いよいよ、シンポジウムが始まります。
本日のれいなちゃんバックは、おばあちゃんのお手製。
お顔がすぐ出せるようにね。
けっこう端の方は
席が空いていたので
椅子に座りましたよ。
最初は
東京大学の長谷川寿一先生の講演です。
ちょっと見にくいけど
がまんしてね。
オランウータンのオスとメスで顔がだいぶ違うのだけど
何歳のときは、こういう顔をしています
というお話。
頬がふくらまないオスもいるんだって。
野生では権威がないと、成長もできないんだね。
たいへんだー。
オランウータンに関する本だよ。
真ん中は、ビルーテ・ガルディカスさんの本。
右が鈴木先生の本。
左のは、知らなかったよ。
今度、アマゾンで探してみるね。
いろいろな理由で
ウータンの研究って遅れているんだって。
オランウータンが減っている理由だよ。
「2032年には、90%のオランウータンがなんらかの影響を受けることになる」って
言っていた。
みんなで、考えたいね。
それから、私にとって興味深いのは
日本の動物園に53人のウータンがいるっていうこと。
でも、この前「ズーラシア」のフィオナちゃんが亡くなったんだよ。
減っちゃってるかもね。
新しく生まれているといいなー。
次は、
「ヤンバルクイナとトキとアホウドリ」の話。
尾崎清明先生の講演だったよ。
アホウドリの話がとても興味深かったです。
次は、パネルディスカッションだよ。
『オランウータン友の会』の一員でもある
久世濃子さんの自己紹介も兼ねて、現地で出会ったオランウータンの話だよ。
若いのにすごいね。
自分も樹上に上がって研究をしているんだね。
チンパンジーほどではないけど
オランウータンも固体同士かかわるんだって。
ウータンの話は、どんなことでも興味深いけど
ここからが、一番大事な話…。
日本では、ヤシのみ洗剤は、自然に優しいって
重宝されているけど
オランウータンや他の野生生物に必要な森林を伐採して
ヤシのみ油を作っているんだよ。
自然に優しくなんかちっともないんだ。
ヤシのみ油は、
ポテトチップス、チョコレート、カップラーメン、アイスクリームなどの原料になっているんだって。
知らないうちに、食べているかもね。
森林の伐採による熱帯雨林の減少や、先住民族の生活環境の破壊を
深刻にさせているんだよ。
「オランウータンの森についても考えてほしい」って言っていたよ。
えび大好きな私に言われたくない
自分でも、そこが悩みなんだよね。
日本産のえびだけ食べればいい
でも、日本産のえびは、消費量全体の10%なんだってね。
自分のできることから
少しずつでいいかなー。
無理は、続かないからさ。
食い入るように
「久世濃子」さんのお話を聞くれいなちゃんです。
これからも、いっぱい教えてね。
ホームにある看板だよ。
電車、平日はほんとに少ないんだね。
でも、そのおかげで
写真は、たくさん撮れたけどね。
また、来ようね。
年間パスポート、5回来ないともとがとれないんだよ。