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太田知子の いきいき!健康長寿

健康医療ライターで介護予防インストラクターの太田知子が介護されない体づくり、若さと元気をキープする方法について語ります。

コーヒーは骨によくない?

2012年08月24日 | 健康長寿 骨粗鬆症 骨密度 コーヒー

女性はホルモンの関係で50歳を過ぎると急激に骨密度が減って、骨がスカスカになってきます。

これが骨粗鬆症で、骨がもろくなるため、少しの衝撃で骨折しやすくなります。

ちょっと尻もちをついたり、くしゃみをしただけで、背骨が折れてしまうことも。

それが原因で寝たきりになることも少なくありません。

 

仕事で整形外科のお医者様をたくさん取材していますが、「最近、高齢女性の脊椎や腰椎の圧迫骨折が非常に増えている」と皆さん、口をそろえたようにおっしゃいます。

 

将来、圧迫骨折で寝たきりにならないために今できること、それは骨密度を上げておくということです。

 

そこで自分の骨密度を知るため、先日、骨粗鬆症予防検診を受けました。

あらかじめ予約して市の保健センターに行き、検診車の中で、台の上に左腕をのせ、DXA法(2重X線吸収法)という方法で検査を受けました。

超音波で測る方法もありますが、このDXA法はより正確に骨密度が測れるそうです。

 

その結果は――

 

0・576g/㎠で、同じ年齢の平均骨密度の102%でした。

しかし、若年成人の平均骨密度と比較すると89%で、「要指導」の判定でした。

 

「えっ、なぜ?」と、ちょっとショック

数年前の検査ではとてもいい結果だったのです。

 

その後も毎日カルシウムが増量された牛乳を飲み、太陽の光を浴びてよく歩いていたので、きっといい結果が出るに違いないと信じていたのですが・・・

 

検診の後、骨粗鬆症予防教室に参加しました。

そこで学んだことは・・・・

 

コーヒーやお酒のとりすぎはよくないということです。

コーヒーやお酒は利尿作用があるので、せっかくとったカルシウムが尿中に出て行ってしまうのだとか。

 

お酒はたまにしか飲まないけど、私は大のコーヒー好き。

とくにカフェオレが好きで、牛乳をたっぷりいれたカフェオレを毎日5~6杯飲んでいます。

 

そうか、コーヒーがいけなかったのかと納得。

これからは1日に1~2杯にとどめ、それ以上は飲まないよう気を付けようと決心しました。

 

それと、リンを含む食品(清涼飲料、カップメン、スナック菓子など)も、カルシウムの吸収を抑制してしまうので、よくないそうです。私は普段からあまりとらないけど、子供たちにはとらせたくないですね。

 

カルシウムをしっかりとって、よく体を動かして、太陽の光を浴びる。

これを実行して来年、また検診を受けようと思います。

次回は若年成人の骨密度に近づいていますように。