腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

Super Lucky's Tale

2019年12月23日 02時07分32秒 | XBOX Oneゲーム感想文
【ハード】XBOX One
【メーカー】Xbox Game Studios
【発売日】2017年11月6日
【定価】1900円(DL版)
【購入価格】950円
【プレー時間】19時間


「Super Lucky's Tale」、カタカナにするとスーパーラッキーズテイルである。XBOX Oneの、ぶっちゃけ何でもないソフトだ。
だがこの一本、俺は何気に発表時からずっと気になっていたのだ。初出は2年前、2017年のE3で流れたPVだったと思う。
何故気になっていたのか? 一つは今作のキャラと画風だ。見れば分かるが、擬人化動物が主役の、優しげなイメージである。
XBOXと言えば、筋肉隆々の男達がAK78で殺し合うゲームばかり(誇張)の、血生臭くて男臭い漢ハードである。言い過ぎ。
そんなXBOX Oneゲームの中で、今作の作風は明らかに異端。任天堂ハードのゲームが紛れ込んだかのようで非常に目立った。
まぁMSだってXBOXに多彩なゲームがあってほしいんだから、今までこういう作品が皆無だったわけじゃない。あるにはある。
でもXBOX Oneで、3Dアクションとなると、俺は他に思い浮かばない。とにかく、主観ではあるが非常に珍しく思ったのだ。

そしてもう一つ思ったのが……「マリギャラに似すぎじゃね?」である。そう、比類なき「スーパーマリオギャラクシー」に。
マリギャラについては、今更説明するまでもない。Wiiにおいて「任天堂ゲーム」の凄さと面白さを知らしめた傑作である。
マリギャラは3Dアクションであり、そのジャンルは何ら珍しくない。故に似ているゲームも珍しくない。分かってる。
……けど今作は、動画を見ただけで「これ大丈夫か?」と思うくらいクリソツ死語だった。炎の仕掛けとかコインの配置とか。
プレーすれば感覚は違うかもしれない。実際、プレーしてみれば別物だった。けど、見た目は。参考にしたのは確実だろう。
発売元はMSなのに、ようここまで露骨なことやるなぁ、と。ゲームの世界では別に罪ではないが、指は差されるだろうから。
そんなわけで、XBOX Oneらしからぬ世界設定とマリギャラそっくりな画面構成で、何気に忘れられないタイトルになった。
でも例によってすぐに手を出すことはなく、2年。何度かDL版のセールもあったが、本音は現物版を狙っていた。
が、先日とうとうDL版が950円になっていたので、これが潮時(表現がおかしいだろ)と思って購入。即座にプレー開始した。
理由はどうあれ、俺が発表当初から興味を持ち続けるタイトルは今では珍しい。今作は間違いなく「特別な一本」だ。
さぁ、見せてくれ。マリギャラを超える逸品なのか、所詮イタダキゲーなのか。プレーすれば、全てが分かるのだから。

むぅ。主人公はタイトル通りラッキー君。狐の半擬人化てとこか。喋れるし立てるが、移動は四足歩行だったりする。
ゲーム界で狐の擬人化と言えば、ソニックシリーズのテイルズが思い出される。実際、ラッキーは結構似てる。まぁ仕方ない。
ラッキーのアクションは、2段が可能なジャンプ、尻尾回転攻撃、あと地面が土なら潜って身を隠した状態で移動が可能。
かなりシンプルである。意外にもラッキーはジャンプが非常に低く、壁ジャンプ等の派生アクションも一切ない。
良し悪しの話ではなく、この点で既にマリオとはかなり違うアクションと言える。元々似てるのは見た目のことなのだが。
ジャンプの低さにイラつかされることは多いが、今作の個性なんだからやむを得ない。擬人化して野生を忘れちまったか。

