古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

蜀都 四川大学華西口腔医院

2013-11-16 12:31:54 | 旅行

四川大学華西口腔医院(成都市人民南路)

当番医師表(華西口腔医院)

診療風景(華西口腔医院)

歯科技工士なのか義歯の補正作業(華西口腔医院)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その193

11月5日(火)
四川大学華西口腔医院へ行く。
中国の有名な四歯科大学の一つだそうだ。
ちなみに他の大学は北京医科大学口腔医学院、上海第2医科大学、第4軍医大学口腔医院(西安市)だそうだ。

左の上の犬歯がグラグラで時々化膿し痛む。
それで抜いてもらうことにして出かける。
そのビルは12階建の、そして救急センターもある、まるで総合病院のような規模である。
確かに人口は多いであろうと思われる成都だが、歯科医院がこんなに巨大であって良い筈は無い。
しかし、間違いなく口腔医院でしかない。科が十以上もあり、その科毎に教授と副教授が七、八人おり、それに各二三人の医師や助手が付いており、、、、看護士も、、
優に百人以上の歯科医師が居る事は間違いない、、、が、あまりにも巨大である。

中国では、日本と根本的に違うのは先に料金を払ってから治療するということがある。
中国の何処のどんな病院でもそうだが、治療にかかる費用を前納してその領収書を貰ってからでないと診療が始まらない。
治療費の未回収を防ぐためのようだ。
要するに、金の無い者は当然のことながら、治療を受けられないというシステムなのだ。

受付で診察カードを作り、予約窓口で初診料らしき30元を払い、指定された三楼の張三友医生(後に調べたら教授だった)の処に行く。
看護士に声をかけ左上の歯が痛い、抜いて欲しいと言うと、医師が来て一寸見て何か言った。
看護士が会計に行って金を払って来いと言う。
診療料、手術料、麻酔料等250元を払い又診察室に戻り、領収書を渡すと順番まで一寸待ってろと言う。
程なくして呼ばれ、抜歯はあっという間に終わってしまった。
抜歯後の注意書きと医療手帳を渡されて、義歯が必要な場合は、歯肉が安定した二三ヵ月後に来なさいと、それで全てが終わりだった。
実に簡単にことが済んでしまった。


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