大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

オランウータンのネスト♪

2013-09-29 11:34:12 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 「Myne」会議室での「BCT」のスタッフの話は、とても興味深かった。

特にオランウータンのネストの話は、聞いているだけで

わくわくした。

オランウータンは、木の枝などで毎日新しい寝床を作る。

そして、夕方からそこに寝ると朝まで過ごす。

インドネシアの森で「あれが、オランウータンのネスト」だと教えてもらった時は

宝物を発見したような気持ちだった。

オランウータンのことは、なんだって見たい・聞きたい・知りたいから・・・。

オランウータンのネストを見ただけで嬉しかったのだけど

よく考えてみれば

いつ作られたものか気にした方がいいことに気付いた。

ネストには、古い新しいがあって

それによりいつ頃その場所にオランウータンがいたのかわかる。

オランウータンは、森を移動するからだ。

そのため、一人のオランウータンにとってもそれなりの広い森が必要になる。

 

オランウターンのネストは、

木の枝を組んで作られ、自分が座る部分には柔らかい葉が置かれている。

だから、その葉の色が緑色をしていると新しいもので

茶色だと古いことになる。

ネストは、CLASS1~CLASS5に分けられている。

CLASS1は、葉が緑色で新鮮・・・。

CLASS2は、葉が乾燥を始めていて、茶色に見える・・・。

CLASS3は、葉は落ち始め、ぶよぶよはしているがまだ葉けっこうは残っている・・・。

CLASS4は、巣に隙間ができて穴が見える・・・。

CLASS5は、枝のみでその枝も落ち始める・・・。

私は、今までに残念だけどCLASS1は見たことがない。

オランウータンにとってネストは、生活そのものだから

ネストを調べることが重要になる。

「BCT」は、ヘリコプターで上空から調べ、

衛星データも利用していた。

そこで、わかったことは

オランウータンはネストを

“高地フタバガキ林”・“泥炭湿地林”・“低地フタバガキ林”・“淡水湿地林”の順に

多く作っていた。。。



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