腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

スーパーマリオギャラクシー2

2010年06月16日 02時28分43秒 | Wiiゲーム感想文
去年末、「ニュースーパーマリオブラザーズWii」が発売された時点で、
今作「スーパーマリオギャラクシー2」が製作中であることは発表されていた。
で、俺はニューマリWiiプレー後、マリギャラ2の発売は2010年末だと予想した。
同じマリオであるニューマリWiiが既に大ヒットを飛ばしていたので、それくらい間を空けてリリースした方が適切だと思ったからだ。

しかし俺様予想は大外れで、まさかの半年後発売。いや半年も経ってないか。
ニューマリWiiと今作はどちらも正統マリオシリーズである。それをこんな短期間に連続で出していいのか。
それにニューマリWiiは今も継続して売れてるし、最近は「マリオカートWii」が勢いを取り戻し、Wii市場を牽引している。
この状況下で「またマリオ」は、正直ちょっとくどいのではないか。他に弾はないのか。
取り敢えず発売時期については「なんだかなぁ」と第一印象で思ってしまった。

……が、前言と矛盾するようだが、特に問題はない。まぁ「またマリオか」は事実であるが。
どちらも正統マリオと言っても、2Dと3Dでゲーム内容は全然違うので、似たゲームをやってる気は全くしない。
どちらも発売日に購入し、ガッツリやり込んだ俺が言うんだから間違いない。と思う。かもしれない。弱気。
「この前ニューマリWiiやったばかりだし、またマリオはちょっと」というのは筋違いだと断言しておく。かも。
まぁガキくん共はオカンに「マリオはこの前やったばかりでしょ!」と言われても「前のと今回のは全然違うもん!」と毅然として答えていいよ。
買ってもらえるかどうかは知らんけどな。俺は大人だから自分の金で自由に買えるんだぜケケ。
……でもそれが必ずしも幸せには繋がらないんだぜ畜生。はぁ……。

まそんなわけで、2Dの次は3D、世界的英雄・ミスタービデオゲーム・スーパーマリオを駆る時がまたやってきたのであった。



ゲーム内容は、製作者も語ってるように「前作を下地にしたボリュームアップ版」である。
手法としては 「ゼルダの伝説 時のオカリナ」→「ムジュラの仮面」 に倣っているという。
任天堂は最近この手法を多用しようと考えているようで、必見対談「社長が訊く」では『時オカ→ムジュラ』の例えがよく登場する。
原版の基礎データを流用して新作を作る……見方によっては手抜きとも言える手法である。
手抜きは言いすぎにしても、「流用」「使い回し」と聞いて良い気分になる人はあまりいないだろう。
だが今の肥大化したゲーム制作では、キャラの動きを作るだけでも相当な時間と労力が要るので、
それを1作品だけで終わらせるのはさすがに勿体ない……というのが任天堂の言い分だ。まぁ、確かにそうかもしれないな。
個人的には新規作製だろうと流用だろうと、面白ければ別に何でもいい。
求めてるのは手法じゃなく結果だ。結果さえ正しければ、どんな手抜きも俺は賞賛する。


んでマリギャラ2だが、確かに公言されている通り、基本的な作りはほぼ前作まんまである。
マリオの動きや操作感覚は本当に寸分違わず流用してる気がする。それくらい前作と同じだと感じた。
球状地形や重力を駆使した仕掛けの感触も前作と同じで、こりゃ初期案通り「マリギャラ1.5」と呼ぶ方が適切かもしれない。
仮に前作の中に今作のステージが混じっていても、何ら違和感を覚えることはなかっただろう。
ハッキリ言って新鮮味は薄い。前作を経験しているなら、目新しさは諦めなくてはいけないだろう。

しかしながら、そこに不満はない。
前作からはゲームの基礎部分だけじゃなく、「神ゲー」たる出来栄えも全面的に引き継いでいるからだ。
ホント、圧倒的だな。こりゃ凄い。完成度高すぎ。非常に面白い。夢中になって遊べた。
あまり多くは語らない。いやごめん語るけど。とにかく。
スーパーマリオギャラクシー2、凄く面白かった。うん。



