腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド(Wii U版)

2015年08月08日 23時15分44秒 | Wii Uゲーム感想文
「マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド」である。
今作は3DSとWii U両方で発売され、任天堂は「それぞれのソフトに、別バージョンのシリアル同梱」というサービスを行った。
つまりWii U版を買えば3DS版(のDL版)も同時に手に入る。逆も然り。任天堂ハードでは初の試みだと思う。もちろんいいことだ。
近年、デジタル端末が増えた。元々あったパソコンに加え、タブレット、ゲーム機、テレビのデジタル化、そして帝王スマホ様。
このため生活のあらゆる場面に端末が介入し……まぁスマホ様ひとつで事足りるとも言えるのだが……それらの「共有」が必要となった。
違う端末でも基本的に同じ人が使うんだから、アカウントやコンテンツを共有する。そうすれば端末同士の連携がスムーズにできる。
何より同じコンテンツを端末ごとに購入するなんて馬鹿げている。デジタル端末は基本似た物だから、その辺はスムーズだった。
今では音楽も動画もアカウントで管理され、どの端末でも再生出来るようになっている。多分。実に便利な時代になったものである。

……それに比べると、ゲーム機は本当に遅れている。共有化どころか別ハードでなら別売りするのが当然になっている。はぁ。
まぁゲーム機の場合は同一タイトルでもハードが違えばデータとしては変わるから、同じものとは言い難い。それは理解できる。
けどなぁ。今春「ワンピース海賊無双3」がPS4・PS3・VITAの3機種マルチで発売されたが、どれもガッツリ定価で一切の容赦なし。
プレーしてない身で言うが、内容に大きな差はなかろう。せめて一つ買ったら他2種は格安でDL可能、くらいは出来なかったのか。
任天堂も任天堂で、アカウントがないせいか、同タイトルのVCでも3DS・Wii Uで別売りしている。眩暈がするほどサービスが悪い。
メーカーの事情もあるのだろうが、もう少し時代に即した形にしてほしい。……まぁ、それで売れるようになるとも思えんが。はぁ。

今作は2機種で内容はほぼ同じだが、ハードが全然違うから製作にはそれなりに手間が掛かったと思う。かなり「頑張った」サービスだ。
「デジタル端末では当たり前」のことを「ゲーム機の都合」で押し切らず、身を削って提供した。偉いと思う。まぁ実態は知らんけど。
……ただこの場合、「Wii Uディスク版」の存在意義がなぁ。それを買った俺が言うのもアレだが、これ出す必要あったか?
今作の性質上、Wii Uでやりたい人も3DS版を買えば事足りる。わざわざWii Uディスク版を買うのは、パッケージ所有欲のある人、か?
あとは「Wii Uを持ってるけど3DSがない人」だが、そんな人がどれだけいる? どうにも、存在意義が感じられない。
結局Wii Uディスク版の発売は、Wii Uソフトのスカスカ発売スケジュールを少しでも埋めるための悲しい戦略だったんだろうな。
Wii Uにはそういうソフトが幾つかある。1社だけでやっていくとはそういうことである。大変である。どだい無理な話なのである……。

で、非常に「頑張った」今作。価格も両バージョンとも定価2800円と実にリーズナブル。これで売れなきゃ報われないってもんだ。
……で、全く報われませんでした。3DS版が初週7000本ほどで、Wii U版はランク外。翌週にはどちらも誰も知らないオワコンへ。
懸命にサービスしても、客がそのゲームに興味なきゃ意味がない。そんな悲しい現実を晒し、今作は無残に散っていった。
更には敗残兵を待ち受ける無情の処刑法、値崩れが待っていた。この定価でありながら、どんどん崩れていく。見てて居た堪れなかった。
そして値崩れ処刑場には「残った肉」を狙う忌むべきハイエナどもが息衝いている。奴等は値崩れゲームを何より好み、食い散らかす。
……まぁ、買うしかありませんでした。1600円くらいだったかな。3DS版も崩れていたが、より気の毒なWii U版にしておいたよ。
はぁ……。