アクションは受け入れられるとして、どうにもレベルが低いと感じられるのが、カメラだ。視点調整とも言う。
今作は3Dアクションであり、尻尾回転攻撃はあるものの、多くの敵はそれだと気絶するだけ。倒すには「踏む」必要がある。
ここはまんまマリオだな。まぁそれはいいんだが……マリオと違い、今作のラッキー君は非常に踏み難い。感覚が掴めん。
単純な話、カメラが悪いから3D空間の把握がし難いのである。踏みミスをし、ダメージを食らう。非常に不快な一瞬だ。
「3D空間でのジャンプアクション」はこのジャンルの大きな問題で、故にマリオシリーズはそこに細心の配慮をしてきた。
それが今作にはない。別に不可能とは言わんが、いちいち踏み難く、しっくり来ない。ゲームへの入り込みを阻害される。
これは足場ジャンプ等にも当然絡んでくる。そんなシビアなジャンプを要求されることはないが、どうにも気持ちよくない。
だからって「こうすべき」とは言えないが。非常に感覚的な話だからな。その辺は匠の技、マリオはさすがと言うべきか。
カメラは右スティックで回せるが、角度に制限があるからあまり役に立たない。これはマリギャラでも同じだったなぁ。
ゲームにおいて「ミスに納得できる」というのは非常に重要である。それが次のプレー意欲を生み出すことになるからだ。
バランス面ならさておき、カメラで納得行かない思いはしたくなかった。せっかくお手本があるんだから頑張れよ。はー。


ゲームは、まずフィールド(4つある)に幾つか扉があり、それに入れば個々のステージが始まるという構成になっている。
マリオ64で言う城とステージのような関係だ。その辺は意識して踏襲したのだろうか。分かり易いから別に構わんが。
ただ今作は完全に一本道で、現ステージをクリアーしない限り次の扉は開かない。また、別フィールドへ飛ぶことも不可能。
素直に順繰りにやっていくしかないが、まぁそれで困ることはないと思う。クリア済みステージには自由に再挑戦が可能。

さて、ゲームの目的だが、「クローバーを集めること」である。クローバーはマリオで言うスターやムーンだ。収集物。
クローバーは各ステージに必ず4つ存在し、ちゃんとやれば1プレーで全取得も可能。また取り方も共通している。
「ステージでコイン300枚を取る」「5種の文字集め」「隠しクローバー」、そして「ステージクリアー」でも手に入る。
4つ以外には一切なく、条件も分かっているから、そういう意味では楽だ。無論、注意深く探索することは必要だが。
「コイン300枚」は一番簡単な条件だが、ステージ内にあるコインは有限で、その総数はステージ毎に全然違う。
総数が少ないステージだと妙に苦戦することがあり、ここはちょっとおかしいと思った。まぁ瑣末な不満である。
マリオと同様、必要な数のクローバーさえあれば先へ進むことは出来るが、もちろんそんな甘えは許されない。
全取得しない限り、次のステージへは行かないことにした。まぁそんな大袈裟な話じゃなく、その方がスッキリするからね。

そうしてクローバー集めゲームが始まるのだが……面白いね。こういうのはいい。永遠にいい。目的のためのゲーム。
「集める快感」はゲームの基本、いや娯楽の基本ですらある。一個一個クローバーを取り、ステージの目的を埋めていく。
4つのクローバーはアイコンとして表示されており、入手すると明るくなる。4つを取れば、そのステージはコンプ。
そしたら次のステージに挑戦し、最初は色々試行錯誤しながらステージの特徴を見切り、本格的な探索を開始する。
面白い。カメラワークに不満はあるが、そう出来の悪いゲームじゃない。普通に遊べると言っていい。故に普通に面白い。
基本的にガンガン進めるゲームだが、クローバーが見付からず足止めされることも当然ある。精神を集中し、探索をする。
そしたら、見つかる。とても嬉しい。強い快感に包まれ、次のステージへ。以下繰り返し。良質の循環が待っている。
これなんだよなぁ。なんだよ、ちゃんと分かってんやん。マリギャラ似でもあるが、これが俺のやりたかったことだ。
キッチリと俺の期待に応えてくれるゲームだった。累計クローバーの数字が増える度に、ニヤニヤを抑えられなかった。

今作の難度だが、「妙に難しいと思うこともあるが全体的には普通」だと感じた。……口下手か! ごめんなさい。
開始直後は、妙に難しい。「無理ではないけど、最初からこのバランスでやらせるか!?」とビックリした。
もしかしてきゃわゆい見た目に反した鬼畜バランスなのかも……とビクビクしたが、それはなく、全体的な難度は普通だ。
今作はライフ&残機制で、ライフは最大3つ、増やす手段は一切なく、常に3まで。また残機はデフォで5、こちらは増やせる。
ライフも残機もまぁ標準的と言えるが、どちらも回復手段が少なく、それでいて敵に当たったり穴に落下することは多い。
情けない話だが、何度も普通にゲームオーバーになった。残機が簡単に数十まで増えるマリオとここは大きく違っていた。
そして今作の厳しいとこなんだが、「ステージ中にゲームオーバーになると、成果は全部チャラ」となる。文字通りの意味だ。
それまでにクローバーを3つ集めていようと、ゲームオーバーになればチャラ。また最初から集め直し。これはキツい。
クローバー集めにはそれなりに手間も時間もかかる。ライフも残機も少なめの中、頑張って集めた大切な成果だ。
それが、ゲームオーバーでチャラ。まぁゲームとしては自然な仕様なのだが、このゲームとしては厳しいなと思った。
不可能なバランスでは全く無く、慎重にやれば大丈夫だ。要は自分が悪いのである。だからこれでいい。……と思う。

