オーガニック コンシェルジュ・ボイス

オーガニックをおしゃれに楽しもう。

モノではないオーガニックをもとめて

2016-02-29 10:44:36 | コンシェルジュのこと

私がオーガニックの魅力を伝えたいと

活動家として2004年にスタートしたときは

オーガニックといえば農法、食品のことをイメージすることが基本でした。

2005年のロハスブーム以降は、なんにでもオーガニックという言葉をつけて

ナチュラルっぽく表現するのが流行ってきました。

それはコスメであったり、アパレルであったり、

オーガニックという言葉の清らかさや爽やかさを「形容詞として」使いたいという

ビジネス的な目的もあるのでしょう。

本来の意味とは違いますが、雰囲気的に「オーガニック」とつけた方が

ナチュラルよりもより本格的に自然に近いような印象を受けるのは確かです。

ただ、近年は行き過ぎている感じを受けていたので、

「モノ」や「ビジネス」や「イメージ」だけのオーガニックではない

もっと深いレベルで本質的な意味を追求したいなと思い続けていました。

 

心や精神など生きていくうえでは「モノ」よりも大切なことがありますが、

これをオーガニックに当てはめて表現するのは難しいものです。

ただ、自分自身が経験したなかで、感動したり手ごたえを感じたものは

学びながらもいろいろな方法で発信していけたらいいなと思っています。

現在はオーガニックといえば欠かせない存在の人智学者ルドルフ・シュタイナーの

学校に通ったり、臨床美術や、芸術療法なども学んでいるところです。

知識や情報を集めるというよりも、どんどん体感していこうと思っています。