マリオの挙動や球場地形、重力のシステムなどは、前作からほぼそのまま流用できた。
基本は完璧に出来ている。じゃあやる事は決まっている。
今作の製作に費やされた約2年半、製作者は徹底的に「ネタ」を追求したらしい。
具体的にはステージの仕掛け・ギミックだ。
ちなみに、流用流用と言っても、もちろんヨッシーなどの新要素は登場する。
また雲マリオなどの新要素はゲーム全般に使われているが、バネマリオなどの流用要素は控え目だった気がする。
この辺、一応新作としての意地を感じたりした。はは。

今作の製作においてはゲームの根幹に労力を割く必要がなかったので、純粋にネタだけを考案・吟味できた。
それはゲームをやってみて、確かに実感できた。
マリオを動かす感触こそ変わり映えしないが、次々登場するステージのネタは毎度毎度多彩で新鮮だった。
「よくもまぁこんなに色々と考え付くもんだな」と半ば呆れるほど、多くのネタが登場した。
そう、基本は前作から何も変わっていないが、今作にマンネリや退屈という部分は一切ない。
そこが今作もまた神ゲーだった所以であり、使い回しを全く悪く思わない理由だ。
既存の器に、活きの良い新ネタをギュウギュウに詰め込んだスーパーマリオ。
意外に今までのマリオになかった製作形態だと思う。その意味では新鮮なのかもしれない。



ゲームのルールも前作と何も変わっていない。
ステージに配置されたスターを取る、これだけ。
各ステージには幾つかのシナリオが用意され、一つのシナリオには一つのスターしか用意されていない(隠しを除く)。
以前の3Dマリオでは「ステージに散りばめられたスターを自由に探す」というスタイルだったが、
マリギャラシリーズは一つの決められたスターに向かって進んでいくゲームである。
よって「スターの探索」という要素があった旧3Dマリオとは、何気に大きな違いがある。
旧3Dマリオが好きだった人には「自由度がない」と映るかもしれない。まぁ確かにその通りだ。
俺自身はどっちも好きだ。そして実は探索要素もまた……これについては後述する。


各ステージにはそれぞれ特徴的なネタがあり、まずはその攻略を掴むことが大事だ。
この辺はゼルダのような謎解きに近いものがある。と言ってもゼルダほどシビアなものではないが。
もちろん任天堂らしく、ステージ序盤でチュートリアルに近い練習をさせた上で、徐々に高度なことを要求してくる。
プレーヤーは自然にギミックの勘を掴み、いつしかスターをゲットしてステージをクリアーする。
ううむ、相変わらず見事である。さすが任天堂、神調整。


一つのギャラクシー(ステージ)には2~3のスターが用意されている。
そのうち最初に挑戦することになるスターのシナリオは概ね簡単で、まぁ誰にでも楽しめるものになっている。
しかし2~3個目はそれなりに難しく、最初のシナリオできちんとステージのギミックを掴んでおく必要がある。
もちろん先のワールドに進めば難度は上がり、最初のシナリオでも油断できなくなってくる。
まぁこの辺は別に特筆する必要は無いな。フツーのアクションゲームである。フツーだからこそスタンダードなのである。


グラフィックはまぁ綺麗だが、褒めるほどのものではない。
前作の時は「Wiiでここまで」と感心したものだが、さすがに、ね。任天堂が自分で捨てた路線だからしゃーないだろ。
ただ宮本氏が語る「マリオのキャラは一目見ただけで機能が分かることが大事」という哲学は徹底されており、
雑魚もボスも動きや弱点がとても明確だ。上手く言えないが、賞賛に値する一貫性がある。


音楽は、残念ながら前作より劣っていると感じた。
と言っても、ハッキリ言って前作のレベルが高すぎなので、貶すほどのものでは決してない。
前作の音楽は本当に壮大でカッコ良くて時にコミカルで更に旧作のアレンジも高品質で、文句の付け所がなかった。
俺の中ではもう、スーパーマリオギャラクシーの音楽は偉大なる初代マリオすら超えている。
尤も初代のアレンジあってこそのマリギャラ音楽であることも間違いないが。

ちなみに、それだけ素晴らしい音楽のサウンドトラックがクラブニンテンドープラチナ特典として
プレゼントされることを知った時は、あまりにも太っ腹な企画に唖然としてしまった。
もし発売されれば3000円、いや5000円出しても買おうと思っていたサントラを、タダでプレゼントしてくれると言うのだ。
もちろんタダと言っても手抜き品ではなく、正に俺が欲しかったクオリティのマリギャラサントラだった。
ホント、あり得ない次元の超豪華プレゼントだった。
最近大人気のフレーズだが、俺は2年半前に何度も何度も唱えたもんだよ。「ありがとう任天堂」と。

