モノ作り、ハンドメイド大好き!ワン-オフ アイテム

「モノ作り」をテーマにしたコンテンツを中心で情報発信中!他にもパフォーマンスに関するエピソードや、身近な話題も記載。

ディアボロの分解組み立てに必要なツールは

2017年10月31日 01時01分30秒 | ディアボロ
今日はかなりの強風でした。まるで先週のデジャブのよう。(笑)

先週も同じようなタイミングでやってきて、そして過ぎていった台風。
来る時には大雨で、過ぎて行った後は強風で。同じです、今日も。

三井アウトレットパーク滋賀竜王へ向かって途中までは行ったんですが、
ちょっと今日は難しいし、怪我をしそうなレベルだったんで仕方なく中止とさせていただきました。


ジャグリングやディアボロを主に披露しているパフォーマーにとっては雨よりもむしろ強風が大敵で
風が真横、自分の左側から吹いてる風には対処しやすいものですが、
正面や真後ろといった前後に強く吹かれると、まったく精度の高い技はできなくなり、
ディアボロを追っかけては前に・・後ろにと・・イイとこなしの無様なショーを展開することに。(笑)

先週も現場には立ってはみたものの、「何ができるんだろう??」と、ショーでできることを
考えてしまうのであります。今日はもっと早い段階で判断をしただけ。



さて、現場には行かなくてもいろいろ忙しくしていて、
11月1日よりスタートのOK!ストアのNEWアイテムの準備に追われてきて、
3人ともドタバタ喜劇のような3日間でありました。




既に大方の作業は終え、OK!ヒロヤ・・・いやいや、OK!店長もブログにお知らせなどを投稿しておりましたが、
メインは固定軸のディアボロの取扱いをスタート。

この数日テスト&トライのために持ち歩いていたディアボロがモノ凄い数。
まるでディアボロ屋さんのようでした・・って、ディアボロ屋さんなんでありますが!(笑)



商品説明に関しては OK!店長のブログ、もしくは、OK!ストアのページにも詳しく記載がありますのでそちらをご覧ください。

スピニングマスターズのWeb関連、ブログメンテナンス、パフォーマンス機材と道具の開発&修理、
そして運転手という何でも屋というのがピッタリの私のお仕事なのですが、
この数日はカメラマンの真似事のような作業をやっていたり、
自分でもディアボロを回してパフォーマーみたりなことをしてりと、身の回りの仕事を片づけていますが、
やっと忙しさも台風と共に過ぎ去った!という感じで、このブログ更新作業にも戻れそうです。

OK!ヒロヤもディアボロのインプレッションを書いておりましたので、
私トモヒロパパもエンジニアらしく関連記事を。


今回はディアボロのメンテナンスに便利なツールをご紹介!!



OK!ストアでステンレスワッシャーのキットをリリースしましたが、
ディアボロを分解、組み立てが必須で、そのツールが必要になります。

有名100均チェーン店のツールコーナーの棚にも使える工具が揃っておりましたが、
今回のディアボロ分解&組み立てに必要なのが10mmのソケットとエクステンションバー、
そしてハンドル、もしくはラチェットハンドルです。







ディアボロを販売しているジャグリングショップなどでもY型の簡易レンチを販売しておりますが、
どれも専用というものでもなく、身近なホームセンターや100均で入手できますので、
メンテナンスをするために最低限のツールだけでも揃えておくと便利。


数々の世界ラリー選手権を戦い抜いてきたメカニック(オーバーな!笑)、私がおススメするのはこれ!



これ2本持っているだけで現場でのメンテナンスに不自由はしません。
このツールは近所のホームセンターで400円くらいで買えました。





ちょっと厄介なのが、台湾、チャイナ系のディアボロの殆どはインチねじ。

※前ブログ「ディアボロ破損の原因解析パート5 ボルトについて」参照

センターボルトのネジ径がサンディア社をはじめとする台湾系が3/16 24山 ウイットねじ と呼ばれているインチ規格のネジで
日本のホームセンターなどではまず入手できません。六角頭の対辺が3/8というこれまたインチ規格。

OK!ストアで扱っているディアボロもネジ径は5mmでミリ規格で六角頭の対辺は3/8という変則的な仕様なのです。



しかし、3/8というソケットレンチは、ほぼ10mmのソケットで代用できるので、
10mmのソケットとエクステンションバーとハンドルを揃えておけばディアボロのセンターボルトの緩みチェック、
分解組み立ては問題なくできると思います。





