毎度学校の無駄なバカになる為だけの調教に血道を上げて御苦労!お前らの無駄な努力は単なる無駄以外の何者でもない。
例えば楔形文字の事は知っているか?楔形文字は粘土板に書かれている。単純な形状である。最古の文字である。程度だろうか?
楔形文字は主に出所のアッカド語を記したものが多いのだが、他にもエラム語、ヒッタイト語、ルウィー語などにも使われていた。丁度、漢字を万葉仮名で使ったようにである。
学校の詐欺物体は、なんぞほざくかもしれないが、実は、この殆どは大英博物館にあるが、今でもチョコチョコ見つかるものだと言う。このチョコチョコ見つかるというのは、粘土板が5000年以上形を止めるという特性以外に、簡単に手に入って、幾らも使える(土だしね、材料は)と言うのもあるが、それほど「記録大国」であり「文字に慣れた民族」だった事が推測される。
何しろ「愚痴」を書いている物も多いという。
さて、この楔形文字の文書、どれぐらい残っているのか?
回答:10万点以上である。
実は歴史には徹底的な差が生まれている。このシュメール王朝のアッカド語は、エジプトのヒエログリフに比較しても膨大に多く、それによる細かな情報が山の様に残っている。何とはなれば、個人の生活の細々した事まで書かれていて、ありありと分かるのだが、困った事に、それ以外の、つまり3000年前ぐらいから2000年ぐらいまでの情報が全く無いのである。
これは紀元前1000年のカタストロフ(壊滅)と言われている歴史上の大問題である。
大体想像の端っこで言われているのは、各国間の戦争と、国家内部の政争の結果だろう?と言う事なのである。それと気候変動も同じ頃あったようで、そこもはっきりとしていない。
ユダヤ古王朝なんかもユダヤ人が文化を何とか残して居るから残っているようなもので、もっとも虚言癖が民族性であり、ソロモンの治世とかを誇大に喧伝しているが、ソロモン王の領土は、ソロモン王当地時代少なくなっているとか、まぁそんな程度の情報だ。
基本的には、最初の楔形文字がそうなのだが「文字情報の残存」は極めて重要な物なのである。
ところが、これは宮城谷昌光の小説にも出てくるが、中国でも当時戦争というのは「神」同士の戦いであり、負けた国は、その国の「神」を「殺される」のであり、それは「生活の全ての発想・行動様式」を放棄する事となるのである。その為に一番最初にやるのが祭祀の破壊であり、祖先・神の否定である。だから、ギリシア・ローマ・キリスト・イスラム以外の文化は「悪魔のもの」として破壊され尽くしているのである。
実は中国もその例から外れない。最近「夏王朝」の遺構らしい物が続々と発見されているが、まぁ完膚なきまでに破壊されている。そのメインは、やっぱり「祭壇」と「墳墓」と「城・宮殿」である。
これも学校の詐欺物体が伝えないが、三国志で有名な曹操や諸葛亮孔明の伝説の多くが「自分の陵墓を秘密に作り上げ埋葬する」と言う物である。それは何時か自分の王朝は滅びるかもしれないが自分の骸を晒したくないと言う願望が現れた物である。
大体が自分の栄華をあの世まで持っていこうとして副葬品をバカみたいに入れたから荒らされるんだけど、それにしても曹操は、その墳墓らしき物が発見されたが薄葬の極みで、まぁ薄葬したとは言われていたのだが、実際にそうで驚いたのである。
因みに、中国は3000年前に甲骨文字が出始めて、それから2600年前頃に金文(周王朝の漢字)が現れる。そして2200年前頃には秦の始皇帝による「隷書」の漢字が現れる。しかし、この頃の漢字は折角「始皇帝」が統一した筈なのに統一されなかった。日本で言う所の変体仮名の様な漢字の使われ方をしていたのである。
それとだが中井貴一の中国紀行はちょっとどうかと思うが、中国人が2万字以上もある漢字を全て覚えている訳ではない。今の外来語もそうなのだが、日本のカタカナ表現のような音声表記があるのである。
だが、この音声表記自身が長い間「統一」されなかったのである。
我々の言う「漢字」が今の形態になったのは西暦1000年頃に科挙の試験での問題を書くのに文字の表記の統一が必要と言うことで唐王朝で始めて決定したのである。
さて、この漢字は出所から読み方が上から下へ、右から左へが決まりだったが、ヒエログリフや楔形文字は決まっていなかった。その辺でも驚くね!
それもそうなんだけど、近年インカ文字の研究が分かってきており、象形文字と思えるあの文字は実は「へん」や「つくり」がある。構造で、音の表記と意味を表す所がある。これはヒエログリフと漢字とインカ文字に共通する形式である。
それも驚きだが、似たような文字がインカ文字では1つの文章に沢山出てくるのである。これは、どうも「韻を踏む」意味と「同じ文字を2度は使わない」と言うしきたりであった。つまり雅文は中国のそれと似ていたのである。
さて、もう一方で、西アジアの文字文化について言うと、これは放送大学の「地中海文明の発展」が正しいのでそちらを見てもらうと良いのだが、ヒエログリフや楔形文字とは違うアルファベットが現れた。これも基本は象形文字であったが、早々に音声表記のみにした…とは行かなかったようで、文字数がやたらと多く、また、文法が面倒臭かったのである。
講師によると「文字を使った簡潔な意志の伝達方法と言うより、書いた者と読む者が、判読する暗号のようなもの」だったらしい。
バカか?って思うでしょう?でもそうだったの。
それを「ばかばかしい」って事で今から2600年ぐらい前に「新アルファベット運動」ってのが起きたらしい。
その「内容」は?
「喋っている言葉をそのまま音声表記文字で書く」と言うもので、
馬鹿馬鹿しいにも程がある!
のだが、これが数百年もかからないと出来なかったのだ。因みにアルファベットは50種類だったのが半分になったそうです。
似たような問題はキリスト教の新教問題でドイツなのに聖書はラテン語と言うのに引き継がれています。
最後にですが、これは「世界一受けたい授業」にもありましたが、この「口語の発音」は、今では考えられないが「母音」は欧米でも中国でも殆ど使わなかったのである。つまりアルファベットの最初の頃はAIUEOの文字も音も無かったのである。アラビア語にUの発音が無いのは有名だが、この様な聞き難い言語を何故選んだのか?非常に疑問である。
この発音に似ている音を聞きたかったら、スターウォーズエピソード2・3の中に出てくる「昆虫人類」が出てきますが、大体それに近い様です。
さて、最後に日本ですが、これまた世界一受けたい授業で蝶蝶が違っていたと言うのがありますが、日本書紀の頃の日本は破裂音が多用されていたのです。つまり「ぱぴぷぺぽ」が多く、濁音は殆ど発音しなかったのです。
宮廷語で確か「父親」を「ぱぱ」と言うのですが、これが「ふぁーふぁー」と言っていた記憶があります。実はそういう番組がETV特集で30年ぐらい前にあったんですね。
事程左様に、学校の教育は「差を付ける」為のものであり「教養を興味を持たせて身につけるものではない」とは思いません?言語の基礎でも、ここまで色々トリビアがあります。