していたのを聞いて心配になり、私も眼科へ行きました。

散瞳剤を点眼して瞳孔を広げて、眼底を調べる「精密眼底検査」というのも受けました。

その結果、医師は「加齢によるものです。心配ありません」。

ほっと胸をなでおろしたのですが・・・

 

その後すかさず、気になっていたことを聞いてみました。

10月26日放送のNHK「ためしてガッテン」で紹介された目薬です。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121024.html

最近開発されたドライアイの治療薬は、「ムチン」の分泌を促して、視力を回復させるそうです。

通常、涙は均一になめらかに目の表面に広がりますが、ドライアイの人は涙がデコボコになって、そのために見えづらくなり、実際の視力よりも低下して見えるとか。

 

正に私は、正真正銘のドライアイ。

よし、この目薬を手に入れて視力を回復させよう。

 

ということで、番組を見てメモした目薬「ジクアホソル」か「レバミピド」を処方していただけるよう聞いてみました。

 

すると医師は「ためしてガッテンを見たんですね。あなたのような人が何人も来ましたよ」ですって。

さすがNHKの反響はすごいです。

 

しかしこの医師、「視力が回復するなんて嘘ですよ。視力は変わりません」ときっぱり。

 

「でも、ためしてみたいんです」と言って、処方箋を書いてもらい、薬局へ。

ようやく手に入れました。目薬代は1か月分で630円。

これで視力が回復できたら、安いものです。

 

以前はドライアイ治療薬として「ティアバランス」というヒアルロンサン入りの目薬を処方してもらっていましたが、効果はありませんでした。

 

さて、私が手に入れた目薬の名前は「ジクアス点眼液」。

有効成分は「ジクアホソルナトリウム」とあるので、確かに「ためしてガッテン」で紹介していた目薬です。

1日6回点眼。点眼後は1~2分、目を閉じておくよう注意書きがあります。

 

さっそく自宅に帰って目薬をさしてみると――

「うっ、しみる。なんとなく目が痛い」

 

1分ほど目を閉じてから、静かに開けてみると・・・

 

特に変わったことはないというか、目にしみて軽い痛みが残っているような・・・

 

本当に見えやすくなるのかな?

とにかくNHKを信じて1か月間、目薬を差してみようと思います。

 

結果は1か月後にご報告しますね


アンチエイジングのための簡単エクササイズ教室

2012年08月21日 | 健康長寿 アンチエイジング 介護予防

最後まで自分の足で歩いて介護されない自立した人生を送りたい。

そのために今から何をすればいいの?

 

母の介護をしながら5年間、医師への取材や様々な資料から研究してきました。

その結果、

  動脈硬化を予防して、要介護になる一番の原因である脳血管疾患を防ぐこと

 足腰を鍛えてロコモティブシンドロームにならないようにすること

  脳を活性化して認知症を予防すること

この3つをしっかり行えば、「いきいきコロリ」(最後まで生き生きと活動的に生きて、コロリと天国へ行けること)が実践できると確信しました。

 

そのためのエクササイズを今年4月から毎月第1火曜日午前10時~11時30分、

青梅駅前のコミュニティスペース「サローネ」で開催しています。

題して「アンチエイジングのための簡単エクササイズ教室」。

心も身体も若返る(=アンチエイジング)ことが、介護予防でもっとも大事なことなのです。

 

表情筋トレーニング

気功をとりいれた呼吸法

エクササイズ内容は、要介護リスク度チェック、健康長寿のための呼吸法、若々しい顔をつくる表情筋トレーニング、ロコモティブシンドロームを防ぐ健康体操、若々しい声をつくる発声法など。

最後に愛唱歌やフォークソングなど皆が知っている歌を楽しく歌っています。

現在、60代70代の女性を中心に毎回10人くらい参加してくださっています。

あなたも今から「いきいきコロリ」の実践、始めませんか

 

定員15人。参加費は1回500円です。

お申し込みは  090-8817-6077へ。

メールでもOKです。

tota@kyi.biglobe.ne.jp