今月の健康ウォークは「府中多摩川かぜのみちとビール工場見学」。
13日に実施したのだが、初参加のKさんから今日、お礼の手紙が届いた。
「暑かったけれど、楽しく歩けた」と初ウォークを楽しんでくれたようなので、主催者としては嬉しい限りだ。
お手紙には短歌がたくさん書かれていたので、今回はKさんの短歌を交えながら、当日の様子を紹介したい。
この日は、まだ梅雨明け前だったにもかかわらず、朝から夏の太陽がギラギラ輝く猛暑日。
熱中症を心配してキャンセルする人もいるのではと思ったが、キャンセルは1人もなく、Kさんら初参加3人を含む33人が参加してくれた。
暑き日や 梅雨の晴れ間のウォーキング 府中界隈 日照りの中を
集合場所の京王線東府中駅からまずは、瀧神社へ。
ここは大國魂神社の末社で、くらやみ祭の競馬式の前に、この神社の湧水で騎手と馬が身を清めるそうだ。
武豊や福永祐一など、騎手のサインがズラリと展示してあった。
鳥居の横には、ご神木の大きなケヤキの木が天に向かってそびえている。
葉陰でしばし休憩。
瀧神社 樹木に囲まれ涼しげな かわいい滝に 思わず笑みが
ここから府中崖線を15分ほど歩き、東郷寺へ。
日清・日露戦争で活躍した海軍大将、東郷平八郎の別荘や農園があった場所で、東郷を慕う人たちがこの寺を建てたという。
黒澤明監督の映画「羅生門」のモデルになったという山門がドーンとそびえていた。
この寺はしだれ桜で有名で、下見に訪れた3月末には見事な花を見せてくれた。
東郷寺からは木蔭がなくなり、日向の道が続く。
競艇場の前を過ぎ、多摩川競艇場前駅を通り抜けて、多摩川の土手へ。
ここから府中多摩川かぜのみち道を歩く。
木が1本もなく直射日光がサンサンと降り注ぐ。
暑い。汗がポタポタ落ちる。
救いだったのは、風があること。
「かぜのみち」というだけに、川風がヒューヒュー吹いていた。
炎天下 多摩川べりを歩みゆく 流れる汗に 風吹き渡る
炎天下を1時間近く歩き、ようやく郷土の森公園に到着。
修景池の大賀ハスは花の盛りが過ぎ、もうだいぶ実になっていた。
木蔭を探してお弁当を食べ、その後は冷房の効いた体育館の中でゆっくり休ませてもらった。
集合後、スタッフのSさんの指導で自彊術の体操をした。
健康ウォークでは毎回、イベント中に公園などで体操することにしている。
この体操は、初参加の人にも評判が良かった。
猛暑日や こまめに補給 水うまし 体操指導 体も元気
サントリー武蔵野工場の見学予約時間まで、少し時間があったので、多摩地域最大級の卸売市場「大東京綜合卸売センター」に寄り道した。
ここは生鮮食品だけでなく、衣料品や雑貨もある。
売り子さんとの掛け合いも楽しく、ショッピングを楽しんだ。
いよいよこの日のメーンイベント、サントリービール工場見学。
ブルーの制服が爽やかな若い女性スタッフの案内で、近代的な工場内を見学した。
その後、できたてのザ・プレミアム・モルツを試飲させてもらう。
引率者 チームプレーの良きを得て サントリー着く ビールで乾杯
1杯目はワイングラスで香りを楽しみながらの試飲。
のどが渇いていたので、香りを楽しむ間もなく、ゴクゴクと一口で飲んでしまった。
ああ、おいしい。サイコー!
次は新製品のマスターズドリームをグラスでいただく。
プレミアム・モルツよりも色が濃く、コクと苦みがある感じ。
3杯目は、グラスでプレミアム・モルツ。
やっぱりこれが一番。
3杯もいただき、幸せ気分満喫。参加者の皆さんもとても楽しんでくださったようだ。
帰りはバスで分倍河原の駅まで送っていただき、幸せ気分いっぱいで帰途についた。