オーガニック コンシェルジュ・ボイス

オーガニックをおしゃれに楽しもう。

ヤフーのニュースで

2009-07-31 17:33:24 | 海外のオーガニック
enjoy organic 岡村貴子のHP

ホームページがリニューアルしました


昨日のyahooニュースで
こんなのがありました。
有機に健康効果なし・・・

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院が研究・発表したとか。
アメリカの研究機関では栄養面に関しては植物ごとに、たとえば
トマトのリコピンは通常のものより含有量が多いことなど違いが
わかっていたりするんだけどな。
何をどう調べたのか詳細が気になるところ。

ここでおもしろかったのは
このニュースに対しての書き込みコメント。

農薬のことやら、有機の考え方やら
皆それぞれの意見が大変おもしろい(興味深い!)
気がついたら100件近く読んでました。
普段、生活者の人はどんなふうにオーガニックを
とらえているのかな、という意味で勉強になった。

偏った意見が多かったのを見ると
業界関係者がほとんどのような気がしますが、
ともあれ、参考になるコメント多しです。

なかでも
「有機農業が推奨されているのは,土壌生物(ミミズや菌類・細菌類など)生物層が豊かになるから。
効率だけを優先してきた農業に対する反省から来たものだと理解しています。
つまり「地球は人間だけのものでは無い」ということ。」
というコメントに「うーむ」と頷いてしまいました。

私個人はどう思うかというと、
そもそもオーガニックとは
「農薬や化学肥料を使わない安心安全な食べ物」という
多くの人がイメージしているものではなく・・・

本当に大事なのは自然と共生しながら作物を育てたり、
なるべく化学的に合成された農薬や添加物に頼らない
食品をたべるには?と考えることで食の現状に興味を持ったり、
食に意識を向けることで普段の生活にかかわる
着ること、スキンケアや住空間、などにも
同じ視点で考えるようになることが
オーガニックを突き詰めていく過程で得る「糧」だと思っています。

なので、栄養素が変わらないので健康になるわけじゃない・・・というオーガニックの食という分野の中の「小さな点」を突かれても、今さら「えーっつ!!!」と驚くわけでもありません。むしろ、その栄養という小さな点を気にして大きなお金と労力をかけて研究したということ自体に「なぜだろう?」と疑問に思ってしまいます。

ともあれ、オーガニックの話題がyahooニュースのトピックに選ばれていたので、ハッとさせられた、という日記でした

未来の食卓を見に行こう

2009-07-31 17:21:29 | 海外のオーガニック
enjoy organic 岡村貴子のHP

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小学校の給食をオーガニックに変えよう!
そんなプロジェクトを追いかけた映画
「未来の食卓」を観ました。


フランスの美しい四季の風景の合間に
ゆっくり流れるストーリー。
スローすぎてちょっと眠くなってしまいましたが、
私にとってはオーガニックの素晴らしさと難しさを
感じた興味深い作品でした。

ちょうど今年に入ってから
あるインターナショナル・スクールに
まさしく給食にオーガニックを導入したいという
プロジェクトの御相談を受けていて
ママさんチーム(PTAの方々)とMTGを重ねていたこともあったので
いい勉強になったなー。

そのPTAのママさん達と監督に会いに行ってきましたが
映画の撮影裏話が聞けておもしろかった。

映画の中で最後まで「フライドポテトの方が好き」と
言い続けていたフィリップという男の子。
この子のお母さんはほとんど買い物に行くことがなく、
料理もあまりしない。
実はこんな親が多く、普段の食事で栄養が取れてない分
給食でバランスを取っているのだとか。
そうか・・・そういうことだったのか

日本の給食でも一部の地域では
その土地でとれたオーガニックを導入している学校があります。
給食費の問題や、栄養面、素材にしても学校レベルだと
定期的に大量の確保が必要。
課題は多いものです。
保護者のサポート、学校の理解、調理人の協力に加え
安定した素材の仕入れ、メニュー開発も工夫しなければ
いけません

私は給食大好きっこだったので、
何を食べてもおいしく感じたなー。
熊本はね、一週間のうち
パンが4日御飯が1日の割合で、
牛乳はビンだったよ。
クジラの肉は出てませんでした。
ちなみに好きなデザートはムース、ってかいてある
白いヨーグルト寒天みたいなやつと
ホワイトシチュー

オーガニック導入までの道のりは長いけど
大人も子供もハッピーになれる形を目指して
がんばらなくては!