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<OSS> ミラクル・リナックスのユーザー事例集

2006-01-06 23:50:02 | OSS・ユーザー


ミラクル・リナックスのユーザー事例集

  JR北海道の導入事例から・・・
 JR北海道は、当初「MIRACLE LINUXは大丈夫なのか?RAC(Oracle Real Application Cluster)が落ちる懸念があり、導入はを避けたかった」という。しかし、「3カ月間稼働させた結果、一度も停止せず、問題は発生しなかった」。日本オラクル、ミラクル・リナックス、日本HPのワンストップサポート体制も確約できたので、正式に基幹システムに導入した。
http://www.miraclelinux.com/products/case/


<OSS> 米国ノベルがスイス政府からLinuxの一括大量受注を受ける

2005-12-16 22:04:51 | OSS・ユーザー


 米国ノベルはスイス政府からエンタープライズ向けLinuxに関して、スイス全土で3000台以上のサーバーがSUSE Linuxで稼働する大規模な契約を獲得したと発表した。これは、ノベルのエンタープライズ向けLinuxをスイス公共部門のITインフラ全体に展開するというもの。

 スイス連邦政府では「国レベルでのLinuxの導入という点では、今回が初めてとなる。今後、ノベルのSUSE Linuxはスイスのあらゆる連邦政府業務で採用される」と語っている。

 ドイツをはじめ、ヨーロッパ各国はLinux導入に積極的だ。このような状況下、スイス政府が3000台のLinuxを導入することに決めたことは他の国々にも影響を与えそうだ。翻って日本はどうだ。当初はLinux導入に積極的であった日本政府も、最近マイクロソフトに気兼ねしてか、トーンダウンしてきた感じもしないわけではない。オープンソースの代表格であるLinuxを導入することは日本の国益にかなうことを日本政府は再認識してほしいものだ。
http://www.novell.co.jp/pressrel/2005/20051215_1.html


<OSS> 東京スター銀行は積極的にOSSに取り組む

2005-11-27 19:10:16 | OSS・ユーザー


 東京スター銀行は金融機関としては早く、02年からLinuxをはじめとするOSSを利用している。

 OSS採用の理由は①スタンダード②シンプル③スピード④コラボレイト―の4点。

 先駆的にOSSを採用することができたのは「チャレンジさせるという価値観があるから」という。
 (IT Pro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051101/223906/
http://www.10art-ni.co.jp/case/10art-ni_plus/2003special/TKYSTARBK.pdf


<OSS> ターボリナックスのLinuxOSを岐阜県とつくば市が採用

2005-11-21 21:07:29 | OSS・ユーザー


 ターボリナックスの「Turbolinux 10 Desktop」および「Turbolinux 10 Server」が、岐阜県とつくば市の小中学校が利用検証を目的に導入するデスクトップLinuxとして採用された。これはコンピュータ教育開発センター(CEC)の平成17年度教育情報化促進基盤整備事業「Open School Platform」プロジェクトの一環として行われるもの。

 この事業は昨年度実施されたIPAの成果を踏まえ、学校現場でのさらなるOSSの活用と定着を目的に行われるもの。すでに岐阜県、つくば市の実践校ではOSSが使われているが、他地域の教育委員会および学校現場へのOSS導入促進へとつながる波及効果も狙うことにしている。

 Linuxパソコンは今、全国の学校、自治体を中心として導入の機運が徐々に盛り上がりつつある。昨年度からのLinuxパソコン導入の流れを、より大きな動きにする意味から、今回の実証実験の意義は大きいものと言える。 (ossdatabank)
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20051021111531&mode=syosai


<OSS> IPAが4自治体のOSS導入実証公募結果を発表

2005-11-12 16:03:44 | OSS・ユーザー


 情報処理推進機構(IPA)は、「自治体におけるオープンソースソフトウエア活用に向けての導入実証」公募結果を発表した。今回の公募では14件の応募があったが、審査の結果次の4件が採択された。

 ①北海道札幌市(テクタス)②栃木県二宮町(NEC)③大分県津久見市(ハイパーネットワーク社会研究所)④沖縄県浦添市(おきぎんエス・ビー・オー)
(ossdatabank)
http://www.ipa.go.jp/software/open/2005/stc/jichitaikekka.html


