川崎様御光臨

初めてのカワサキ、初めての最新型、アメリカ版ZZR、ZX14 06年型に乗ってます
飛行機や身近な話題も書いてきます

こんな山奥に

2008-06-29 16:12:51 | 川崎様
いつも寝ているうちに終わってしまう休みの日だけれど久しぶりに時間を作ってエンゼルクレストまで行ってきた。出発前にグーグルマップでみると走れそうな脇道が見えるので探しながら走ることにする。
ここら辺かなと思って走ってもまったく見つからない。もういい加減通り過ぎたあたりに営林署のような小屋があったので寄ってみたけどすぐ行き止まり。でも本線に戻ろうとしたら目の前にゲートがありハイキングコースのような看板がある。駄目もとで入って行くと道は一応舗装はしてあるので先へ進んでみる。

ここで舗装についてちょっと書くと日本に比べると格段に悪い路面です。ひび割れや欠けがそこら中にありBMWのオフ車がベストチョイスかと思うぐらい。おまけにちょっと雨が降ると砂が浮くし。高速の溝は縦溝が深く車線変更しなくてもハンドルを取られ気味になります。それに加えコンクリート舗装なので横溝が酷く、ちょうど流すくらいのスピードでウープスに乗っているようなゆれが出てきてしまいます。これはホイールベースの問題だと思うけれど。

で、話を戻すと道幅は車がすれ違えるぐらいで、本線が山間の沢筋を走っているのに対して、尾根筋の道で景色がいい。遠景にはドライで赤茶色の砂漠の風景が、近景には日本ほどではないけど針葉樹の緑がありそれが尾根を越える毎に交互に目の前に広がってくる。前回に書いた「松から椰子街道」とは一味違った眺めの良さ、ただし舗装は最悪、レンガの上を走っているようなもの。

そのうち送電線の鉄塔の下でストップサインが出て進入禁止。ここからは本格的な(?)ハイキング用の小道と、、、なんと刑務所専用エリア!!



さすがに入ってみる気にはならないので、看板の前で一枚。しかしこんなところで何を?植林でもさせるのかまさかサバイバルゲームでもやらせて生き残った人間を秘密機関で働かせるとか、、、。
一瞬想像をたくましくしての帰り道、本線にはいる直前で景色に気をとられこぶし大の路面のかけらに乗り上げてしまう。急に前輪が頼りなくなった気がして「まさかこんな山の中、それも異人の犯罪者のいる所でパンクか?!」と思ったら気のせいでした、この小心者~。

本日の走行:152.3マイル
ガソリン: 4.712Gal $22.80 151.5マイル

*気がつきましたか、タンクの上? ビックリ!松ボックリですよ。





松から椰子街道

2008-06-12 13:24:50 | 川崎様
ベタな名前は英語で Pines to Palms Highway と名付けられている。
ロサンゼスの西のハーレー好きには有名なヘメットという町から山道を登ると松が生い茂る山あいの集落に出る。八ヶ岳か富士山麓のイメージで当たらずと言えども遠からずか。松林の中を道はゆるく下り草原地帯に入り最初に大草原の小さな家に出てきそうな大きな牧場が見えた後に、両側に一区画が1ヘクタールほどの分譲?牧場が続く。たとえ町場が暑くてもここは高原の涼しさがあり、ホッとできる。
そのうちだんだん緑が少なくなってゆき砂漠地帯に入る。針葉樹から広葉樹になり低い潅木が点在するようになった後は岩がむき出しのワインディングにはいって行く。景色はまさに西部劇に出てくる岩山。
砂漠の中のオアシスまで20マイル、30キロほどを駆け下りるとパームデザート、砂漠の椰子という名の街に出る。隣の町ははゴルフや避寒地として有名なパームスプリングス。こちらはたとえ町場が寒くても暖かく、夏場になると40度ぐらいの暑さになる。
もう今頃は砂漠まで下りるのは勘弁して欲しい季節だ。

本日の走行:325.1マイル
ガソリン:4.709Gal $22.50 149マイル
     2.671Gal $12.50 102マイル
     4.150Gal $19.50 158マイル 

*フロントフェンダー高さの茶色い点々は「牛」です


川重の思惑

2008-06-08 02:50:17 | 川崎様
続報です。前に書いたフレームナンバーによるチェックはZX14についてではありませんでした。

正確には、「北米で登録が確認されたZX14」です。

どうゆうことかというと、販売後ディーラーから米国川崎に情報が行くことによりそれがデータのもとになるようです。リコール発生後に納車待ちのオーナーが検索をかけたところヒットしなかった事から判りました。
これは「製造品情報」ではなく「現地販売済み製品情報」なのです。
残念ながら、日本向け輸出品(??)はディーラーからの販売報告が無いために情報が出ません、お騒がせしました。
今のところ北米で販売した06、07年のZX14がリコールの対象です。

このリコールは中国雑技団的乗り方による損傷と考えられるので、ガソリンタンクのリコール時にメインスタンドの無いZXは対象にならなかった例から、日本のZX、ZZRについては変な乗り方をされる事は無いとしてリコールしないかもしれませんね。

その昔、GSXRを販売開始した当初に焼き付きの問題が発生しました。これが沖縄だけで起こる。なぜかと調べていったらお買い上げ先は米軍基地。オイルが吸い上げ口になくなってしまったのが原因だったそうな。なぜって、、、

み~んなウィリーのしまくり!!

その後スズキはリコールで全車に対策を講じたとの事。
はたして川重は???



*写真が無いと寂しいのでまったく関係ないのですが、金髪碧眼歯列矯正中の小国民と帝国陸軍軍人のミイラ

リコール発生、フレームにクラック!!

2008-06-05 13:00:24 | 川崎様
今週の月曜日からフォーラム上では話題になっていたのだけれど、知らずにいて今朝の郵便で事態の発生を知る。

原因はエンジンマウントアジャストカラーの締め付けすぎで、症状は荒れた路面や悪路走行によってフレームの後下部クロスメンバーの溶接にクラックが入る恐れがあるそうです。
対策は、正規のトルクに戻し問題のあるものはフレーム交換だそうです。

去年の8月に問題がアップされてから9ヶ月、やっと川重が重い腰を上げたのか、はたまた製品誤差の範疇だけど消費者保護の観点からリコールをかけたのか。下のリンクに写真があります。

http://www.zx14ninja.com/phpbb2/viewtopic.php?t=7408

11000台中5台に問題がおきたとされるけれど、どんな使われ方をしたのかはわからないし。エクストリーム系の人達は想像を絶する負荷をかけるのでそこまで考えて作っていなかったりのか。

少なくても北米仕様のZX14についてはフレームナンバーを入れれば、下のリンクでリコール状況が確認できます。

http://www.kawasaki.com/DefaultFrame.aspx?strContentURL=/site/VIVehicleInformation/VIChooseVehicle.asp?intCatalogID=2&intParts=0

フォーラムではすでに、たいしたこと無い派と訴訟も辞さない派が遣り合っていて、日本と同様まともな人からどうしようもない人まで喧々諤々状態です。

人って愛するものに裏切られると、様々な反応をするものですね。

とりあえずご報告。