……まぁそんなわけで、マリギャラの音楽はマリオシリーズどころか近年プレーした
あらゆるゲームの中でも最高峰だったので、同レベルを要求するのはさすがに酷だな。
それでも敢えてマリギャラ2音楽の不満を言うなら、イマイチ壮大さが足りなかった。特にクッパステージやクッパ戦の曲に。
もちろん、比類なき近藤浩治氏が作曲した「ヨッシーのテーマ」など、気に入った曲も幾つかある。
今作のサントラはクラニンポイント300Pと交換とのことで、速攻注文した。到着が楽しみである。
サントラとして聴けば改めて好きになるかもしれない。良いゲームは色んな楽しみ方ができるものだ。



前作で優れていた「視点」は……これも前作の質を引き継いでいるが、更なる改良は感じられなかった。
分かり難い時は非常に分かり難い。特に巨大なボスキャラは、派手なエフェクトも絡んでもう何がなにやら。
最初のボスであるコブ竜が、視点の意味で一番戦い難いってのはどうかと思う。
視点については今作でも全く解決に至っていないな。はぁ。

そもそも武器も飛び道具もなく、敵を踏んだりスピンしたり、つまり接触して倒す必要がある3Dマリオは、
実は3Dの欠点を他のゲームより多く背負ってしまう作品なのではなかろうか。
まぁその「敵に触れてはいけないけど倒す為には触れなきゃならない」がマリオのゲーム性なんだけどね。
今作においても、相変わらず3Dアクション問題は解決できなかった。初心者には馴染み辛いゲームのままだろう。
「はじめてのマリギャラ2」DVDに効果があることを願う。ないだろうけど。はぁ。
正直あんなもんの為に変な紙箱ケースを採用してほしくなかった。保管しにくいっての。



ふぅ。
単にEDを見たいというだけなら必要なスターは割と少なく、殆ど苦労はない。これも前作と同じだ。
しかしこのゲームをEDだけで終わらせるのはあまりにも勿体無い。
せっかくのネタに溢れた大ボリュームゲーム、隅々まで堪能する、即ち全てのスターをゲットしなければ。
まぁ一度EDを見ないと解放されないステージもあるので、まずはサクサク進めてクリアーしても問題ないのだが。


で、俺はもう最初から「全てのスターを集める」、つまりゲームを完全クリアーすることだけを目標にプレーしていた。
これだけボリュームがあるんだから、2ヶ月くらいかけてのんびりやっていく方が恐らく適切なのだろうが、俺には無理だ。
少々無粋だと自認しながら、もうとにかくスタースタースターでゲームを進めた。
取り敢えずEDを見てからは更にそれを加速させ、未取得のスターを只管黄色に染めることだけに喜びを感じた。
もちろんゲームにはどっぷりハマった。最高に面白かった。前作プレー時の感覚がありありと甦ってきた。
ED後に登場するステージには、前作での悪夢を思い出させる「マリオ オン マリオ」のアレンジ版もあったりして、楽しかったなぁ。
終盤ステージの2~3個目のスターはさすがの難度で、必死にリモコンを握りながらクリアーした。
そしてとうとう、120個、全てのスターを集める事ができた!!!!


……が、ゲームはここでやっと半分。ええええ!!??? と言っても、これは想定内だった。
前作ではマリオでスター120個を集めた後、裏面としてルイージ版のマリギャラが登場した。
オマケなので基本的には同じだが、ルイージの性能がマリオと微妙に違うので、まぁオマケの2周目としては楽しめるものだった。
そしてルイージでも120個を集め、更にオマケのオマケを2個、総計242個のスターを集めることで、マリギャラ完全クリアーとなるのであった。

今作でも当然裏面は登場すると予想していたので、120個で終わらないことは何ら不思議ではなかった。
だが今作では表の途中でルイージが登場し、マリオと変更してプレーする事ができる。
つまり裏面はあってもルイージ版ということはない。じゃあ何が登場するのか? 期待しつつビビッた。
そしてその答えは……新たなスター、「グリーンスター」120個の追加であった。


