うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

ひまわり

2009年10月30日 | 日記
今日、営業で車を走らせていると・・・





突然こんな風景が目に飛び込んできました。

何故かこの季節に、広大なひまわり畑。


急いでましたが、ほんの少しだけ車を止めて「小休止」。




 すべて南を向いてそろってるのですねぇ



思いがけず「絵画」のような風景に出会いました。



今日は海沿いのエリアをまわっておりました。

営業先はおもに、「金属を扱う工場」や「建設関連の会社」。


この経済不況でどの会社も本当に元気がありません。


そんな一軒の精密機械部品工場のすぐ近く・・・。

  

海の色も、夏のような鮮やかさではなく、落ち着いた「秋の色」なのでした。




仕事で「ロー」な気持ちになることもありますが

やはり、自然の風景は元気をくれますね。


明日も頑張ろう!





「もち処」宮城

2009年10月30日 | 日記
引き続き、義父の実家です。

今回は「食」について・・・。


普通「お正月」くらいしか頂かない「おもち」ですが

ここではお祝いごとなど「ハレ」の場のメインはズバリ「おもち」。


義父は今でもおもちが大好き。

「ごちそう」=「おもち」だったようです。


今回もたくさんのおもちをいただきました。

その様子をご紹介・・・





「ずんだもち」

この地方の名物、ご存じの方も多いと思います。


枝豆をつぶして作ったソース。自然な甘さとまめのうまみが融合した逸品です。

実はかなり手間がかかります。仙台でも見かけますが、結構高価です。






「エビもち」

ほしエビをあえたものですが、とても美味しい。

至ってシンプルですが、干しエビの味が餅によく合います。






「あんこもち」

こちらは定番ですね。

砂糖控えめで、小豆の味がしっかり感じられます。



その他いろんなバリエーションがあるようです。

しかし一回の食事に3種類もの「おもち」が用意されるのには驚きました。

「モチ処」宮城、さすがです。




帰りに「とある場所」に寄りました。

ここはどこでしょうか?


  


ここは「クドカン」こと宮藤官九郎の実家なんですねぇ。


ドラマ、映画の脚本家で、その類まれなる才能が注目されている「クドカン」。

そのルーツはここにあったのでした・・・。

宮城県の農家

2009年10月30日 | 建築、デザイン
先週末、家族で(義理の妹家族含めて9名様御一行)義父の実家へ行ってきました。

実家は宮城県、ほぼ岩手県との県境に近い登米市というところにあります。


兼業農家である実家ですが、「農家建築」は同じ東北でも、場所が変われば様子も随分違うもの。

今日はその特徴をご紹介します。





まず屋根のフォルムが独特です。

形式は農家に多い「入母屋」屋根ですが、若干弓なりにカーブを描いており優美な印象を受けます。



雪を滑りやすくするためでしょうか、材木をどのように加工するのか興味をひかれます。

(私の実家「滋賀県湖北地方」も積雪が多い地域ですが、このような形は見られません)





また屋根形状が単純な「大屋根」ではなく、細かな屋根を組み合わせた構成であり、手の込んだ作りといえます。



屋根材も特徴的。

瓦ぶきではなく、鋼板ぶきの家がほとんどです。(色もエンジやブルーといった明るい色が多い)


おそらく積雪の荷重が大きいので、屋根を軽くするためなのでしょう。

雪の滑りを良くする目的もあるかもしれません。



国内、海外とも、田舎の住宅は屋根に特徴がみられることが多いのですが、

ここ宮城県北部地方も例外ではないようです。


  軒裏も木組みがそのまま見えます。美しい。




敷地内の構成をみると「母屋」以外にも、農作業のための「納屋」が大小3つほど。

納屋の面積を合計すると、母屋より大きくなるくらいです。


 納屋のひとつ


昔の農作業は今のように機械化されておらず、いろんな手間がかかったのでしょう。

また、牛(農作業に使った)や鶏などの家畜小屋、食糧保存のための収納庫、などなど

農家には様々なスペースが必要だったのだと思われます。



現在は自家用の農作物しか作っていないようでしたが、畑はかなり大きい。

そして多種多様な作物が植えられていて、手入れも行き届いている!


  


雑草だらけの「マイファーム」とは訳が違う。

それだけ農業が生活に密着しているのだなぁ、と感じさせられました。