にしても、3Dアクションで死ぬと、イライラするね。これはマリギャラもそうだった。マリギャラもイライラゲーだった。
今作の場合は死因に悪いカメラが絡むことも多いから、尚更イライラした。「ふざけんな!」とか普通に口に出てしまう。
けど実際のとこ、こういうイライラもゲームの面白さの一部なのかもしれない。イライラしない3Dアクションなど価値なし。
平坦なゲームハマりも悪くはないが、イライラして熱くなる方がそれっぽいだろう。今作にはそういうハマり方をした。
カッカしつつコントローラーに齧り付いてこそゲーム。熱くなってこそゲームだ。ファミコン時代からの定説だ。
……ごめん、熱くなるのはいいけどイライラはないに越したことはないです。要は理不尽さを感じさせないゲームが良い。
でもそんなゲームはそうそうないからね。これくらいでいいのさ。今作はイラつくが面白いゲームだった。それで十分。
フィールド最後にはボスが待っているが、ラスボス含めてどいつも弱かった。ちなみにボス戦はどれもマリオ的な3回踏む系。
それはいいとしても、ボスの攻撃がどれも似通ってて呆れた。フィールドの締めなんだからもうちょい作り込めよ。
ボス戦は今作で随一の手抜き部分かもしれない。ラスボスにも全く権威を感じず、盛り上がりのないまま終わった。はぁ。

ステージにクローバーは4つだが、フィールドにも数多く、ステージとは違った方向性で用意されてる。
小さなパズルやミニゲームをクリアーすれば一つ貰える。ステージのものより話が早く、こちらも面白い。
特にパズルは、コマの操作こそ尻尾攻撃でやるものの、純粋な思考パズルだ。難しい問題は唸って考える必要がある。
もちろんクローバーに貴賤はないので、こちらも全部集めるべく頑張った。やれば出来る難度だったから頑張れた。
そうして集めたクローバーは、全部で99枚。半端やのう。ちなみに、画面上の表示は99/113だ。……え? どゆこと?
答えはDLCだ。DLCでの追加ステージのクローバーも含めれば113枚ってことだ。アホかふざけんな、そんなん含めるな!!
ゲーム終盤まで行ってもMAXに全然届かんから、てっきりクリア後の追加ステージがあると思ってたのに、一切なし。
DLCがダメとは言わんが、それをゲーム本編でのクローバー総数に含めるのはあかんやろ。悪質な誤認誘導だ。ムカつく。
DLCは2種あり、合計で1000円ちょい。本編面白かったから買ってもよかったんだが、気に食わんからやっぱスルーにした。
まぁいいさ。もちろん本編クローバーは全取得した。頑張れば十分に自力でやれる範囲であり、非常に満足。
ボリュームはそんなにないが、バランスに満足したのでOKである。安価購入だしね。寄生虫やのう。ごめんなさい。

実績に関しては……クローバー集めをきちんとやれば、大半を取れるようになっている。捻くれ実績はない。
俺は元より真面目にプレーしてたからガンガン取れた。XBOX OneゲームはXBOX360より貰える数字が増えてて嬉しいのう。
そんで、クリアーまでは極めて順調だったんよ。でもさすがに取り残しネタはある。それはクリア後に頑張ることになる。
……で、やっぱこういうのは「罠」が隠されてるもんだよね。あったよ、エグいのが。「コイン99999枚集めよう」てのが。
今作のコインは、マリオ的にフィールドやステージの至る所に置いてある。他、1個で10や50枚扱いのアイテムもある。
それらをとにかく取る。ちなみに取ったコインでラッキーの衣装を買えるが、正直どうでもよかった。一応買ったけど。
とにかく、コインを累計で99999枚取るべし。クリア時点では達していなかった。約13000枚だった。……は?
俺はクリアーまででもちまちまコインを集めていた。「取る快感」があったから、意味は薄いけど楽しみとして取っていた。
それでも1万ちょいで終わったのだ。……これを、あと7倍取れと? いやマジですか? 途方に暮れた。

