阿豆佐味(あずさみ)天神社から20分ほど歩くと立川防災館があります。
ここは東京消防庁が平成4年に開設した防災の体験学習施設。
地震体験、煙体験、消火体験、救急体験が無料でできる人気の施設です。
4階は広々とした休憩所になっていて、ここでお弁当が食べられるので、雨の日でも安心です。
ウォーキングイベントを毎月開催していて、一番困るのが、雨天時の食事処。
参加者が30人もいると、予約なしでレストランに入るわけにもいません。
雨天時にお弁当が食べられる屋根つきの場所があるか否かは、ウォーキングコースを決める際の重要ポイントです。
さて、ここでは震度7の体験をしてみたかったのですが、希望者が多く、1時間以上待たないと体験できないというので、今回はあきらめて、館内を見学しました。
大理石の階段、カラフルな展示物と、とにかく豪華。聞けばバブル期に計画されたので、かなりの予算が使われたとか。
案内の職員が「今じゃとても造れません」と言ってました。
立川防災館があるこの辺り一帯は立川基地の跡地で、国や都の施設が次々と移転してきているゴールデン地区。西側には広大な昭和記念公園があります。
防災館から南極北極科学館までは徒歩で10分ほど。街路樹が生い茂った木陰の道を歩く快適なウォーキングが楽しめました。
南極北極科学館は国立極地研究所の情報発信基地で、無料で楽しめる穴場スポット。
南極の氷に触れたり、本物の隕石を見たりでき、南極観測隊の雪上車も展示されています。
一番人気はオーロラシアター。南極や北極で撮影されたオーロラが全天ドームに映し出されるのです。
高いお金を払って、カナダや北欧にオーロラ観光ツアーに行っても見られるとは限らないけど、ここなら100%、臨場感あふれるオーロラが見られます。しかも無料で。
館内には南極観測隊員が着た防寒具も展示されていて、試着も可能。
私もペンギンと一緒に記念撮影してきました。
玉川上水駅を起点に、上水沿いの遊歩道、金毘羅神社、阿豆佐味天神社、立川防災館、南極北極科学館と回ったウォーキングコース。歩数はおよそ2万歩でした。
なかなかいいコースだと自我自賛。果たして何人参加してくれるかな。
9月の本番が楽しみです。