ひとりの老後を応援する団体・リリアンネットの8月定例会は、20日(日)に開催。
「暑気払いイベント」と称して、府中市郷土の森博物館とサントリーのビール工場を見学した。
分倍河原駅前に建つ新田義貞像を見学した後、バスで府中市郷土の森博物館へ。
広大な敷地の中にケヤキ並木があり、江戸時代から昭和初期に建てられた8棟の建物が移築復元されている。
蔵造りの薬屋、府中宿の大店、茅葺屋根の農家、洋風建築の旧府中町役場庁舎などがあって、さすが、武蔵国の国府があった府中ならでは、と感心した。
博物館の職員が説明してくれたのもありがたかった。
昼食は博物館内のレストランで。この日の参加者は8名で、初対面の人もいたので、一人ずつ自己紹介。ずっと独身できた人、離婚や死別でおひとりさまになった人など様々だが、多摩に住む女性同士、和気あいあいと交流できて楽しかった。
リリアンネットの存在が、私にとってもほかの人にとっても、心の居場所になれたらいいな。そうなれるようこの団体を育てていきたい。
午後は、徒歩でサントリー武蔵野ブルワリーへ。下見をしたはずなのに道を間違えてしまい、大回りをして30分ほど歩き、大汗をかきかきビール工場へ。すぐにもビールの試飲がしたかったが、ガマン!ガマン!
見学者は若い人のグループが多く、おばさんグループは私たちだけ。最初にビデオでビール造りの概要を学んだあと、工場内を見学した。
ビールの原料となる麦芽を試食したり、ホップの香りをかがせてもらったり。プレミアムモルツに使う麦芽は二条大麦麦芽に希少なダイヤモンド麦芽を混ぜているとか。試食したダイヤモンド麦芽はこおばしくて、噛むと甘みがあっておいしかった。
ビール造りの工程を1周させてもらったが、隅々まで機械化されていて、従業員が少ないのにびっくりした。
いよいよ最後は試飲タイム。1人3杯まで無料とのことで、大好きなプレミアムモルツをガブガブいただいた。ここで飲むプレミアムモルツはとにかく、おいしいのだ。
先日、息子が来たので、奮発して缶のプレミアムモルツを買ってきたが(普段は発泡酒)、それほどおいしいとは思わなかった。工場で飲むビールがおいしいのは、出来立てだからだろうか? 周りを見渡せば、どこのテーブルも笑顔があふれている。
リリアンネットは5月にワイナリー巡りを楽しんで、今回はビール工場見学。酒好きおひとりさま女性の集団になりつつある?
ほろよい気分で見学終了。帰りはサントリーのバスで分倍河原駅まで送ってもらい、解散した。
9月の定例会は17日(日)午後1時30分から、立川市女性総合センターアイムで開催。「どこにする? 終のすみか~高齢者住宅の最新事情」をテーマに、サービス付き高齢者向け住宅、ケアハウス、シニア向け分譲マンション等の比較、自宅に住み続ける場合のメリット・デメリットなどを学ぶ。会員外も参加可。問い合わせは090-8817-6077太田へ。