古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

西寧の掏摸(スリ)団

2010-07-20 01:01:01 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その57

7月16日(金)

30日から11日までチベットの拉薩へ小旅行をした。詳細は後日アップしよう。

今日はそれ所ではない。

見事に遣られたのだ。
西寧汽車站の朝の混雑の中で、パスポート、カード数枚、現金数十万円(中国で優に数ヶ月は暮らせる金額)それにご丁寧にも買ったばかりのデジカメを盗られた。

夏河行きのバスを撮ろうとしてカメラを捜すが無いのでバスを降りて捜すが無い。
宿に忘れたのかと思いバスを見送る。7時06分。
貴重品袋も無いのに気づく。
全てを抜かれたようだ。
チョッキの内側が切られている。

完全に狙われ、完全に仕事をされた様だ。

ターミナル入口の混雑の中を距離にして4~5m、時間にして2~3分歩いて待合室に入った。混雑していたのは入り口だけだった。
このときには既に仕事は終わっていたものと思われる。
バスに乗り込み、最初にカメラが無いのに気づき、金が無い、パスポートが無い、、、
身に着けて残っていたものはズボンの後ろポケットのハンカチ一枚とテッシュペパーだけだ。

ズボン、チョッキとの全てのポケットが空になっていた、
チョッキは丁寧にも内側が切られて穴が開いている。

見事に仕事をされた。
そして、公安(日本の警察相当)に盗難の被害届けに行って気が付いたのだが、交番の事務所の壁一枚、窓一枚の隣が先ほどの犯行現場のターミナルの入り口になっているのだ。
これでは、完全にお手上げだ。
大胆不敵どころの騒ぎでない。完全な仕事師の仕業だ。

そんなこんなで、パスポートなし、ビザなし、金なし、カード無しの状態になってしまった。

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