オーガニック コンシェルジュ・ボイス

オーガニックをおしゃれに楽しもう。

オーガニックとの出会い Part.2

2004-07-04 02:37:32 | コンシェルジュのこと
Part.1のつづき‥

日本で一般的に皆さんが持っている「オーガニック」のイメージとは、無農薬&無化学肥料の土地で栽培された安心安全な農作物&食品のこと。確かにそうなのですが、他国では「環境にやさしい」「自然と共に生きる」などもっと幅広い意味を含んでいます。だから私のブログも「食」のページにあるのではなく、「環境goo-スローライフ」のカテゴリーの中にあるのですが‥

私の出会ったヒッピー村の住人は、食器を洗うのも水を汚さない為に洗剤をなるべく使わず新聞紙などの紙で擦って汚れを落としたり、部屋の窓に現れた巨大ガエルも、イグアナ並みにグロテスクな1mのトカゲも「可愛らしい!」と微笑みながら見守るまさに自然と仲良く暮らすオーガニックな人々だったのです。

私は日本で味わったことのないそんなライフ・スタイルに憧れ、これをキッカケにオーガニックという言葉に本格的に興味を抱き始めたのです。

なんだか文章でお伝えするのは少々ニュアンスが難しくてもどかしいのですが、皆さんにも「へぇ、そういうことなのか」と共感していただければ嬉しいです。

そんないろんな側面を持ったオーガニック。知れば知るほど面白いけど、なんだか奥が深い‥ ちょっと手強いパートナーなのです!



オーガニックとの出会い Part.1

2004-07-04 01:58:16 | コンシェルジュのこと
前回はブログ・テーマサロン向けに納豆のお話を載せましたが、いよいよコンシェルジェらしくオーガニックのことに触れたいと思います。

それでは私とオーガニックの馴れ初めから‥

私が初めてオーガニックに出会ったのは、海外留学中でした。ある日、友人が「おもしろいところがあるよ。」と連れていってくれた所、そこが裸足に布をまとい髪型も表情までも、まるで生まれたまんまのような人達が住むヒッピーの村でした。衝撃的なその光景は私の胸に強く焼き付き、次の日には日本から持ってきたヒラヒラの服やとんがったサンダルをルームメイトに譲り、その村へと旅立ったのでした。

村の人達は老若男女いろんな国から集まっていて、気の向くまま思いおもいの生活をそこで送っているのですが、基本的に物はリサイクル中心(必然的にあまりゴミは出ない)、移動は車を使わず遠くてもなるべく歩くか自転車、食に関しても近くの便利でお手ごろなスーパーでなくやっぱりちょっと歩いてオーガニック・ショップにて購入していました。そうです。このオーガニック・ショップが私が初めてオーガニックと出会った場所だったのです。(当時、あまり英語ができなかった私は店の名がオーガニックだと思っていた…) Part.2につづく

(写真協力 嵯山ゆり)