さて。前述のように、今作は1本買えば両バージョンが手に入る。だが俺はWii U版しかやらなかった。それでよかったと思ってる。
と言うのも、せっかく両バージョンを用意してるのに、何と、データ共有システムが無いのである。なんじゃそらああああ!!!
ステージクリア情報も、作成情報も、両機種で独立している。それぞれでプレーしろってかい。一粒で二度美味しいってかい。アホかい。
いやー、これは「ない」わ。今作のサービスっぷりについてはベタ褒めしたが、これでは片手落ちと言わざるを得ない。はぁ。
まぁそんなわけで、Wii U版で始めた以上、ぶっちゃけ3DS版に用はなかった。タッチペンを使うから、外でやりたいもんでもないし。
なんでこんな仕様になったんかなぁ。今作は自分で2本持つんじゃなく、片方を誰かにプレゼントした方がいいかもしれん。はぁ。


ではプレー開始。Wii Uに円盤突っ込んで~~~~……………………………………読み込み、長っ!!! おいおいマジかこれ。
今作は内容的に、膨大なデータ量を扱うとは思えない。また手軽に「ちょっと1面だけ」とやりたくないようなゲームだ。
それなのに、起動が異様に重い。ハッキリ言ってビックリした。なんで「こんなゲーム」で? ちょっと技術力なさすぎではないか。
開始前だけでなく、ステージ移動でもそれなりに待たされる。軽妙なゲーム性と非常に相性が悪く、大きな欠点である。
もうちょいマシなプログラマーがいればと思わずにいられない。凄腕プログラマー……そう、往年の岩田聡のような……クッ!!
まぁ起動が重いだけに、何度も立ち上げるのは面倒→一度始めたらガッツリやる という怪我の功名はあった。アホらし。
3DS版はどうなのかな……まぁスリープ機能があるだけですこぶる快適なのは間違いないな。嗚呼、Wii U。

ゲームは、アクションパズルである。様々な仕掛けがあるステージで、各所に配置された「人形」達をゴールに導くのが目的だ。
プレーヤーが人形に命令できるのは、タッチによる「動き始めろ」のみ。以後人形はずっと自動で移動し続け、関与は一切不可能となる。
ジャンプも回避も方向転換すら命令不可。そのままでは敵や針穴に一直線。どうする? ……今作では「仕掛けに働きかける」のである。
例えば進行上針穴に落ちそうだったら、タッチペンをスライドして「鉄骨足場」を作る。さすれば人形はその上を歩いて無事で済む。
他にもジャンプ台やエレベーター等、多彩な仕掛けがある。それらを用意し、或いは排除し、人形達をこちらの意図どおり導いていく。
仕掛けは出すだけじゃなくタッチで消すことも可能で、その際は消した分だけ手持ちとしてストックされる。
例えば鉄骨3マスを消せば、その3つがストックされ、別の場所に鉄骨3マスをかけることが可能となるのだ。終盤はこれが忙しい。
ステージにはコインが配置されていて、高評価クリアーのためには全収集が必須となる。ただゴールを目指せばいいというわけではない。
自動で前進する人形の前の仕掛けを操作し、ステージ中のコインを集めた末にゴールに到達させる。存在する人形全部を、である。
ゴールは人形一体が入ると徐々に閉まっていくので、人形達はある程度連続してゴールさせる必要がある。閉じきればゲームオーバーだ。
まぁ、やれば誰でも理解できるゲームである。仕掛けも先に進むことで少しずつ増えていくので、混乱しない。いいバランスだと思う。