工具というのは、いざ、揃えようとすると意外と高価なもの。しかし、必要な時にそこに無ければ困ります。




ここで、トモヒロパパのむかしむかしのエピソードを。

海外で仕事をしていたころには毎回何百万円ものツールを空輸して使っていたほど、
手に馴染んだものは手放せない!というのがツール。

オーストラリアの西部にあるパースという町で3日間のラリーを明日からという状態でひかえ、
その日の夜は万全の体制と準備をして早目に寝ました。

翌朝ホテルの駐車場に行くとサービスカーのウインドウが割られて、中に搭載されていた数百万円分の工具一式すべて
盗まれており、直ぐにでも出発しないと最初のランデブーポイントでラリーかーを待ち受けできない!という緊急事態。

警察に届け出をするまもなく、出発し移動していく中で現れるすべてのガソリンスタンドに立ち寄って
えええ~~~っこんな工具使うの??っていうくらいクオリティーの低~~い工具セットを買いまくり、
それを使ってレース中は必死にメンテナンス作業をした経験があり、
それまで考えもしなかった工具たちがとても愛しく、頼りになる存在だと思えて来ました。

ラリーは無事にフィニッシュでき、そのクオリティーの低いワンセット数千円の工具に助けられましたという話。


今でも一般整備ができる程度の工具は自宅にありますので、
時々道具や機材の製作や修理には使っておりますが、今でも大切で、頼りになる存在なのであります。





明日は完全オフ。

明後日からのノンストップパフォーマンスに備えなければ・・・。




お問い合わせもあったので11月4日の岡山県でのパフォーマンスツアーのスケジュールをお知らせしておきます。


11時
天満屋ハピータウン
岡南店
〒702-8056 岡山県岡山市南区築港新町1丁目18番5号
086-264-6111


14時
イオンモール岡山
〒700-0907 岡山市北区下石井1丁目2番1号


16時
天満屋ハピータウン
原尾島店
〒703-8235 岡山市中区原尾島1丁目6番20号
086-271-0111

かなりタイトなようで、一日で3回所を回ります。

お時間ある方、どこかのポイントでお会いできたら嬉しいな!!






それではまた!!














名古屋城は厳しいけど

2017年10月18日 21時41分34秒 | 日記
今日はクッキング ケイコママ登場です!




が、その前に本日のポップアップ活動。

今日は名古屋城での大道芸に行ってきました。

天気もまあまあで夕方まではもちそうだったので。




二之丸庭園で名古屋まつりのパレード用の花バスの作業していたり、
忍者体験のテントが無くなっていたりと環境がまたまた変わっておりましたが、

1回限定での大道芸にチャレンジ!(笑)そう、この言葉がぴったりだよ、チャレンジ。


最終的に15人くらいだったかな、外人さんも何人か混じっていましたが、普通にショーはできました。

いつ、ゼロ人になってしまうかもわからない恐怖と緊張感、そしてスリルがたまらんね!!



不思議なことに、この人数でも、一応お仕事になっちゃってるっていうことが嬉しいね!
ちょこちょこやってるには大道芸としても成立できる名古屋城でありました!!



さて本日のスピニング家はケイコママの松茸ごはんのクッキングやら、なんやらで秋の食卓でありました。

松茸を切っております!!



アクセルの切削じゃぁないですよ!
松茸を切って炊飯器へGO!!GO!!



普段はエリンギしか食べないスピニング家ではテンション上がります!!

松茸ごはんと、サツマイモとレーズン、りんごを煮た料理、長野県の秋満載の食卓でありました。



ううう~~ん、美味しかった!!
ケイコママのワンオフクッキングでありました!









ディアボロ破損の原因解析パート5 ボルトについて

2017年10月18日 17時25分26秒 | ディアボロ
スピニングマスターズもそれなりに長くディアボロを使って来て、パーツ破損によるトラブルも多く経験してきました。

このブログの「ディアボロ破損の原因解析」シリーズの冒頭でも書きましたが、
センターボルトの曲がり、歪みが発生し、ディアボロのセンター軸を維持できず、
ディアボロを高速回転させた場合のブレが大きくなるトラブルが一番多かったように思います。

センターボルトとアクスルを一体化させた場合のセンターリングというのは、
直接的にディアボロの正確なブレの無い回転や、その回転持続力には大きな影響がある部品であります。

