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今何時・・?、時間は大和美人が知らせるよ。
クリックすると各都道府県の時計美人と1分間の恋ができます。
クリック=時計美人
美人時計 ; http://www.google.com/ig
南ア・仙丈ヶ岳紀行(62) 「甲州・南アルプス林道」 .
さて、いよいよ国境(県境)を跨いで甲州側の南アルプス林道を向かうことになる。
手元の登山地図を見ても南アルプス林道としての表記は無く、まして登山路としての明示もされてないので、所要時間などは全く不明である。
地図上で概ね計ってみると凡そ10kmはあろうかと思われ、3000m峰をやり抜いて疲れた身体だと3時間程度もかかろうか・・??。
昨日訪ねた「北沢長衛山荘」の入口辺りまでは人の姿があって、気持ちも安らか穏やかであったが、こちらを過ぎると様子が一変する。
南アルプスの真っ只中、大原生林の中に一人取り残されたような、何かに追われているような妙な錯覚におちいる。
林道は確かに車が通れる、或るいわすれ違いができる程度の幅はあるが、沢水の流れに抉られて(えぐられる)いたり、小石大石が道の中ほどまで落ちていて、このままではとてもじゃないが車なぞは通れはしない。
今のところ、チョット荒れ放題の南アルプス林道で、熊でも出てきたら「ヤバイ」な思うほどである。
両サイドはV字峡谷の山肌が迫ってきていて、何か圧倒的な威圧感を覚えるのである。
右側面は昨日、一昨日削り取ったような岩肌がむき出しになっていて、崩落しそうな危なっかしいところもある。 又、左手は北沢の沢は切れ落ちていて、遥か下方からの沢音が、何故か物悲しげに聞こえてくる。
何しろ、頭上には甲斐駒ケ岳から派生していて鳳凰山(鳳凰三山)に連なる2500メートル以上の早川尾根(栗沢山、アサヨ峰、早川尾根の頭、赤薙沢の頭、高嶺)が被さってきているのである。
普通の山道と違って、どうも前向きな気持ちになれず、急ぎ足でドンドン下る。
幸い道が崩落している厄介なところはなく、しかもさすがに林道でゴロ石なども無く歩きやすいのは何よりであった。
それにしてもこのような南アルプスの山奥に、よくぞこのような道をこしらえたものよと、逆説的に感心する次第である。
思えば、昨日登ってきた伊那側の林道(南アルプススーパー林道)も峠まで達していて、しかも向こう側は既に車が実際に峠まで入ってきていた。
こちら甲州側の林道は車道らしきものは付いているが保全管理が行き届いてなく、当然ながら車などの通行、運営はされていないようだ。
元より、ここには細々ながら登山道はあったらしい。
北岳の西寄りの野呂川の源流部である両俣(左俣、右俣の合流点)から点線登山路として記載されている。
但し、広河原からの登山道は拓かれていない。
ただ赤線の点線登山路とは、管理が行き届かなかったり危険が多い。
所謂、ハイグレ-ドなコ-スと言われていて、山あいなら極端な岩場や危険なルート、谷筋では渡渉や沢登りなどのハードな難コースで、とても一般向きではないルートである。
次回も、「甲州・南アルプス林道」
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「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」
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両サイドはV字峡谷の山肌が迫ってきていて、何か圧倒的な威圧感を覚えるのである。
右側面は昨日、一昨日削り取ったような岩肌がむき出しになっていて、崩落しそうな危なっかしいところもある。 又、左手は北沢の沢は切れ落ちていて、遥か下方からの沢音が、何故か物悲しげに聞こえてくる。
何しろ、頭上には甲斐駒ケ岳から派生していて鳳凰山(鳳凰三山)に連なる2500メートル以上の早川尾根(栗沢山、アサヨ峰、早川尾根の頭、赤薙沢の頭、高嶺)が被さってきているのである。
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幸い道が崩落している厄介なところはなく、しかもさすがに林道でゴロ石なども無く歩きやすいのは何よりであった。
それにしてもこのような南アルプスの山奥に、よくぞこのような道をこしらえたものよと、逆説的に感心する次第である。
思えば、昨日登ってきた伊那側の林道(南アルプススーパー林道)も峠まで達していて、しかも向こう側は既に車が実際に峠まで入ってきていた。
こちら甲州側の林道は車道らしきものは付いているが保全管理が行き届いてなく、当然ながら車などの通行、運営はされていないようだ。
元より、ここには細々ながら登山道はあったらしい。
北岳の西寄りの野呂川の源流部である両俣(左俣、右俣の合流点)から点線登山路として記載されている。
但し、広河原からの登山道は拓かれていない。
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