織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

立山・剱岳「天の記」(1)「山の詩」

2009年07月01日 | 立山・剣岳
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写真:峻峰・剱岳


 ≪登行記録≫

【登行日】 昭和46年8月18日~22日

【行程】

<第1日> 上野⇒(車中泊)⇒富山

<第2日> 富山⇒立山⇒美女平⇒弥陀ヶ原⇒室堂--->
       一の越--->立山(雄山・3003m)--->大汝山--->富士ノ折立--->
       別山乗越--->剣沢--->剣沢小屋(泊)

<第3日> 剣沢小屋--->剣山荘--->一服剣(2618m )--->前剣(軍隊剣・・?2813m)--->平蔵の頭
        --->平蔵のコル(避難小屋)--->カニのタテバイ--->カニのヨコバイ(クサリ)
        --->剣岳山頂(3003m→2999m)--->避難小屋--->前剣
        --->一服剣--->剣山荘(泊)

<第4日> 剣山荘--->別山乗越(剣御前小屋)--->雷鳥沢--->室堂⇒立山⇒富山⇒金沢⇒
        兼六園⇒湯涌温泉(泊:金沢の奥座敷・山の湯「うえのや」)

<第5日> 湯涌温泉⇒金沢⇒福井⇒米原⇒新幹線⇒新横浜⇒自宅





【濃霧にかき消されていた、その姿は、今その全容を現にした。豪壮無比、急峻にして高邁、颯爽としたその風格は、胸を締め付けられるような感動を覚える。黒百合のコルから沢筋の八ッ峰の末端を底辺としたその形容は、真しくアルプスの金字塔の名にぴったりである。太刀の鋭さと鋼の強靭さを兼ね備えている、その名のとおりの「剱岳」であった】


立山・剱岳「天の記」(1)「山の詩」

山を歩く、登山を楽しむ・・!、

人生はよく山に譬えられる 
人生、山あり谷あり、
今まで晴れていたが、何時の間にか霧が発生して視界が遮られた、 
地獄のように、こっぴどく吹かれた後の天国のような青天井、
断崖あり落石あり、この先、前へ進もうか退こうか、
一歩、踏み出そうか、止めようか、
この時の一瞬の落差変貌が人生の命運を決する時もある。

山は、登りも下りも辛くて苦痛の連続である
だが登りの苦痛は、快感にも変わる、マラソンと一緒だ・・!
辛くて下山するのも良し、
頑張って到達した山頂から、雲海を眺めるのも良し、
総ては自分で選択する、それは人生そのもの
結果として、脱落した者には後悔が残り、
達成した者には満足感が残る、 
躊躇して退いてから後悔を積み重ねる人生よりも、
更に一歩踏み出して得られる満足感、達成感
万感を重ねる人生の方がやはり素晴らしい。 

山頂から望む周囲は夢世界で広大無限、 
下界は人々がひしめき合うちっぽけな世界
天上世界は人々の日常的な悩みなどは吹っ飛ぶ、
登山することは、立体的な三次元の体験もさることながら、
現実の世界で、夢を見れる場所でもある。

さあ・・!、今日も夢を見に行こう、
次回からは、立山・剱岳「天の記」へ・・、


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