こういうのは、所謂「稼ぎ」が可能なら大した問題ではないんだが……今作でそれは不可能。隅々まで調べたから分かる。
コインはステージやフィールドを出入りすると復活するので、歩き回って集め、画面を切り替えて……てのが「稼ぎ」となる。
自動化なんて不可能で、きっちり手作業。フィールドで50枚アイテムを集め、そのフィールドに入り直し、繰り返し。
そうそう、今作は読み込み時間が長い。ステージ開始時にかなり待たされる。本編プレー時は気にならなかったが……
コイン稼ぎをするとなるとこれが非常にイライラした。画面切り替えを何度もする必要があるのに、その度待たされる。
それでいて1ターンで取れるコインは、300弱というところ。これを8万枚以上取るまで続ける。……いやぁ、参った。
俺は緩いトロ・実績厨で、頑張る気はあるけど無理と思ったら諦める心づもりもある。どうとでも出来る上手い言い方だね。
じゃあこの超作業ネタはどうするか……やるかやらんか……ううむ……と悩んだが、やると決めた。そして、やりきった。
大体4~5時間かかったかなぁ。その間、只管フィールドを同じルートで回ってコインを集め、画面を切り替えて以下同文。
さすがに一直線でやると気が狂うから、数日に分けた。1回1万枚くらいを目処に休憩を入れ、地道な作業を只管に繰り返す。
まぁ、何とか達成しましたよ。久々に「ゲームで時間を無駄にした」と思ったわ。でもいいんだ。俺がやりたいからやった。
ちなみに99999枚の実績取得率は、驚異の0.19%。はっはっは。人にできないことをやる。カッコ良いとはこういうことさ。
それ以外の実績も全て取得し、これにて完全クリアー。XBOXゲーで実績コンプ出来たのは珍しい。その意味でも満足だ。

※※※※※※※※※ 2021/1/4追記 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※

XBOXゲームパスが3ヶ月100円キャンペーンをやっていたのでお試し加入してみたところ、今作のDLCが対象に入ってた。
……そもそも現在は完全版である「NEW Super Lucky's Tale」が発売済みで、前バージョンをパスに入れる理由が分からん。
まぁそれはともかく、本編ガッツリやったけどDLCはスルーした俺には渡りに船である。こらキッチリやってみようと決意。
1年ぶりだけど、操作が難しいゲームじゃないからすぐに思い出した。……相変わらずカメラ関係はよろしくないのう。
DLCは2種あり、それぞれ1エリア追加というところ。それなりにボリュームもあり、買っても値段相応かな、と思った。
つっても俺は基本DLCは買わないんだけどね。なんか嫌だし。違う気がするし。今回は本当に珍しい機会が訪れた感じだ。
もちろん目指すは実績コンプである。コンプすれば丁度2000、とても美しい。やれそうだし、これはもうやるしかない!!

……で。DLCだけに、難度は本編より高い。とは言っても元々本編の難度がそう高くないから、さほど苦戦せず進められた。
それぞれのDLCエリアをクリアーするだけなら、楽しく遊べるはず。……しかし話はそこで終わらない。実コンが残っている。
いやー。その実績も、大半はどうにでもなるものなんだけどな。2個だけ非常に厄介なネタがあって。ノーダメージ系の。
これには相当苦戦した。XBOX One実績wikiには今作のコンプは簡単と書いてあったが、とんでもない。少なくとも★3はあるよ。
以下それについて書いてみる。ググってみたが、攻略サイトなんて日本にゃないし、情報が不足してるはずだからな。

・【近すぎて不安】 「ステップ バイ ステップ」のはしごセクションで コレクションアイテムをすべて集めた。
これは難しいじゃなく分かりにくいネタ。「コレクションアイテム」には、コインやダイヤも含まれる。
つまりステージ中の取れるものを全部取ればいい。俺は特別なアイテムを見落としてると思い込んで無駄な時間を食った……。

・【フォックスマニア】 くねくねマニアでダメージを受けなかった。
難関実績その1。狭い場所での雑魚との連戦をノーダメージで突破せねばならない。区切りがあり、全4ラウンド
2ラウンド突破でチェックポイントが入るので、それ以降で死ねばいちいちワールドを出てやり直す必要がある。
また開始時やラウンド間の演出がそれなりに長いので、繰り返し挑戦しているとイライラが募る。我慢だ。じゃあ攻略。

