土佐のくじらです。
アメリカ・サンフランシスコ市議会で、従軍慰安婦像設置を支持する決議が採択されました。
誠に残念です。
中国は南京大虐殺を、ユネスコ遺産登録しようとしているようです。
今審議をしていると思われますので、着目しないといけません。
もし遺産登録されるようなら、日本はユネスコへの資金提供をやめるべきだと思います。
サンフランシスコ市議会決議には、中国政府によるロビー活動支援があったようです。
韓国だけなら、市議会で議論されるまでにはいたらなかったでしょう。
サンフランシスコは中国系移民が多く、また、中国マネーを活動資金にしている市議会議員も多いのです。
アメリカ連邦政府とて、民主主義の観点から、地方都市の自治ついては口を出せません。
中国はまさに、民主主義の弱点を突いてきているのですね。
「最も非民主主義的な国家による、民主主義社会の駆逐が世界で始まっている。」
その象徴が、今回のサンフランシスコ市議会による、従軍慰安婦像設置決議と言えます。
「これにより、日米同盟に亀裂でも入ってくれたら」と、中国は考えているかも知れません。
安保法案体制での日本の安全保障は、「日米同盟が健全である」ということが大前提ですからね。
問題なのは従軍慰安婦問題然り、南京大虐殺ユネスコ記憶遺産登録問題然り、これら一連の諸問題について、日本政府が何らの抗議も、何らのロビー活動も、事前には行っていないことです。
これらについて、実際にロビー活動をし、ユネスコ本部に直接出向き、抗議をしたり、全世界から署名を提出したりしているのは、私の知る限り日本で幸福実現党ただひとつです。
否、政府自民党・公明党だけではありません。
日本国内の国会議員を有する既成の政治組織は、まったくこれらの問題に触れておりません。
現状の、中国や韓国らによる「歴史捏造」という方法論を使っての、日本包囲網創出については、日本は無政府状態です。
本当に、これで良いのでしょうか?
中韓らは、国家ぐるみで、国家予算を使ってこれらの活動を行っております。
幸福実現党の支持組織宗教法人幸福の科学は、全世界に支部や伝道拠点を持っておりますから、全世界で署名を集めたり、抗議活動はできますが、しかしあくまで一民間私団体であり、国家規模での工作活動に対しては、長期間打ち返し続けるのは、兵法の観点からも、はっきり言って無理があると思います。
もう一度言います。本当に、このままで良いのでしょうか?
フィリピン沖南沙諸島の、中国によるさんご礁埋め立てでできた軍事基地
「まあ、大人気ないことを言うなよ。」と言われるかも知れません。
しかし、どうやら日本では、「平和」と「上品」の、区別が付いていないように思えるのです。
違いますでしょうか?
上品なことは、大変結構なことです。
しかし、上品=平和ではありません!
日本の歴史を紐解くと、常に、長き平和の後には、苦しい戦乱の時代を迎えているのをご存知でしょうか?
先の大戦でも、日本が大正デモクラシーを謳歌している真っ最中に、世界では、ABCD包囲網という、日本包囲網が静かに構築されていました。
そのときも日本の政治は、政党政治が始まっていましたが、全世界日本包囲網に対して、まったくの無力でした。
平安時代においては、初代征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)による東北征伐が完了し、遣唐使を廃止て鎖国状態になった朝廷は、国軍や警察機能を廃しています。http://www.sankei.com/premium/news/150906/prm1509060015-n1.html
平安初期の気候は高温期でもあり、食べ物が豊富な初期はそれでも良かったかも知れませんが、気温が低くなり争いが増えてきたことで、武士の時代になったのです。
つまり平安末期は、貴族が「麻呂は・・・」と言って、のどかで文化的な暮らしをしていた反面では、一般国民が自衛しなければならなかった時代であるということです。
貴族から武士の時代への移行は、時の朝廷の、国防軽視思想の現実化が招いたことなのです。
政治の雅(みやび)化は、国民の総武装化を招くのが、日本の歴史的教訓としてあるのです。
それが果たして、平和な社会、幸福な社会なのでしょうか?
上品と平和を、混同してはいけません。それは、もっと大きな混乱と混沌を招きます。
花粉症によるくしゃみや鼻水が嫌だからといって、強力な免疫抑制剤を投与すれば、感染症で死に至りますよね。
それは、健康な姿ではなく、最も不健康なことです。
平和への考え方も、健康への考え方も同じであり、大事なことも同じです。
すなわち免疫力を高めること、そして、早期発見早期治療です。
つまり、「言うべきことは、言うべきときに言い、打つべき手は、打つべきときに打つ!」ことです。
こうでなければ、真に歴史を反省したとは言えないし、平和を愛しているとも言えません。
「過去のこと」と一笑することは、歴史の反省ではありません。
なぜなら過去あったことは、条件が変わらなければ、これからも起こるのです。
仏教の真理、「因果の理法」は、如来さまでもくらませないのです!
現代を生きる日本の国民は、中韓らの「嘘による国際世論創出」に対して、もっと警戒しないといけません。
これは、新たな日本包囲網が創られようとしているのです。
これは、平和の敵なのです。
そして無策の政府、既存の政治勢力の無策に対し、もっと声を上げてください。
そしてそれでも動かないならば、今の既成政治勢力は、もう見限る時期だということです。
欧米列強に対して無策の江戸幕府だということです。
そしてそれを言わないマスコミも、日本の自由や民主主義の砦(とりで)ではないということです。
日本には、幸福実現党があります。
もうここしか、維新を起こせません。
ここは、世界や日本の現状が見えています。
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