大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

カイコから新型コロナワクチン研究

2020年07月27日 05時10分35秒 | 日記
世界的な新型コロナ感染拡大でワクチン開発が急がれています。そんな中、九大ではカイコからワクチンを作ろうと研究が進められているそうです。既に6月26日、「昆虫のカイコを使い、新型コロナウィルスワクチンの候補となるたんぱく質を開発することに成功したと発表」されています。「【昆虫工場】による大量生産で、数千円で接種できるワクチンの臨床研究開始を来年度にもめざす」とのことです。
 「九大は世界的なカイコ研究機関として知られる。カイコは遺伝子操作したウィルスを注射すれば狙ったたんぱく質を体内で生産できることから、このたんぱく質を使って、新興の感染症を想定したワクチン開発技術を研究してきた」そうです。〜カイコは糸を吐き、繭になって→絹糸になることは知ってましたが、たんぱく質を作るということなんでね。すごい能力ですね。本当にお世話になります!
「日下部宣宏教授(昆虫ゲノム科学)は『ワクチン開発は世界中で進むが、スピードよりも、途上国も含めて接種できる安価なワクチンを、安定して生産することを目指したい』と話」されています。〜安価なワクチンって大事な視点と思います。
(下:2020年6月27日朝日新聞-竹野内崇宏「 カイコからワクチン候補物質 新型コロナ 九大 来年度にも臨床研究」より)