ラウンド1
鳥の影とラッキーの影を重ねるように踏み付ける。カメラの悪い今作ではこの基本が重要。こんなところでミスしないように。
鳥を倒すとその区画に花が4体現れる。シッポ振りでも倒せるが、被ダメージの恐れがあるので素直に踏み付けた方がいい。

ラウンド2
芋虫は体が大きくて踏みやすく、ボタン押しっぱなしの大ジャンプを使えば一気に4体を倒せるだろう。
問題は増援の出現。登場直後に当たるのを避けるべく、4体倒すごとに右下まで戻ろう。さすれば問題はないと思われる。

ラウンド3
弾を吐く鳥とトゲと炎のバー。鳥の弾も踏めることを覚えておく。また良くも悪くも、鳥は他の鳥の弾でも死ぬ。
なので踏み付けに行った鳥が他の鳥の弾で死に、存在判定が消え、ラッキーはトゲに落ちる、という事態が起こり得るのだ。
踏みに行く時はその辺のタイミングを図るべし。もちろんトゲとバーにも注意。焦って一気にやろうとしてはいけない。

ラウンド4
弾3発吐く鳥とストーカーゴーレム(仮称)。ゴーレムは踏みかシッポ振り3回で倒せるが、死後上方に誘導弾を放つ。
踏みで倒すとそのまま誘導弾を食らいがちなので、シッポ振りがお勧め。誘導弾はしばらくラッキーを追い回す。
鳥とゴーレムどちらを先に倒すかが悩みどころだが、誘導弾は次のウェーブでも残るので、ゴーレムを先に潰した方がいい。
もちろんその間は鳥の弾が苛烈なので、避けたりシッポ振りで弾を潰したりして耐えるべし。誘導弾が消えたら鳥を倒す。
ウェーブ2は鳥が複数現れるので、一匹だけ残して先に潰すのもいい。特に左上は毎回現れるので覚えておこう。
ウェーブ3は最後なのでどっちからでもいい。ミスった際は鳥の出現位置を覚えてからやり直すように。
敵を全部倒しても誘導弾が消えるまでが遠足なので注意。お疲れ様でした。達成度0.15%かそこらに貴方は加わったよ。


・【達人ワザ】 ダメージを受けずにレディー ミャーマレードを倒した。
難関実績その2。その1より難しいと思う。相当に難しいと思う。内容はオチャラケてる分、必死になってる自分がやや虚しい。
他のボスと同じく、似たようなウェーブを3回繰り返すタイプ。もちろん後になるほどやることが苛烈になっていく。
第一ウェーブは問題ないだろう。青い床が確定したらすぐ移動する癖をこの段階で付けておくこと。

第二ウェーブは、まず最初の青い床確定から2回目の確定までの時間が短いので注意。そして3回目の前に雑魚召喚がある。
この鳥雑魚は基本的に「青い床確定前に1匹だけ倒す」を念頭に動こう。それ以上だとしんどいし、何もしないと邪魔すぎる。
鳥の弾はシッポ振りで消せるので、当たりそうなら消す。遠近感が分かり難くてムカつくが、ミスったらクールにやり直そう。
青い床確定が数回続くと雑魚は消えるが、その時までに1匹だけ残っているくらいがいい。あくまで俺の場合だが。
そして炎バーが登場、今回は青い床が半分しかない。中央辺りに位置し、どっちになっても構わないよう準備しておく。
このウェーブはバーの回転がかなり速いので踏まないように注意。また例によって遠近感がアレだが、慣れるしかない。
「青い床に居続けるのは噴火が止まるまで」ということを忘れないように。止まったら次にどう動くかをすぐ見定めること。

第三ウェーブ、言うまでもなく最難関。青い床が1マスになるが、それは問題なかろう。ラッキーの影をキッチリ見ておくこと。
ここでの雑魚は鳥に加え黒人形もいる。黒人形はその場にいるだけで何もせず、シッポ振りで倒せるので弱い。
逆に言うと大して邪魔でもないので、放置出来るならそうしよう。倒そうとしてダメージを食らうのは本末転倒である。
第二ウェーブと違い前半はすぐ終わるので、その意味でも無理して倒さない方がいいかも。まぁここは大丈夫だろう。
そして最後の炎バー。青い床が4マスという少なさな上にバーは多く、ラストは青い床が僅か2マス。キツイってレベルじゃない。
とにかく第二と同様、中央待ちから左右どちらに青い床が来てもジャンプで行けるよう準備しておくこと。バーの警戒も当然に。
青い床は最初は不安定だが、しばらく点滅した後はいきなり左から右に飛んだりはしないので、それで目安を付けよう。
最後の2マス状態が画面奥に来ると見え難すぎて製作者をピーしたくなる。その場合は運が悪いと諦めるしかない、かもしれん。
2マス床を踏めればあとホンの少し。バーは噴火の終了を見越して大きく飛び越える。タイミングは既に分かっているはず。
バーが引っ込んだら、恨みを込めてジャイアンリサイタル女をボコそう。お疲れさまでした。俺の場合はほんま疲れたよ。
尚、一度ノーダメで倒したはずなのに実績が解除されなかった。俺の勘違いかもしれんが、死んでやり直すと不可なのかも?
念の為に毎回ワールド選択→ステージ突入 から挑戦した方がいいかもしれない。2度も3度もやってられんからね……。


