うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

モカ 考

2010年01月21日 | グルメ
何度かこのブログでご紹介している「亜久里珈琲」。

ここでは持ち帰り用に豆も販売しており、人気を博している。


今まで看板商品「アグリブレンド」をなんどか買っていたが、最近なんだか「好みにあわないなぁー」と思っていた。

そこで店主に味の好みと、予算を伝えたところ勧めてくれたのがこの「モカブレンド」。





定番中の定番だが、そういえばここでモカブレンドは飲んだことがなかったなぁ。


それでは淹れてみましょう。

ほぼ毎日自分でドリップしているので、だいぶ上手になってきたとは思いますが
コーヒーは「挽き方」「お湯の温度」「蒸らす時間」「注ぎ方」が少し違うだけでも、味が違ってきます。

本当に奥が深い。これだけやっていても、週に一度は必ず失敗します。



まずはお湯をそっと注ぎ、(中央部をふくらませるように)30秒ほど蒸らします。
この時落ちた「一番搾り」のコーヒーは雑味が出るので捨ててしまいます。




そしてこの膨らみを崩さないように、3回ほどに分けてそっとお湯を注ぎます。




最後にお湯が落ち切る前に、ドリッパーをはずします。
最後の落ち切るコーヒーはアクが含まれていて、雑味が出るからです。





お味は「華やか」の一言に尽きます。
苦味が少なく、とにかく香りがよい、すっきりとしたいいお味です。

美味しいコーヒーというのは、ゆっくり味わえないもの。
なぜならどんどん飲んでしまうからです。


このモカブレンド、あっという間に200gが無くなってしまいました。

ただしこの冬の真っただ中、山あいのこのコーヒー店には簡単には買いに行けないのです・・・。