けど……俺がしばらくプレーして感じたのは「刺激がないなぁ」だった。非常に淡々とクリアーできるので、あくびが出た。
つっても「序盤の楽さ」は、パズルゲーの常である。「序盤鼻歌、中盤しかめ面、終盤脂汗」は、俺がパズルをやる際のパターンだ。
だから今作も同じ流れだったわけなんだが……「自キャラを操作できない」システムのせいかなぁ。間延び感覚が非常に強かった。
プレー中ずっと思っていたが、「早送りボタン」を用意すべきではなかったか。それがあれば、手待ち時間を大幅に短縮できたのに。
仕掛けさえ整備すればあとは人形が通るのを待つだけだから、その際どうしても手待ち時間が発生する。序盤の楽な面なら尚更だ。
前作では「クリア確定」のルートが完成すると自動早送りになったが、今作にはそれもない。人形達の歩みはずっと一定だ。
そんなわけで、1-1から4-8(ステージ構成はスーパーマリオ準拠)くらいまでは非常に退屈。正直、これは買って失敗したなぁと思った。
同時に、売れなくて当然だなぁとも。あまりにパンチ力がない。幾ら安くても両バージョンあっても、プレーする理由あるか、これ?
ちなみに順繰りにクリアーしていかないと、先のステージは開放されない。退屈さに辟易しながらも、やるしかなかったのである。
はぁ。

様相が変わったのは、やはり中盤……いや終盤辺りか? ステージが複雑になり、ゲームにグッと歯応えが出てくるのである。
この段階になると、絶えず仕掛けを弄り続けなくてはならないので、ボーっとしている暇はない。まぁそれでも早送りボタンは欲しいが。
仕掛けの設置を考えるパズル性だけでなく、そのタイミングを図るアクション性もある。程よく忙しく、それが楽しい。
クリアーしても、クリアタイムが悪いと最高評価に届かない。ならば当然リトライである。俺は全ての面で最高評価を取ることに拘った。
ちなみに評価は銅銀金の3段階。基準は甘く、「解法を掴めば」ほぼ金を取れる。俺はそれ以上のタイム伸縮は興味ないのでしなかった。
とにかく、金を狙う。獲得すれば次。一応6-8をクリアーすればEDが流れるが、本番はその後の追加面である。これが5×8で40面。
序盤の退屈さが嘘のようにガッツリと楽しめた。これだよこれ、やれば出来るやないか。最初からこういうのをやらせてくれよ。
……まぁ最初からこれじゃ厳しすぎるというのも分かるが。難しいところやねぇ。でもでも、やっぱ序盤は退屈すぎたよ。うーん。はぁ。

「序盤鼻歌、中盤しかめ面、終盤脂汗」が、俺がパズルゲームやる際のパターン。……だから退屈な序盤でも、ビビってはいた。
先日「引ク落ツ」にて、脂汗を超えた血尿レベルの難しさを味わい、惨めに逃亡してきた。今作もそうなのでは? ひぃい……。
しかし結論としては、今作に脂汗はない。最後まで「歯応えがある」レベルの難度を楽しめた。……引ク落ツが極端すぎなんだよ。多分。
試行回数は結構必要になるが、終盤でもステージは割とコンパクトなので、リトライがそう苦痛ではない。いい感じに燃えられる。
そして試行を重ねた末、解法が見えた時はすこぶる爽快だ。その解法通りに人形達を誘導し、金評価を取れればもう鼻高々である。
終盤はキッチリとゲームにハマり、寝てる際にも夢見心地で仕掛けの操作をしていた。こういう状態は最高だね。面白いよ、このゲーム。
見事、全88ステージで金評価をゲットできたのであった。安いゲームだが、十分値段以上のボリュームを備えていたと思う。
う~む……や、やっぱ俺って「やれる奴」なんじゃないの? は。全面クリアー記念に、少し天狗になっておこう。は。
まぁ引ク落ツで粉々に砕かれたプライドを、少しは回復できたかな。あれは本当に……嗚呼……。

ゲーム性については基本的によく出来てるが、「人形達を連続でゴールさせなくてはならない」ルールは、やや行動を縛っていたと思う。
一体がゴールすると、5秒(くらい)以内に次が入らないといけない。そのため、人形達は連なって歩く金魚の糞行進になりがちなのだ。
これでは正直、人形が複数いる意味がない。ステージ各所で人形たちが個別に攻略を進める……というのが本来あるべき姿ではないか。
そして最後にゴール前に集結する。攻略を極めればそうなるのかもしれんが、残念ながら俺はそういうシーンを見られなかった。
またそれでも金評価をゲットできるんだから、俺としてはやる必要性を感じないし。毎度カッコ悪い人形行列が出来上がってしまった。
一応、人形それぞれを専用のゴールに導く必要のあるステージも存在するんだが、シビアさはなく、苦戦せず突破できた。
まぁ人形がバラバラに動いてると、こちらとしては仕掛けに対応し切れんかもしれんが。現状でも忙しい時はかなりバタバタするのに。
バラバラに行動させると、調整も難しいだろうしね。しゃーないか。うーむ。