既に何度か書きましたが、ディアボロの耐久性はこのボルトの強度であります。

また、そのボルトを支えているのはアクセルとインナーですので、今回はその関連性について焦点をあてて書きます。


スピニングマスターズが最初に出会ったディアボロはオーストラリアのYO-HO社です。

かなり古い話ですが、このころに気が付いたノウハウがディアボロを安定して長くショーの中で使ってこられたという事実と、
ちょっとした加工や部品の組み合わせで見た目には市販のディアボロでしたが、
内部的にはパーツを強化したり、オリジナルで部品を作ったりして自分たちなりの「使いやすさ」を追求してきた足跡を
もう一度思いだしながら説明します。

まず、YO-HO社のディアボロは、言うまでもなくバンダイのハイパーディアブロをOEMで生み出しました。
YO-HO社のオリジナルのディアボロはボルト&ナットで固定されておりましたが、
OEMのハイパーディアブロ(あえてディア・・・ブ・・ロと商品名で記載しますが、ディアブロもディアボロも同じものです)は
生産性の都合と、日本の玩具としての安全性を考慮してなのか圧入式のリベットを採用。

一定のプレス機械で圧入されているためネジ部分がなく、「緩む」というトラブルは皆無。
そしてディアボロを回している時に空中分解するトラブルは全くありませんでした。

しかし、YO-HO社から直接購入した当時の商品はボルトもナットも強度に欠け、
お世辞にも「丈夫で緩まない!」とは言えず、スピニングマスターズも頻繁にボルトを変えていたほど
「緩み」と「曲がり」との戦いでありました。

その直後にはバンダイからもディアビッグという現在の標準的なサイズのディアボロがリリースされ、
それを主力で使用するようになってからはトラブルが一気に減っていきました。

下記写真はリベットタイプは削らないと分解できないので撮影はしておりません。
上からSUNDIAのベアリングタイプ用のボルト、固定軸用のボルトと、、そしてYO-HOのボルトの比較です。




そしてアクセルとボルトのクリアランス(隙間)というのは以下のような写真でもわかります。

YO-HOのオリジナルはアクセルのホールとボルトの太さはジャズとフィット!!




実際にはリベットのシャフトがジャストフィットで入ってはいたけど、ディアビッグで採用されていたアクセルは
ホールが大きく、YO-HO用のボルトを入れてみると隙間が大きくできてしまうのです。




ちなみにSUNDIAのシャオリンのノーマルはこれくらいクリアランスが大きいのです。



これだけクリアランスが大きく、ボルトが遊んでしまう空間があるとボルトが曲がってしまいそうだけれど、
そこは、SUNDIA社のインナーは構造的に良くできております!
アクセルとのフィット感と言い、この部分に開発費、生産コストをかけていたことが良く分かるほど、
インナーとアクセルのピッタリ感のおかげで、ボルトへの負担は軽減されているようです。

絶対に曲らないというわけではなく、スピニングマスターズも曲ってパーツ交換したことはありますし、
インナーもクラックで何度も交換しており、クラックが発生するとブレが出てきて使い物にならないようになった経験や
知らずに使い続けているとボルトが曲がってしまうことにも・・・。

シャオリンのボルトが曲がるメカニズムは後にして、とっても簡単な構造だったYO-HOのディアボロは
アクセルとインナーの当り面積も小さく、スリットが狭かったことから何とか広くして操作性を上げたかったことから
フラットワッシャーをスペーサー代わりに何枚か入れていたので、当時はボルト曲がりも非常に多かったのだと思います。


上記写真の右がバンダイOEM、左がYO-HO。
YO-HOはVカットの角度も幅も小さくディアボロコントロール性に欠けていました。


また、当時のスピニングとしては、どうしてもスリットの幅を広げたいということもあり、リベットを切削してディアビッグを一度分解して
ボルトで組み直すという面倒な作業をディアボロ10個ほどしたことも憶えています。




上の写真は当時のディアビッグのアクセルスリット幅と現在のシャオリンのアクセルスリット幅を比較したもの。

実際には左の写真のディアビッグノーマル状態から2mmほど幅を広くして使っていたので、
シャオリンのノーマルとはほぼ同じくらいでありました。だから、シャオリンがリリースされた時には
理想形だと思いいきなり本番採用で、ヒロヤもケイタもそれまでの使用感から違和感なく切り替えられたのかと思います。