<OSS> 三菱自動車がアイ・ティ・フロンティアのLinuxメインフレームサービスを採用

2005-11-07 21:54:02 | OSS・ユーザー


  情報サービス企業のアイ・ティ・フロンティアは、事業の1つとしてSAPのERPシステムのアウトソーシング・サービスを提供しているが、通常SAPのERPシステムを構築する際には、1システム当たり少なくとも開発、検証、本番の3台のサーバーを設置する必要がある。同社ではコストを削減するアプローチとして、仮想化(バーチャライゼーション)の機能によって1台に統合することが可能な、IBMのメインフレームの「 eServer zSeries」を選択した。これによって自由度の高いLinuxと信頼性の高いzSeriesを組み合わせ、TCO削減と柔軟な運用が可能なアウトソーシング・サービス「z/Linuxシェアードホスティングサービス(zLSHサービス)」を提供することに成功した。
http://www-06.ibm.com/jp/servers/eserver/zseries/casestudies/itfrontier/

 三菱自動車工業は、この「zLSHサービス」を2005年4月に導入し、Webシステム関連のサーバー35台を統合し、運用管理コストの削減と、サーバーの動的な追加やピーク時のCPUリソースなどの動的な追加を可能とする柔軟な運用体制を実現した。05年10月からは、これまで別サーバーにあった販社の三菱自動車サテライトショップ向けWebシステムも「zLSHサービス」を利用して稼働させた。
http://www.itfrontier.co.jp/corporate/29/888/001074.html
(databank)


<グリッド・ニュース> 中部電力がグリッドシステムを構築し、計算時間47日を10時間に短縮

2005-10-31 20:38:02 | OSS・ユーザー


 中部電力は、中電シーティーアイと日本IBMと共同で、オフィスで通常の業務用として使用しているパソコンの余剰能力を有効活用するグリッド・コンピューティング・システムを構築したと発表した。

 今回の検証例には、中部電力の技術開発本部で使用されている約200台のパソコンを用いて、中電CTIが開発したソフト「たんぱく質解析アプリケーション」を使用した。その結果、従来1台のパソコンで47日間かかっていた計算がわずか10時間に短縮することができた。

 今後は、中部電力にある全社約1万7000台のパソコンでの展開を目指すことにしており、これにより、専用計算機が不必要となり、設備投資効率の向上につながるものと期待されている。
http://www.ibm.com/news/jp/ja/2005/10/10311.html


<OSS話題のひろば> 日本MySQLパートナー会がMySQLのユーザー事例を公表

2005-10-28 22:18:42 | OSS・ユーザー

 
  MySQLはOSS(オープンソースソフトウエア)のDBMSとして最近急速にユーザーを拡大している。最近話題となっているLAMPの“M”のMySQLの果たす役割は今後ますます重要になってくると思われる。

 ただ、MySQLの実態はまだまだ明確になっているとはいえず、どのようなDBMSで、ユーザーにどのようなメリットを与えるのかも、もう一つ明らかになっているとは言えない。

 日本MySQLパートナー会では「MySQLを利用した開発事例」をこのほど公表した。これによって、ユーザーがどのような評価をMySQLに下しているのか、その一端が明らかになった。
http://www.mysql-partners-jp.biz/techinfo/dev_20051024.html


<OSSユーザー> 緑屋電気がERP「SAP R/3」をUNIXからLinuxへ移行

2005-10-26 21:45:57 | OSS・ユーザー

  緑屋電気は基幹システムのERP「SAP R/3」のサーバーOSをUNIXからLinuxへ移行させ、05年4月からグループ4社で稼働を開始し、本社は05年12月にカットオーバーを目指している。今回の移行は、エレクトロニクス業界における商流・物流の多様化・複雑化に対応するため、グループ会社・取引先を含めた商社・流通の独自テンプレートの開発・導入を行ったもので、TCOの削減とコストパフォーマンス向上を達成した。

 サーバーはデルの64ビットIntelXeonMPを搭載の「PowerEdge2850」5台、「同2800」1台、「同6650」1台。デルと第一生命情報システムがSAPonLinuxの共同検証を行った。懸念されていたSAP認定Linuxカーネルのメモリー制限(4GB)もスワップ(仮想メモリー)を使うことにより、十分なパフォーマンスが得られることが判明した。

 今回のLinuxシステムの導入により、緑屋電気では、「RedHat EnterpriseLinux AS ver.3」上で「SAP R/3 Enterprise」、BWがともに正常稼働し、エンドユーザーからレスポンスが速くなったと評価されるパフォーマンスの向上が得られた。http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2005/051026?c=jp&l=jp&s=corp