人形にはマリオ、ピーチ、ドンキーといった種類があるのだが、大きさや歩く速度に一切差がなく、完全に同性能(多分)。
ハッキリ言って種類が多くても意味が無い。これも不満な要素だ。単に画面映えのため? それだけじゃ寂しくないか?
まぁキャラによる違いを用意するとゲームが複雑になりすぎるという判断なんだろうが……完全に同性能ってのもなぁ。
ステージにあるハンマーを取ると攻撃が可能になる(BGMは初代DKのあれ)んだが、これの持続時間に差があってもよかったと思う。
ドンキーは重いから、打ち上げられる仕掛けであまり飛ばない(ピーチは逆)とかな。……これくらいは、出来ませんか。うーん。
ステージによっては8体もの人形を動かすことになるんだが、その顔ぶれはゲームに関係なく、動きは一列金魚の糞。うーん。
もう一捻り、ゲーム性がほしかったな。まぁ勝手かつテキトーな意見ですけどね。はぁ。

今作も前作同様、言わばボードゲームのようなもので、マリオとドンキーコングが対決しているという世界設定なようだ。
プレーヤーが動かしてるのはそのボードゲームである。……しかし、この世界設定、ゲーム中に何の説明もない。
プレー中たまに現実のマリオとドンキーのやり取りがデモで挟まれるとか、そういうことが一切ない。何なんだこれは。
シリーズを知らず今作を初めてプレーした人には、いったい何が「マリオvs.ドンキーコング」なのかさっぱり分からないと思う。
実際このゲーム、マリオやドンキーのキャラクターはゲームに全くと言っていいほど関係がない。なんで絡めてるのか不思議なほどに。
シリーズつってもさほど共通項があるわけじゃないし、いっそ新規タイトルにした方がマシだったと思う。半端すぎる。
「それじゃ売れないよ」って? じゃあマリオ系にしたことで売れたんか? 馬鹿馬鹿しい。もうそういう時代じゃないんだよ。
寧ろマリオの名前を使ったことが失敗だったとしか思えん。せめてもうちょいデモで頑張ってくれればなぁ。
ゲーム部分が一番大事なのは当然だが、ここまで世界設定作りをサボっていては話にならんよ。やれやれ……。

コンストラクション……ステージ自作。実は今作のメインは、用意されたステージではなく、自作なのである。
自作ステージはもちろん世界に公開可能で、プレーした人はその出来に応じて「スター」を製作者にプレゼントすることができる。
スターを集めれば、ステージ作成に必要なブロックや模様をより多く入手でき、一層自作に精が出るという寸法だ。
ちなみに、ステージを公開するには、まず自分でプレーし「金評価をゲット」しないといけないらしい。それまで公開は不可能。
つまり公開されてる以上必ず最高評価クリアーが可能なのである。これは実に素晴らしい制限だと思う。コロンブスの卵なアイデアだ。
有象無象に作らせる以上、悪意が込められたステージもあるだろうが、「金評価ゲット可能」だけは絶対に保証されているのだ。
なら言い訳は要らないし、通じない。解くしかない。こういうのが好きな人にはたまらない要素だと思う。
素人に頼るだけでなく、任天堂公式のステージも、既に数十面公開されている。いつまで続くのかは分からんが。
他者作成ステージを漁るだけでも相当遊べるし、自作に耽ればもう無限だ。永遠に遊べるだけの要素が、今作には用意されている。