SUNDIAのシャオリンのセンターボルトが曲がる時にはこんな原因があります。

もちろん、落下などの強い衝撃があるのは当たり前ですが、一次的な原因としてはナットの緩み、もしくは
インナーの割れによる、センター軸のズレが殆どの原因です。

簡単な図で説明すると以下のような感じ。

正常にボルトがしまっていて、センターリングで固定されている図。



ボルトが規定のトルクでしっかりしまっていればトラブルは減ります。

しかし、ボルトが緩んでいたり、インナーにクラックが発生したりしていると
瞬間的に以下のような状態が発生します。



ボルトが曲がる時と言うのはこういう状態の時であります。

ま、簡単に言ってしまうと「ボルト&ナットはきちんと締めましょう!」ということで、
この一言でかたずけてしまうとそれまででありますが。(笑)

車の始業点検と同じで、ディアボロをプレイするときにはボルト、ナットの緩みのチェックと
目視できるので、インナーのクラックが無いか?などのチェックくらいはしておくと良いでしょう。


固定軸のディアボロのアクセルについて、またボルトが曲がってしまう時のメカニズムを書きましたが、
OK!ストアで販売中のディアボロも含めてベアリング軸のディアボロは、今回のブログに書いたような
アクセルとセンターボルトとのクリアランスはないため、こうしたボルトの曲るトラブルも少ないのです。

更に、ベアリングの内径に合わせた旋盤加工が精密にされているためボルト自体の強度もあるし、
太く丈夫なパーツとなっております。

それゆえにインナー、もしくはワッシャーが樹脂製でなければ衝撃の逃げ場がないのだと思います。


次回はベアリング軸のアクセルとボルトについての話題。

OK!ストアで販売中のディアボロも、そして11月から新しく販売開始となる上位モデルも含めて
近年、各社からリリースされている高精度のベアリング搭載モデルについて検証してみるとこにします。

また、市販のベアリングで流用できそうなものも・・・




それではまた時間が作れた時にベアリングアクセルの話題を。





ディアボロ破損の原因解析パート4 アクセルについて

2017年10月15日 00時17分44秒 | ディアボロ
昨日は伊那谷道中かぶちゃん村へ行ってきましたが、ほぼ一日中小雨が降っており
大道芸パフォーマンスはお祭り広場でファイヤーショー1回、ホールの中でイルミネーションで1回と
スピニングマスターズにはちょっとテイストを変えてショーができ、
どちらの回も満員御礼で楽しくショーができました。




1回目はすでに小雨が降っている状態でありましたが、何としてでもファイヤーショーを行いたく、
頑張って雨の中でスタート。大勢のお客さんにお集まりいただきましたが、
こんなこともあるんだな?と、スピニングが面白かったのは、いつもなら「お近くで!」と
寄せる作業がいらないくらい、屋根の下にギュギュギュ!と寄せあって詰め合って観ていてくれて、
特に「寄せ」という作業のネタはやらなかったのですが、自然な大道芸観覧スタイルへと出来上がっていきました。

こうしてファイヤーショーは無事終了!!




午後からはさすがに雨も強くなり、仕方なく室内ホールへ移動。
ちょっと目立ちにくい場所なので、お客さん来てくれるかな?と思いましたが、
その心配はまったく無用のものでした。

OK!ヒロヤもショーが終わってから言っておりましたが、
「屋内ホールでのショーがあんなに盛り上がるなんて予想を超えていたね」と。




各回の大道芸終了に合わせて、ディアボロレクチャーと認定を屋外で実施したかったのですが、
ディアボロのコンディションとしては最悪の湿気。

とりあえず屋内で濡れないようにだけはしましたが、よくこの湿気の中で?・・・と
思うほどの方が上級レベルまで達成していただけてふるさと座では何度も拍手喝采が起こりました。


写真は仲の良いファミリーです。そして一番右はトモヒロパパの古い 一番のマブダチでございます!!




