古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

仙台 東日本大震災

2011-06-06 09:49:11 | 日記

東日本大震災(仙台市若林区荒浜)

還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その105

2011年5月25日(水)
二ヵ月後の震災の後を見に出かけた。

仙台空港から荒浜、鳥の海に出かける。
津波の威力の凄さを見るのみ。
車が田んぼにゴロゴロ転がっている。
物置にしていただろう貨車も転がっている。

荒浜、鳥の海は一部の鉄筋コンクリートの建物を残して洗い流されている。
何百何千の家が有った筈なのに更地になっている。

電信柱が倒れたり、傾いたりしている。
歩道の手すりがひしゃげている。
大木が折れて流されて、田んぼにある。
海岸の防風林の松が根元から折れて、内陸側に綺麗に並んで倒れて、枯れている。

遺体こそ無いが、瓦礫が散乱し、砂埃が舞い上がっている。

合掌。

仙台 再びの旅立ち

2011-02-16 17:40:20 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その86

2011年2月11日(金)

昔は国民の祝日で建国記念日だった。
今は何と言う名の祝日かは知らないが休日のようだ。

帰国してから、あっと言う間に五ヶ月が経ってしまった。
中国ビザを取得するための一時帰国であったのだが、もう、五ヶ月も経ってしまった。

やはり日本は良い。
飯は旨いし、酒は旨いし、ねーちゃんは、、、、、だ、、が。
そんなこんなで、ついつい長居をしてしまったようだ。

ビザの手配もした。一週間後には手に入る予定だ。
中国までの足も全て確保した。
初日の上海の宿も確保した。

あとは、一寸した人達に「さようなら」をするだけだ。
いや、「行ってきます」にしよう。
もう、出かけなければならないのだ。

ちょっと、雪国の温泉にでも浸かって日本を堪能してから、出かけよう。
旨い酒を味わってから、出かけよう。
ひと時の想い出を創ってから、出かけよう。
そうやって、しがらみを断ち切ってから、出かけよう。

それから新しい明日を捜し求める旅に出よう。

仙台 タケの落書きと温泉

2011-01-07 00:09:30 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その85

2010年12月31日(金)

夕方から天然温泉仙台七夕温泉極楽湯に行ってきた。
所謂スーパー銭湯と呼ばれる類の全国チェーン店だ。
最近出来たらしく結構綺麗でそれなりに繁盛しているようだ。
この近辺に温泉などは無かった筈だから、きっと、深層ボーリングによって掘り出した温泉に違いない。
火山など無くても、かなりの深度まで掘削すれば、ほぼ温泉は出るはずだ。
その中心にはマグマと言う強力な熱源が有るのだから、水脈にさえ当てれば温泉は出ると言う寸法だ。
掘削技術の進歩と、コストの低減で日本中到る所に温泉が出ている。
もっとも温泉法によると別表で定めるように、温度が25℃以上で物質のいずれか一つが条件を満たせば良いだけである。

(定義)
第2条 この法律で「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。

別表

1.温度(温泉源から採取れるときの温度とする。) 摂氏25度以上
2.物質(左に揚げるもののうち、いずれか一つ)
物質名 溶存物質(ガス性のものを除く。)、遊離炭酸(CO2)、リチウムイオン(Li*)、ストロンチウムイオン(Sr**)、バリウムイオン(Ba**)、フエロ又はフエリイオン(Fe**,Fe***)、第1マンガンイオン(Mn**)、水素イオン(H*)、臭素イオン(Br')、沃素イオン(I')、ふつ素イオン(F')、ヒドロひ酸イオン(HAsO4'')、メタ亜ひ酸(HAsO2)、総硫黄(S)〔HS'+S2O3Sに対応するもの〕、メタほう酸(HBO2)、メタけい酸(H2SiO3)、重炭酸そうだ(NaHCO3)、ラドン(Rn)、ラヂウム塩(Raとして)

台北市、成都市、ラサ市で三度も会ったTake(タケ)は何処で如何しているだろうか。
温泉の掲示板を見て思い出している。
「刺青、タトウのお客様は入場できません。」と表示してある。
タケは上半身の大部分に落書きをしている。顔と手の肘から先ぐらいを残して落書きをしている。
まだ、未完成だそうだが、刺青ではなく、ただの落書きにしか見えないが。

タケはこういった公共の温泉には入れないのだろうか。
可哀そう。
スペインのロカ岬まで行くような事を言ってた様だが、何処らの旅の空なのだろうか。

仙台 入院3 哀れ

2010-12-26 02:13:58 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その84

2010年12月15(水)
3:00
生々しい夢を見る。Mだった。
Mがカーペットの様な物に包まれて寝ている。ちょと嫌がるのを、、、だめ明朝と言われている。
そこで目が覚めた。

5:30
Mと二人で何処か岩手の温泉に行こうとしているが、明日仕事なので泊まるには如何しようと考えて、上司に電話しようとしている。
役所に書類を提出しようとしている。大変立派ですねと褒められ、先輩に聞いて作っていると言う。
そこで目が覚めた。サラリーマン哀れ。

少しは元気になったのかなと思う。

5:30
同室のちょっと知恵遅れのT氏がブツブツ言いながら荷物を片付けている。何度も机を開け閉めして荷物を片付けている。
今日、退院なのだ。

看護師に言う挨拶を何度も唱えている。
しかし、実際の場面では、途中でドモリ言い淀む。
看護師のほうから、「長い間本当にお世話になり有難う御座いました」ですよねと言われている。
会う看護師毎に言っているが、哀れ。

小生まで気が滅入っておかしくなりそう。

仙台 入院2 睡眠

2010-12-22 00:00:10 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その83

2010年12月14日(火)
隣の患者が、夜の十時頃なのに、寝れない寝れないと騒いでいる。
寝れないのなら寝なければ良いのだ。
睡眠不足で死んだ人の話を聞いたことがない。
人間、本当に睡眠が必要なら立ったままでも、何時でも、何処でも寝ることが出来る。
ほんの数秒であったり数分であったりするが、とにかく必要なら人間の生理が強制的にそれを実行するはずだ。
だから体を横たえているだけで良いのだ。
それだけで十分休息は取れるはずだ。
ただ、社会生活では、会社の会議の最中や仕事中に、グウグウやられたら顰蹙ものだ。
入院しているのだから、夜に寝ようと、昼に寝ようと誰も文句は言わない。
ましてや、会議や仕事が有る訳ではないのだから。
寝れなないのなら寝なけば良いのだ。
そう思うだけで随分楽になる筈だ。

案の定、まだ十一時になってないのに隣からは大きなイビキが聞こえる。
先程まであんなに騒いでいたのは何なのですかと言いたい。
こちらはイビキと痛みで尚更、目が冴えてきた。