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「野生生物レスキューセンター」に着きました。
大きなアブラヤシが見えますね。
センターは、アブラヤシのプランテーションの中にあります。
「ボルネオへの恩返し」
野生生物レスキューセンターの話を私が初めて聞いたのは
2010年『COP10』開催の年でした。
そして、今年4月にレスキューセンターが完成したのです。
「野生生物レスキューセンター」は、ボルネオの生物多様性保全のため、
ボルネオゾウやオランウータンなどの野生生物の一時的保護、治療、野生復帰へのリハビリを行い、
将来的には環境教育や研究などのプラットホームとなることを目指しています。
マレーシア・サバ州(ボルネオ島北東部)では、森林伐採、アブラヤシ農園への大規模な転換により
野生生物の生息地の消失、分断化が起こっています。
ボルネオゾウは、アブラヤシ農園に入り込み大きな農業被害を起こすので
殺傷されるなど人間との衝突が起きています。
日本でも、クマが里に出没して大騒ぎになりますよね。
森林を人間が壊してきたことが原因なのに・・・と
ニュースで聞くたびに思います。
インドネシアのスマトラ島で、ボルネオゾウと同じ理由で
スマトラゾウが害獣として殺されている「毎日新聞」の記事を見せてもらいました。
野生生物と人間の関係が壊れてきています。
この問題の解決を早急に進めなればなりません。
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