腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

任天堂過去最高益

2009年05月08日 23時54分47秒 | ゲーム色々
デカデカと新聞に載ってて、正直驚いたよ。
絶対減収減益、それも大幅にそうだと思ってた。
なのに過去最高だよ? 一体どういうこったよ!?


……まぁ、俺の予想も外れてはいなかったのである。
大幅減収減益だったのだ。日本市場では。
しかし海外での販売が絶好調だったのである。
その海外における売り上げの比率、なんと全体の83%。…………。


本当にヤバイなぁ。
任天堂にまで「日本市場はもうどうでもいい」と見限られそうな数字だ。
別に撤退する理由はないから、無くなることはないだろう。
また、ゲーム製作の中心もあくまで日本の開発部のままであるはずだ。
……なのに、売り上げは期待されない。
どちらかと言うと売り上げよりβテスト効果の方を望む。
そして市場の反応やバグを見て、「完成版」を「真の市場」たる欧米で発売するのだ。
そんな未来が、もう近付いてきてるのかもしれない。


実際、海外で「完全版」が発売されているタイトルは、知らないだけで意外と多いのだ。
Wikiなんかを読んでると、たまにメーカーの日本市場の扱いに愕然とすることもある。
任天堂タイトルだと「ゼルダの伝説 風のタクト」(←※後日追記  すみません、調べた所デマでした。風タクの海外版は日本版と変わらないらしいです。完全にネットのデマ情報を信じきっていました。深く反省しております。自戒の意を込めてそのまま残しておきます)や「ファイアーエムブレム 暁の女神」
はもう明らかに日本をβテスト場として利用していた。酷いもんだよ。
そんな流れが、今後ますます加速するような気がする。
ふざけるなと怒りたいとこだが、日本市場には怒る権利もない。
だって、どうでもいい市場だから。
「嫌なら買うなよ」そう言われても反論できない。
だって、売れない市場だから。どうでもいい市場だから。


考えすぎだって?
ああ確かに。ここまで来れば考えすぎだ。
だが「日本ゲームメーカーの日本市場軽視」は今後ますます加速するという
予想は外れちゃいないと思う。

ここ1年ほど、俺は任天堂の態度や発売タイトルから「売れてるからってチョーシこいてる」と
かなり侮った見方をしていた。
そしてその態度を、今期の売り上げを見て反省して欲しいと思っていた。
だがそんな見方は大間違いだった。
要するに任天堂の目に日本市場は映ってなかったのだ。
DSiの値段だって、海外ではあんなボッタ価格にすることはないだろう。
幾らにするにせよ、綿密に市場調査をし、検討を重ねて決定するはずだ。
売れなきゃ困るからな。「売れたらラッキー」程度の認識の日本市場とは違うのだ。
あああああ。
考えすぎだって。考えすぎだって!
分かっちゃいるけど……。


はぁ。
ゲームやろ。投売りゲーな。中古ゲーな。
そんなオタクが一番タチ悪い。
考えすぎだって。
いや考えすぎじゃないよ。
ロクに市場に金を落とさんくせに、文句は人百倍言う。
最悪ですよ。
はぁ……テレビゲーム。





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