表面のスターはシナリオ毎に一つずつ、固定で用意されていた(隠しスター除く)。
またスターはステージの最後に用意されており、先に進んでいけば必ず取得できるようになっていた。
しかし裏面、グリーンスターは全く違う。
ステージこそ表の流用だが、グリーンスターの配置は徹底的に「隠されて」あるのだ。
とんでもなく高い所にあったり、障害物の裏にコッソリ置いてあったり……先に進んでいけば自動で見付かる表スターとはまるで違う。。
そう、裏面のグリーンスターは、旧3Dマリオを髣髴させる「探索」を求められるスターなのである。
マリギャラ的な表面をクリアーすると、同じスケールで旧3Dマリオ的な裏面の登場。
ホント、とんでもないボリュームである。同時に、上手い手法だと思った。

スターの数こそ表と同じだけ用意されているが、裏面の製作は表とは比べ物にならないほど楽だったと思う。
何故なら表のステージに、ただグリーンスターを配置するだけだからだ。
もちろん配置する場所を考える必要はあるが、製作に労力は殆どかからないだろう。
それでいてグリーンスターは非常に取得しにくく、プレーヤーの苦労は表と同じか、それ以上。
前作で求められていた探索要素を取り入れ、しかし製作の労力は極少、ボリューム増効果は劇的。
本当に上手い手法だと思う。裏面に関しては前作を遙かに上回っていた。


また裏面は「全ステージの難度が均等になる」という面白い効果もあった。
全てのスターが「取り難い」ように配置されているので、ステージ自体の難度と関係なく、どの面も難しくなっている。
実際俺は、最初のステージ二つ目のグリーンスターの発見に一番時間がかかった。あれは嫌な思い出かもしれない。
表面を完全クリアーしているプレーヤーにとっては、常に緊張感を保てる仕組みだと思う。

そして裏面からは、製作者の意地悪が全面的に解放されていることを強く実感した。
表面では、序盤はもちろん終盤ですらある程度の「甘さ」があった。
仕掛けを完璧に利用しなくても、足場を一つくらい飛ばしても、突破できるゆとりがゲームに用意されていた。
しかし裏面では製作者の態度が完全に切り替わっており、とにかく意地悪極まりない。
とんでもなく難しいジャンプや、仕掛けを活かしきったプレーをこなさないとスターを取得できない。
表面では利用価値の低かったアクションもバンバン要求される。当然、難度は非常に高い。
ちなみに、ルイージを使うとジャンプ力が上がるので、裏面はルイージでプレーするとかなり楽になると思う。
が、俺は意固地にマリオ一択で進めた。だってルイージなんて嫌だし。吉田戦車ルイージのイメージを引き摺ってるんだよな……。

取得以前にスターを発見する、前述の「探索」も強く求められる。
表面では殆ど使わなかったカメラ移動を駆使し、スターがある時の音に耳を澄ます。
まるでゼルダをやってるかのような、注意深さを伴うプレーだった。
特にスターの音に耳をそばだてる行為は、ゼルダ時オカの黄金のスタルチュラ探しを思い出したなぁ……。



そして製作者の意地悪にもめげず、頑張って裏面でも120個全てのスターを集めきった。
ガラリと変わったゲームの雰囲気には色んなことを感じたが、基本的には表と変わらず面白かったと思う。
こんなに楽しめるオマケ要素は他にないだろう。いやもうオマケではなく、裏も含めてマリギャラ2なのだろうな。


だが!! スーパーマリオギャラクシー2はまだ終わらない。
240個のスターを集めきると、最後のステージ「チャンピオンシップギャラクシー」が登場。
最後に相応しい難度と集大成的な作りのステージになっている。つってもまぁ、ここまで来たプレーヤーに苦になるものではない。
サクッとクリアーし、スター計241個を獲得したのであった。うおおおお!!!!!!


……で。
ここからがマリギャラ2、唯一にして最大最悪の糞要素なのである。
最初に結論を書くと、最後の最後のステージ「マスターオブギャラクシー」を登場させる条件が意味不明なのだ。
「スターピースを9999個、キノピオに預ける」。
意味が分からない。理由が分からない。何これ? ここまで完全自力で進めてきた俺だが、最後の最後でネットを見た。
意味が分からない。理由が分からない。何これ?