いつも応援に来てくださるファンのみなさまも上級クリア!!その後はディアボロジャンプトライアルを。

みなさん、1分間で50回以上ものスローアンドキャッチをしていて白熱したゲームでありました。




本当にファンの皆さんの存在に助けられたり、こうして会いに遠くからも訪ねてきてくれることに心から感謝であります。
歳と共に涙腺の弱くなったケイコママはいつも目をウルウルさせております。


スピニングマスターズのイベント報告記のページにも大道芸パフォーマンスの様子は記載予定でおります。




ブログが長くなってすみませんですが・・・


さて、ディアボロのパーツ、アクセルのお話。個人的なインプレッションも含んでいると思うので、
SNSなどへの拡散がないように自動投稿スイッチはオフで連載しております。


ディアボロの中心に組み込まれているパーツ、アクセルはコントロール性を左右する重要なパーツです。

ストリングスが常時触れているところなのでシビアなパーツであることは言うまでもありませんが、
金属製であるものが殆んどで、材質や表面処理なども重要なパーツなのであります。


また、精密なパーツなので、万一ここで製造上の個体差があると複数のディアボロを操るプレイヤーにとって安定した商品とは言えず、
プロパフォーマー使用には耐えられないと思います。

さらに、このパーツでの設計は、ディアボロの特徴も決まってしまったり生産コストも大きく変化するので、
プライスには負担があるのも事実で、とても重要かつ、要的な部品と言えるでしょう。

アクセルの材質、形状、サイズなどのデザインはスピニングマスターズも
何種類ものディアボロを使ってきた経験から、「こうしたい!」という要求が生じたときには
自分で旋盤を使ってステンレスの丸棒から削り出したことさえありました。

それくらいディアボロプレイヤーにとっては拘る部分なのであります。

固定タイプとベアリングタイプのアクセルの違いなどについて。

固定軸のディアボロの方が製造工程を簡略化しやすいので、全体的に固定軸のディアボロが安いのは当然であります。

一方、ベアリング軸のディアボロは、高精度なベアリング自体にもコストがかかる上、
アクセルの内部にベアリングのアウターハウジングをピッタリはめ込む為の精度の高い切削加工技術が必要になるので、
正直なところ、かけるんならここにコストをかけろ!と言いたい!(笑)というくらい、プライス設定にも影響があります。

固定軸のディアボロでプレイス設定に影響があるのだから、
より加工工程が多いベアリング軸ではなおのことだと思います。



コストやプライスの話題ではなく、アクセル本体について、そしてこのパーツのスペックが
ディアボロの破損にどのように影響するか?が本日のテーマ。


ではまずディアボロのコントロール性にアクセルがどのように作用しているか?

確かにいろいろ要素はあります。例えばアクセルの素材がステンレスでできているか、アルミでできているかだけでも
ウエイトに影響があります。


下の写真はサンディア社のシャオリンに装着されているノーマルタイプのステンレス製アクセル。
ちょい、重いけど丈夫でストリングスとの摩擦抵抗も理想的です。




そして同形状のアルミ製アクセル。生アルミの削り出しだけでは表面硬度が低いのでアルマイト処理してあり
カラーもブラックに。しぶい!(笑)ウソ!軽い!!




そして、その両方の利点を合わせたハイブリッドと言われているアクセルです。
軽く仕上がっており、それでいて常にストリングスが触れる部分はステンレスで金属表面にもこだわりがあるようです。




自分が製造メーカーならば一度は試作品を起こし、プロトタイプでテストをした見たいのはチタン。
材料の入手や、加工技術が要求されますが、かなりの強度でしかも恐ろしく軽量にできる素材だと思います。が、
かなりの高価なディアボロに・・・(笑)


アクセルの製造上、加工が簡単だとか、材料の入手が容易だという理由もあるかと思いますが、
材質はディアボロのウエイトに大きな影響があるパーツ。

ディアボロのウエイトでは、一番重量増加のメリットが少なく、
回転持続の為の遠心力には影響が殆んどない部分なので、できれば軽量が一番。

しかしアルミが一番軽量ではあるけど、アルマイト処理の金属表面的には、
あまりストリングスとの相性が良いとは言えず、ステンレスの方がストリングスとはマッチングが良いと思います。


逆に遠心力に影響がないウエイト増加ならば、ステンレスではありますが、
ディアボロ全体的に重くするのならカップの外側で遠心力の助けになる部分で
ウエイトを増やしたいという理由でステンレス製の方が良いように思います。

そんな理由からでしょうか、アクセルの重量増加を抑え、
ストリングスが常に接触している部分はステンレスという両方のメリットを生かした
アクセルがハイブリッドなのかなと思いました。

現にヒロヤも3ミル、3トスの練習用のディアボロ5つすべてにハイブリッドアクセルが装着してあります。
先日のブログにも書きました、プラスティックワッシャーに交換してあるのと同じ理由であります。