以上。攻略が役立つかはともかく、今作の実績コンプ者がこれからも現れることを願う。取得率的にかなり威張れると思うよ。
そういや、NEWが出たからもう配信終了したんだっけ? ならますます貴重だな。ふふん。守りたい、この自己満足。

※※※※※※※※※ 追記終わり ※※※※※※※※※※※※※※※※※※



グラフィックは、正直イマイチだった。マリギャラからの連想で、Wii並とまで見えた。言い過ぎか。うーん。
さすがにもうちょっと頑張れる、いや頑張るべきだったと思う。PS4でこのレベルだったら笑われるぞ。いや知らんけど。
音楽は普通で、特に耳には残らんかった。デジタルサントラがあるかググったけどない。あるなら欲しいんだけどな。
物語は……どうでもいい系。ラッキーのお姉ちゃん(冒険家)が変な本を持ち帰ってきて、ラッキーがそれに飲み込まれる。
一緒に悪党も入ってしまったので、ラッキーがそいつを倒すという内容。道中に起伏も特になく、心底どうでもよかった。
一応ボスを倒す毎にラッキーの姉さんが語り部として喋ってくれる。「大好きよ」とか。そですか。姉ものはいいですね。
日本語ローカライズはされているが、例によって訳が怪しいというか、文章がしっくり来ない。なんか固く感じる。
いつまで経っても言葉の壁は厚い。担当者にやる気と実力があれば「いい訳」が生まれるのだろうか。それすら分からん。
音声でやってくりゃ大分マシになるだろうけど、XBOX Oneゲーでンなことしたらそれだけで赤字だ。望めるわけがない。
つまらん物語であっても、ちゃんと追うくらいはしたいんだけどね。それさえする気になれないんだから……あーあ。


ふー。今作はMS発売で、PS4版はない。だからXBOX One独占と思い込んでいたんだが……先日、Switch版が発売された。
よう分からんが、開発会社は別だからオッケーなのだろうか? タイトルに「NEW」が付いてるが、中身は概ね同じと思う。
ようやく「あるべきハード」でも出たわけだ。マリギャラ好きには喜ばれるだろう。……本気で言ってる? いや知らん。
恐らくDLCを含めた全部入り+アルファってとこだろう。俺が気になってたのはあくまでXBOX One版だから買う気はないが。
Switch版は出ても続編の話は聞かないから、今作は大好評とはいかなかったのだろう。ユーザー層的にも、内容的にもな。
ちゃんと遊べる面白いゲームだったが、今の時代それだけではダメなのだろう。いちいち大変だ。テキトー言ってる。
俺だって今作を5000円で買ったか? と言うとノーだ。マリギャラ似で興味持ったなら、マリギャラもう1回やってもいいし。
今作だって木の間から生えてきたわけじゃない。何十人もの人が金と時間と労力を注いで作ったのだ。……報われん、なぁ。
恐ろしく肥大化したゲーム業界では、今作レベルでさえ埋もれてしまう。大変やのう。かける言葉が見付からんや。
けど俺は楽しめました。サイコーとまでは言えなくても、20時間弱遊べました。コイン集めも今ではいい思い出さ。
比類なき……でもないけど……ラッキーの新たな冒険があることを願って終わり。次があるなら、きっとプレーしますえ。
「こういうのでいいんだよ」て言葉があるでしょう。それですよ。……売る方はそんな呑気なこと言ってられんだろうけど。
はー。





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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-12-25 22:27:28
毎回のやり込みぶり尊敬します。
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Unknown (ota)
2019-12-27 01:23:12
あ、ありがとうございます。
今作に関しては難度は高くなくボリュームも薄めで、やり込みというほどやってませんが、作業実績は頑張りましたね。
たまにはああいうのもいいもんです。……終えたから言えることですが。
返信する

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