涸れ行く油井

３日前にみんなでラーメンを食べに行こうと連絡があった。
ロサンゼルスではコロナのせいで３家族以上の集会は禁止されていたけど隣のオレンジ郡での規制は緩かった上に先週からまた緩和されたので企画されたのだ、、、と思う。
久しぶりにバイク仲間が集まってラーメンを食べながらお互いの無事を確認しあう。

ピアジオの３輪車を先頭に列を組んで店まで走ったのだけれど、高速を走っただけなのでラーメンは消化できても走りは消化不良気味だったので、現地で解散していつものダム湖までひとっ走り。

途中の下道に使われなくなって大分経ったであろう石油くみ上げポンプがあったので写真を撮る。



後方の錆びたハンマーのような形のものがポンプで稼働時には握り元の部分から油を汲み上げていた。
原油がなくなったからか採算が取れなくなったからか判らないけれど、石油(だけ)の時代は終わるのかもしれない。
将来は愛煙家の悲哀と同じことが内燃機関愛好家にも起きるのだろうか。


普段は西からアプローチするのでダム湖から山に入るのだけれど、店からは真北にあたるので逆からアプローチになる。



逆コースの上午後の日差しなのでかなり印象が違う。少し東の山には雪が残っていて今月末まではスキー場も開いている。

本日の走行：１５８．０マイル
４．３０７ガロン　１５６マイル　＄　１８．００

雲湧く

昨日の土曜は好天気だったのに今日は一日曇りの予報。
走り出すと垂れ込める雲がいつものダム湖の方角の空に見える。
もちろんそっち方面の予報も曇り。
前回とは打って変わって高速を走っているうちに指先がかじかんでくる。
春めいてきてタンポポも咲きだしたと言うのに寒の戻りか？
走っているのもBMWのグループやマッスルカーのグループなど四輪ばかりで二輪のグループはスタンドで見ただけ。
山の中に入り高度は上がり気温は下がってくるけどアドレナリンが出るからか指は動くようになってくる。

登り詰めて登ってきた方角を見ると青空が見える。
ロサンゼルスの北側にある山脈の向こうは晴れていた。
そして上ってきた谷間からは雲が沸き上がり町のほうへ流されていく。
遠くに見える山にはまだ沢筋に雪が残っているのが見て取れる。



今週半ばには雨の予報が出ている。
こうやって少しずつ本番の春がやってくるってことかな。

本日の走行：１２８．０マイル
３．７５０ガロン　１２８マイル　＄　１５．００