……が。俺は昔からこの手の自作要素には全く興味がないんだよな。「製作者との勝負」を常に望む質なので。むぅ……。
それでも一応素人製作のステージを幾つかやってみたが、やはりあまり燃えることはなかった。創作精神は素晴らしいと思うけど。
何か「自動クリアーステージ」てのが目立った。最初から設置されている仕掛けだけで人形がゴールに到着するというものだ。
絶妙なタイミングで敵の攻撃を避けたりするのは確かに美しかったが、こういうのはぶっちゃけオナニーステージである。どうかと思う。
関与可能なネタステージを見てみたかったな。まぁチラ見しただけなので、じっくり遊べばそういうのもあるのかもしれんけど。
任天堂公式ステージはさすがにちゃんとしたものだったが、新しい何かがあるわけでもないので、5つほどプレーした程度で終えた。
ちなみにこのステージ作成関係は当然ネットに接続する必要があるんだが、その際の待ち時間も、読み込み同様非常に長い。
とても「気楽に繋いで探す」品質ではない。起動からとなると、読み込みと合わせて二重苦だもんな。しんどすぎる。
かつてはこの程度普通だったが、今は今の速さを求められる。腕利きプログラマーがいればなぁ。……はぁ。

ふぅ。
今作には「ステージ自作ソフト」としてのデモ的意味があったのではないか。と言うのも、今後自作系大作が控えているからだ。
そう「スーパーマリオメーカー」である。スーパーマリオ30周年記念で発売されるこのタイトルは、自作要素が大々的に宣伝されている。
もちろん収録ステージもあるだろうが、それは寧ろオマケだろう。メインは、世界中のマリオファンが作った、夢のステージの数々。
事前情報だけでも、アホみたいな仕掛けのステージがゴロゴロあって、これが完全開放されたら、確かに面白いことになりそうである。
スーパーマリオの肝はコースデザインである。自らこれを手がけるツールは、マリオファン長年の念願であっただろう。
今作は、マリオメーカー発売前に「ステージ自作と公開は面白いものですよ」と宣伝する意義もあったと思う。一応マリオシリーズだし。
実際ジャンルを除けば内容はかなり似てるしな。……無論、その試みが上手くいったとはとても思えんが。素人製作、か。うーん。

「素人に作らせる」のは、成功すれば非常に強力である。メーカーが苦労せずとも勝手に面白さが作られ、勝手に広がっていくからだ。
ゲームじゃないSNSなんかも同じだろう。今やすっかり定着したSNSの数々は、別にクリエイターが日々ネタを作っているわけではない。
素人が素人なりに綴った日常がそのままコンテンツになる。単独では価値がなくても、繋がることで独特の面白さが醸される。
この面白さは毎日絶え間なく製造され、供給が止まることはない。無敵である。今後SNSの形態が変化しても、本質は変わらんと思う。
だが素人任せは、当然の結果として「面白くない」コンテンツも大量の造られる。と言うか大半がそうであり、ハッキリ言って屑だ。
そこはプロが作り、常に一定の品質が保証される(多分)商業作品の方が圧倒的に上だ。ただしこっちはその分、キッチリ金を取られる。
どっちも一長一短だが、素人任せはインターネットの発達により可能性が爆発的に広まった。当たれば恐ろしくデカい。魅力的だ。
個人的にはプロの作った作品に頑張ってほしいが、まぁ面白ければ何だっていいってのも事実。そう、時代を貫く正義はそれだけだ。
比類なき素人の創り上げる、プロ顔負けの作品に期待して終わり。マリオメーカーは、買わなきゃいかんタイトルかもな。

……え? 俺が自分で作ること? それはない。そんな気力もアイデアもないし。俺に創作能力は皆無よ。
俺は昔SFCの「RPGツクール」初代に手を出したものの、超大作の構想を2時間の製作で諦めて放置したほどの男よ。無理なの。はん。
創作は才能、そして意欲と情熱よ。今の俺には全部ない。何も生み出せず、ただ消費するだけ。惨めなもんよ。
誰が作ろうと、金がかかっていようといなかろうと、俺は他人様の創作を楽しませて頂くだけ。まぁ、しゃーない。
そういう才能が欲しかったと思う一方、無くてよかったとも強く思う。モノを創るって大変だからな。本当に、大変だからな。
色んなモノが創られ、消費され、或いは無視され、消えて。いつまでも続く人類の営み。やや虚しいけど、楽しむしかないんだよなぁ。
はぁ……。







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