久しぶりの名古屋城二之丸エリアにポップアップ活動で行ってきました。
以前から書いていた通り自宅から数分というご近所大道芸なので
とっても気軽に行けるのでありますが、その気軽さに反して大変なのが準備。
今回のブログのネタは「夏が終わった名古屋城」と、
その準備で一番重要かつ手間なのが大道芸での電源となる「バッテリー」なので、
この2本立ての久しぶりネタで書いてみます。
まず、名古屋城ですが、3ヵ所ある大道芸ポイント。実質的に現在は2ヵ所。
内苑エリアはほぼクローズドというか、完全廃止状態(?)で解放される気配もなく・・(笑)
現在メインは二之丸エリアなのですが、このあたりで!と指示をされているところというのが
現在は忍者の手裏剣体験のテントが立っており、その目の前には売店もオープンしております。
よって、大道芸でザワザワさせるのもどうか?と思うところもありまして、
ちょっと手狭ではありますが両方に迷惑のかからない所へチョロっとズレてやってきました。
一日オフを挟んで2日間やってきましたが、一日目は真夏が戻って来たような暑さでしたので、
メンバー全員でゼイゼイ、はぁはぁと言いながら荷物を持って移動。この時点で大道芸1回分の体力は消化!(笑)
ギャラリーの半数は外国のお客さんです。
また、足を止めていただくまではそれほど時間がかかるわけではなく、
ホントに凄いのは流れていくスピード。立ち止まった!という状況から2分、2分でツカミができなければサヨナラ!
ジャンジャンやってきて、ジャンジャン流れていき、大道芸らしいという現場空気というものがあるとするなら、
その雰囲気にもちこむのは困難を極めております。
よほどアドリブ、臨機応変、即興性、そして国境を感じないショー(?)というような
ファクターに強いパフォーマーでなければまともなショーをするのが本当に難しいのでは?と思ってしまうほどでありました。
スピニングも普通にショーはできますが、言葉の壁もあったり、
ジェスチャーだけではギャラリーとの関係づくりも不完全なので
ここの現場でしか感じない広範囲に散らばったままショーをしておりました。
リアルに50~60人というところでしょうか。これはとても正直な人数であります。
内、半数のお客さんは少し距離を置いたところでご覧になっておりました。
寄せて近くに来ないと・・・というようなショーをしなければどうってこともなく、
これが日本人の皆様だと、近くに居てくれないとという大道芸事情の独特な理由があるのですが、
外国のお客さま、特に白人の皆様はストリートパフォーマンスという文化が根付いており
近くにいていただけなくてはダメ、という理由はありません。
OK!ヒロヤもさほど得意でもないイングリッシュを交えてのショーが、
海外のお客さんにはウケが良いのか、それとも外人パフォーマーが変な日本語でショーをしているのと
逆の意味で外国人観光客には面白いのか、日本人のお客さんが笑うところではない所で笑ってもらって、
まぁ、結果オーライ!ということですか?スピニング的には「これもありかな」と思っております。
さて、もう一つの話題はバッテリー。
ポップアップ活動やヘブン活動では大活躍で欠かすことのできないアイテムで、
時々このブログでも取り上げてはおりましたが、
今年の3月くらいから新しく導入して使ってますバッテリーがどうなのかな??と思っておりましたが今回はこれを紹介。
仲間の大道芸パフォーマーの中には既に使っている方もおりました。
スピニングマスターズもポップアップ活動を継続的にやっていこうとすれば、
「これくらいの容量が必要になるだろう」と思っていた蓄積量をクリアするスペックでした。
購入してから毎回必ず電源確保ができない現場には持って行きますし、
先日のヘブン再審査での10分パフォーマンスでも使いました。
便利なところは・・・
まず、安い!プライス的にもリーズナブルなのはメリットです。
正弦波インバーターが内蔵されており、これ一台でAC電源も、12VのDC電源も取りだせます。
また、液晶のインジケーターでリアルタイムに残量が表示されてパーセンテージが視認できるのも助かります。
不便なところは・・・
チョイ、重い!!これはリチウムイオンバッテリーの万一のトラブル時に発火したり、
破裂した場合の保護としてバッテリーの筐体自体がアルミニュウムで製作されているためで、
ま、安全対策上仕方ないことかも知れません。
他社の同様の使用目的で良く使われるリチウムイオンバッテリーも、ポリカーボネイトやアルミの引き抜き形成の
シェルを使っており、各社とも安全対策にはかなり配慮している模様。
ただし、コスト的にこの製品が一番安い変わりに、重量を犠牲に、一番重くなっているのは仕方ありません。
おそらくベリンガーやヤマハのポータブルPAのような消費電力の低いアンプでは
100人くらいの規模でのPAにおいて、音量的に標準ボリュームで3~4回のショーはできると思います。
スピニングマスターズでもこのバッテリーとスゴイバッテリーとの組み合わせで
ちょっと控えめに音量制限すれば3回は楽勝であります。
ただ、何度も書きますが、重くかさばるのでマイカー移動のパフォーマーでないと持ち歩くのに苦労し、
スピニングも3人で移動していてさえも「これが一番重いよな!」と口に出てしまうほど。(笑)
ヘブン活動はNGですが、ポップアップ活動ではOK!の発電機を持ち歩くよりは軽く機動性があるとは思いますが。
スピニングも極力装備は減らしておりますが、こういう活動もあるのでもう少し軽量化をしたいところであります。