もう二週間近く前ですが 「愛すべき森の隣人たち~アフリカ大型類人猿との共存への挑戦」という講演会に行ってきました。
京都大学の企画です。
最初、京都大学で行われるとばっかり思っていたので諦めていたのですが
京都大学東京キャンパスと聞きラッキーにも行くことがでました。
場所は、品川インターシティで久しぶりの都会にわくわくしました。
もうクリスマスのディスプレイがしてありました。
講演会は、
ボノボ&ゴリラ&チンパンジー研究の日本の大御所の先生方揃いで
すごく贅沢な会でした。
講演会の休憩時間に先生方と話ができる時間もありました。
ゴリラ研究の山極先生ともチンパンジー研究の松沢先生とも話がしたかったし
他の人と話をしているのを聞くだけでも良いと思ったのですが
やはり一番興味があるしかもあまり知られていないボノボの研究をしている先生だと思い
古市先生のところに行きました。
幸運にも先生と二人だけになった瞬間があって
聞きたかったことをいくつも聞くことができました。
講演会の内容すべてが良かったのですが
ここに書き留めておきたいことは
大型類人猿の絶滅の理由の一つが
人と共通の感染症によるものだということです。
私たちと遺伝子がほとんど同じですから私たちがかかる病気に彼らもかかります。
しかし、私たちよりもその病原体に抵抗力がないので病気になったら死に至ってしまうのです。
人との接触はいけないのだなと思いました。
研究者も観光客も私も、みんな彼らに会いたい、見たい、そしてできたら接触したい・・・。
難しいなあと思いました。
あと思ったことは、
私は大学で勉強したわけでもないし、仕事でもないし、
ただ大型類人猿に興味がある、好きっていうだけですけれど
何とか大型類人猿の研究や保護に関わって生きていけないかなあと思っています。
松沢先生は話の中で、研究者とガイドと観光客と解説者の四者四様の関わりが今後大事になってくるとおっしゃっていて
私は、研究者とガイドにはなれない・・・
でも、観光客では寂しい・・・
それで、先生の言われている解説者になれないものかと思いました。
まあ、時間の許す範囲でいろんなところに出没する以外できないのですが
やれる世界を広げていきたいと思っています。
それと、みなさん、「ボノボ」に関心を持ってくださいね。
よろしくお願いします。
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