温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

阿寒白水温泉~経路編~

2008-05-05 | 追報・その他
早朝4:30、宿泊施設「オンネトー温泉 景福」を出発し、国道から林道に入り、入渓ポイントに到着。
その後、万全の準備をし、5:30に入渓開始!
川の分岐から左沢に行くと3日に間違って入渓した川を遡行することになるので今日は雌阿寒川(右沢)に入渓する。
一見すると雌阿寒川は水量・幅共に左沢よりスケールの小ささを感じ、濁りもほとんど見受けられないが、入渓ポイントの時点で水温が23℃あり、先になんらかの噴泉部があることがわかる。

阿寒白水温泉へは廃道を進んでいくこともできるが、なんせ見るからに崩れかかった廃道で藪漕ぎも少なからずありそうなので基本的に川遡行で進んでいく。

途中途中歩きやすそうな廃道も使用しつつ、川を順調に進んでいく。



川沿いには残雪もあり、景色も良いので楽しみながら先を急ぐ。。

入渓して30分程経過した頃であろうか、川は徐々に登りが多くなり、軽く滝を越えるような部分もあった。







また、上るにつれ、水温も増して行き、湯気や足元の奇妙な温もりの所為でいつも以上に体力が奪われていく。
倒木や滝状な場所を大体4箇所越えた頃、すぐにポイントである崩れかけた大きな橋が出てくる。

この時点で40分経過、まぁまぁの進み具合だ。
橋はかなり古いものの様でかなりガタがきているがなかなか頑丈に造られていた。
橋の下を潜り、川遡行を続行する。
川は更に周りが茂った沢状となり、羆への恐怖心も徐々に募り始める^^;
それから10分経過し、右側に写真の様な温泉の噴出が確認できる部分が現れた。

これは思っている以上に大きく、私の身長以上あるため、かなり圧倒された。
さて先を進んでいくと倒木も数箇所あるものの、先ほどの様な上り下りは落ち着き、ほぼ平坦な川遡行となっていた。

5分程経過し、少なからず川沿いに湧泉部を見受けられるようになってきた。

同時に白水温泉への期待も高まる^^
ここからすぐ目の前に小さな滝が見えた。

これも列記としたポイントであろう。
滝はかなり上部から水が流れ、かなりの距離がある模様。

床が赤みがかっていてなかなか綺麗なものであった。
さて川も白濁を増し、泉温も上がり、更に期待が高まる。
するとなんと目の前に白水温泉ではない違った温泉が!!!

人工的に浴槽風に造られており、ジャグジー風に温泉が噴出してなんとも良い温泉だ。
先に入浴を楽しもうと思ったがここは帰りにゆっくり入浴を楽しむことにした。
もっとも言うと新発見ではなかったのが残念でならなかったが、何方かが作成したようで完成度も高かった。
更に先に向う。
硫黄臭も増すにつれ、川の温度も更に上がり、湧泉部も増えてきた。
すると奥の方に地獄谷のようなものが見えてきた!!

「間違いない!白水温泉は近い!!」
自然と進む足も速くなってくる。
先程の浴槽から5分、遂に目的地、白水温泉に到着!!

ここまで入渓ポイントより1時間15分、思っていたより早く着くことができた。
遠くから見ても凄い噴出量でモクモクと湯気が立ち上っている。
沢も先へと続いているので少し先を見に行ってみることにした。
沢は真っ白で入渓ポイントと比べると随分細くなった。
壁沿いにも湯気が出ていてとても不思議な感じ。

ここら辺は随分奇妙な雰囲気でなんと言うか、、、地獄の真中にいるような気持ちになる^^;
すぐに沢は赤い沢(西沢)と白い沢(東沢)に合流する。ここは通称「出会いの沢」と言われているらしい。

東沢は更に上部まで硫黄成分を含む沢が続いているがなんとなく『硫黄系統はここらでもう良いかな・・・』と思い、そそられなかったので西沢の何故か床が赤く変色した沢を少し先へ進んでいくことにした。

「出会いの沢」の横に良い感じの湯溜まりがあったが高温の為、入浴は不可能だった。

地獄谷は出会いの沢のすぐ目の前に小さいのが一つ。

西沢を奥に進んで行くとなんとも大きいのが一つ。

更にその先を進んで行くとちょっとした滝にたどり着くのだがその上部を登ると一つある。

どれもそれぞれ違う形をしていて見ているだけで面白いが最後の地獄谷以降は沢も細くなり藪漕ぎが必要となりそうなので今回の訪問ではここまでにした。

さて一旦戻り、早速白水温泉で入浴を楽しむ♪

入浴記事は次記事にて~お楽しみに♪


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