ここまでは表でも裏でも、スターと彗星コインを取得していけば、ゲームが先に進んだ。
なのに何故、最後の最後でこんな分けのわからん条件が登場するんだ?
スターピースを預けるキノピオは序盤から登場するが、利用するかどうかは任意であり、強制など一切されていない。
なんで最後の最後で? 意味が分からない。理由が分からない。何これ?
まぁそれでも、メッセージか何かで条件が分かれば納得できた。しかしノーヒント。こんなの分かるわけないだろう。
ふざけんな死ね宮本。社長辞任しろ岩田。構造改革のせいだ小泉。ごめんそれは違う。
最後の最後まで神ゲーだったマリギャラ2が、最後の最後の最後でとんでもなくふざけた糞展開をやらかしやがったのであった。
はぁ……。


マスターオブギャラクシーはトリを飾るに相応しく、とてつもなく難しい超難関ステージになっている。
数十回のミスの末これをクリアーできた時は深い達成感と満足感を得られたんだが……
出現条件のことで物凄く気分が萎えたせいで、実際はそこそこの喜びってとこだった。
本当に本当に理解できない。最後の最後の最後で何故だ、何故なんだ。
ふざけるな任天堂。ここまでスターを集めるのがどれだけ大変か、製作者なら分かるだろう。
そんなに俺をからかいたいのか任天堂!!!!


はぁ。
マスターオブギャラクシーの条件については、どんだけ批判しても足りないのでもう止めとく。ホンッと、はぁ……。
最後の最後で最悪の糞味噌が付いたが、それでも神ゲーという評価は変えない。
とんでもない大ボリューム、しかしダレない多彩なアイデア、旧ファンにも配慮した裏面……
どれも非常に高レベルで素晴らしい。ある意味サードパーティを絶望の底に叩き落す作品だ。
任天堂の製作能力を改めて見せ付けられた。
思い切り製作者を睨み、机を叩きながら、「面白かった!!!!」と叫んでおこう。




さて、2Dでも3Dでも、最新のマリオが登場した。
まだまだ先の話ではあるが、次の正統マリオはどんなゲームになるのだろうか。
ぶっちゃけ再び基本流用でマリギャラ3を出しても俺は構わないが、さすがにそれはないだろう。
次作はWiiの次世代機になるのだろうか。それとも3DSになるのだろうか。

マリギャラ2は素晴らしいゲームだったが、こういうゲームをやるといつも「次回作は大丈夫か?」と妙な心配をしてしまう。
ここまでの質の作品を出してしまったら、それを超えるのは容易ではないからだ。
実際マリギャラ2は前作を超えてはいない。あくまで同レベルだ。
また「超える」と言っても、そうそう革新的なマリオをそもそもユーザーが望んでいるのか。
ニューマリオの売り上げを見れば、世間的に受けがいいのはどちらかは明らかなのだから。
うーん……。

ふぅ。ニューマリWiiの時も書いたが、結局2D3Dに優劣なんかない。
どっちも正しく、どっちもあっていい。俺はどっちもプレーする。
仮に任天堂がどっちかの道一本に絞っても、それはそれで肯定したい。
偉大なるマリオを生み育て、今も世界最高のゲームキャラクターとして確立させ続ける任天堂を信頼する。
俺は客意識が強い嫌なユーザーなので、面白いゲームをプレーしたからと言ってそうそう「ありがとう任天堂」などとは言わない。
だが「がんばって任天堂」とは言う。次なるマリオ、次なる任天堂の目指す道、期待してんぜ。

娯楽は生活必需品ではない?
いやいや、娯楽がなけりゃ人は生きていけねーよ。少なくとも俺はそうだ。
任天堂があるから俺は生きていける。決して間違っちゃいない表現だ。
俺は任天堂のおかげで生きている。任天堂は人生そのものだ。
ごめん言い過ぎ。PS3もやるし。XBOX360ライブ更新したし。
まぁでも、それでもやっぱり、基本は任天堂であり、マリオだよ。
がんばって任天堂。
なんてな。
はぁ。









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2 コメント

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Unknown (名無し)
2010-06-29 18:21:53
今北産業
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Unknown (ota)
2010-06-29 21:16:28
我がダラダラ感想ブログを根底から否定するコメントありがとうございます。
上手くボケようと思ったんですがいいネタが浮かびませんでした。
ねこだいすき
返信する

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