屋島は島ではなく半島。頂上部が平らで、まるで屋根のように見えることから「屋島」と名付けられたとか。
中心部にある談古嶺からは、源平合戦の舞台となった檀ノ浦が眼下に望めました。
(クリックすると大きくなります)
木曽義仲に敗れた平氏はここ、屋島に本拠地を構えていました。
しかし、義経に攻め落とされてさらに西に追い詰められ、最後は下関の「壇ノ浦」で滅亡してしまうのです。
屋島には、四国八十八箇所霊場の第八十四番札所である八島寺もあって、お遍路姿の団体客がたくさん来ていました。
見れば年配の方がほとんど。こんな暑い日に霊場参りだなんて、熱中症にならないかしらと、他人事ながら心配になりました。
ジリジリと真夏の太陽が照りつける中を1時間半ほど歩き回って、さすがにギブアップ。
「涼しい所で昼食を」と高松駅に戻り、高松シンボルタワーへ。
(シンボルタワーからの景観)
ここの29階にあるレストランで「讃岐うどん膳」をいただきました。
讃岐うどんにじゃこ飯、天ぷら、煮物、つくだ煮が付いて何と850円。
デザートにフランボワーズのシャーベットをいただいて計1050円。
冷房の効いたおしゃれなレストランで、瀬戸内海に浮かぶ鬼ケ島や小豆島を一望しながらいただいた食事は最高でした。
リムジンバスの出発時刻までまだ1時間あったので、史跡高松城跡(玉藻公園)へ。
今度いつ来れるか分からないと思うと、暑さもなんのその。
日焼け止めクリームを塗り直し、日傘をしっかり差して、城跡へ。
やっぱり来てよかったです。
瀬戸内の海水を外堀、中堀、内堀に引き込んだこの城は日本の三大水城の一つとか。
天守閣は残っていませんが、水手門、月見櫓、渡櫓など見所が多かったです。
歩数計は持ってこなかったけど、この一日でおそらく2万歩は歩いたかも。
高松の魅力をたっぷり味わって、リムジンバスに乗り、高松空港へ急ぎました。
帰りの飛行機からは富士山が見られ、最高の空の旅でした。