大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

ジャングルトレッキング!!(サバティー・ガーデン)

2013-08-18 17:38:56 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  車から降りて、ジャングルに入っていきます。

私は、熱帯のジャングルというと、ヒルが未経験のためとても怖いのです。

それで、ヒル対策として去年も今年も

ブーツタイプの長靴で通しました。

長靴は、こういう水がある場所ではとても役に立つのですが・・・

とたん山道、坂道になると歩くのがつらくなります。。。

日頃の運動不足もあり、体重もそんな減らせなかったしなぁ~・・・

ジャングルトレッキングは、疲れます。

そんな時、ボルネオ島のジャングルで野生生物に会おうなんて

私が希望していることは無謀なことなのではないかと不安になりました。

山用の靴にすれば良かったかなぁ~・・・と、歩きながら、考えました。

依存症に近い?ので、れいなちゃん赤ちゃんは持っていたいし(手放せないのよ!!)・・・

カメラは2台あるし・・・

足元は、街でも履ける長靴だし・・・

田舎者にしては山道歩くの下手だし・・・

若くないし・・・。

悪いことばかり考えます。

そうとうへ~こらしていたと思います。

それでも、ガイドのジェイソンさんが、優しく一番後を歩いてくれていたので

安心できました。

そして、大好きなオランウータンと同じ空の下にいると思いが

私に元気を出させてくれました。。。(ちょっとカッコつけ過ぎ~♪)

午前中キナバル公園の「植物園」で見た?だろう植物を確認しなが

歩きました。

コモンマハン、属名マカランガです。

アリと共生する「あり植物」です。

ここでも植物と動物の持ちつ持たれつの関係に自然のすごさを感じました。

自然豊かな熱帯雨林ほど、生存競争が激しいんだなぁ~。

みんな自分が生きるために、子孫を残すために

あの手この手を使い、進化を繰り返し生きてきたのでしょう。

コモンマハンは、蜜を出してアリを呼びます。

アリが死ぬと、コモンマハンの栄養分になるそうです。

茎の節の丸くなったところに、アリが隠れています。

節をちょんちょんと指で弾くとアリが出てきました。

しかし、へーこらゆっくり進む私が、草に着いた時には

みんなに弾かれて、アリはいなくなっていました。

超がっかり!!

竹がありました。

竹を英語で訳すと、「バンブー」ですが

タケとバンブーは、違うって知ってました?

日本や中国にあるのがタケ、東南アジアにあるのがバンブーだそうです。

日本の竹は、地下茎が横に伸びていきます。

東南アジアのバンブーは、地下茎が横にはわず

一株から何本も伸びています。

だから、倒れる時はガサッと一度に倒れてしまうようです。

また、日本と東南アジアで印象の違うものというと

シロアリです。

日本でシロアリというと、木造住宅の床下に棲み付き、土台を食い荒らす害虫ですが

森を循環させるためになくてはならないものだと聞きました。

シロアリは、ジャングルの林床に降り積もる落ち葉や動物の死骸を分解し

生長するための栄養分とする森のリサイクル工場なのです。

板根です。(これは、小さいものですけどね)

これも、確認したかったものです。

熱帯雨林の木は、とても背が高くなります。

ボルネオ島の熱帯雨林に、多く生えるフタバガキは

70mを超えるものもあるそうです。

その高くて大きい木を支えるためには、根も太くてりっぱなものでなければなりません。

それで、巨木を支える板根、板状に広がった根になったようです。

れいなちゃんずに出会って・・・

オランウータンが好きになり・・・

ボルネオ島に憧れて・・・

17年。。。

写真集や絵本、ドキュメンタリー番組などからの情報で頭でっかちになっている私です・・・。

ダイジェストされたものに描かれている世界にそんなに簡単に出会えるはずはありません。。。

出会うためには、もっと奥地に行かなければならないことがだんだんわかってきました。

(私にはたぶん行けないでしょう)

それに、ずっと昔ならまだしも・・・、

森林破壊、森林開発が進んだ今、

私が写真集や絵本で見てきたような熱帯雨林はものすごい勢いで減ってきています。

今回の旅では、森に入ることの難しさ、ことの大きさを感じました。

 

※いいとこどりさせてくれた今回の旅には、本当に満足しているし感謝もしています。

そのことは、付け足しておきます。



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