OK!ストアで販売中のディアボロプロもアルミとステンレスのハイブリッドタイプで、
ベアリング内臓でありながらもとても軽量に仕上がっております。




アクセルの形状もコントロール性に重要な影響があります。

形状で重要というか、プレイヤーの好みで別れるかも知れませんが、
Vカットの角度によって前後傾きの修正スピードや、バランス維持が変わってきます。

角度が急過ぎれば、センターを維持しやすいわけで、
水平バランスが良くディアボロの傾き修正のコントロールには良いかわりに
スピードループやチャイニーズアクセラレーションなどのストリングスを重ねて巻き付け加速を行う時に、
噛んで巻きあがってきたりしてストリングスの太さを選ばなければいけないようになります。

Vカットの角度が浅ければその逆ということになり、マジックなどの何重にもストリングスを重ねるような技には
向いており、ストリングスの選択もそれほどシビアではなくなります。

製造メーカーから設計図をもらったわけではないので、正確な角度はわかりませんし、
測定も面倒なのでイラストレーターで簡単な略図だけ書いてみました。



コントロールには影響がでるのは角度や材質によるものだと書きましたが、あくまでもシビアな話であることも
もう一度書き添えておきます。


センターボルトが曲がってしまうケースでは、微妙にこのアクセルの内部にあるクリアランスが影響している場合もあります。

次回はそんな内側の、ディアボロを分解する機会が無ければ普段は見ることもないアクセルの内側について。





だんだん、自分でもマニアック過ぎて「大丈夫か?自分」と思ってしまうようになりました。(笑)







本日は名古屋城の予定でおりましたが雨天で中止です。

ではでは、皆様も良い一日を!!!






ディアボロ破損の原因解析パート3

2017年10月08日 20時07分54秒 | ディアボロ
衝撃を吸収しにくい方向から落とした場合のディアボロの強度についての話題を続きから。

カップの強度とワッシャーやボルトなどの固定パーツとの関連性の話題でしたね。



ディアボロをドロップしたら、どんな高さからであろうが、どの方向からにせよ必ずカップから接地します。



↑ 落下の衝撃を1点で受けた場合、入力は大きく壊れやすい。




↑ 真っすぐ垂直に落ち衝撃をカップのエッジ全体で受けた場合には点ではなく、
面で入力を受けるので分散して壊れにくく、ボルトに対しても一番曲りにくい方向の入力となります。


これはなかなかの確率でこんなに綺麗にウルトラC難度の着地を決めてくれることなど滅多にありませんが・・・。


カップ硬い素材の場合にはどうしてもカップ以外のパーツに負担が行ってしまうし、
柔らかい素材でもカップがつぶれてくれる方向なら良いのですが、垂直軸の方向にカップのエッジから落ちると、
「ボルトが曲がった、」「ワッシャーが反った」というのは珍しくないトラブル。

しかしカップが割れるよりは交換しやすいパーツが壊れてくれた方が良いという考え方もあります。

ハイパースピンのようにデザイン上、カップが硬質な材料で、
しかも張り合わせ部分がある場合には、耐久性は低下するのは仕方なく、
金属製のワッシャーで固定されてもいるので、逃げ場のない衝撃はモロにカップが受けることに。

そして、精密なベアリングがアクセル内に組み込まれているので、
ベアリング破損の確率も高くなってしまいます。

そういうリスクを覚悟の上でも精度の高くブレのない高速回転を求めた製品なのでしょう。
まあ、ハイパースピンのような完全プロ思考のディアボロは、ドロップすることなど想定もしていないかも。

それに比べればシャオリンのような軟質で弾力性がある素材のカップは、
回転精度の点で不利は否めませんが、耐久性は抜群です。

カップの硬いフェイリンと比べても大道芸の現場においての扱いやすさは群を抜いておりました。

ここにスピニングも長く使っていた理由があります。
メンテナンスが簡単だということは、職業芸人にとっては重要なことであります。

カップやアクセル、ベアリングなど高価で重要なパーツが壊れない為の策として
ワッシャーが反ったり、割れたりしてくれた方が、メンテナンスコスト的にも、
また本番のプレイ中のトラブルとしても、被害最小限ではあり、パーツ交換の手間も一番楽だと言えます。

さすがにセンターボルトが曲がってしまうと、本番中ならプレイ続行が困難になるので、
ボルトは丈夫な方が良く、何を破損させたら、、、という方式でならば、
もしも、自分が設計者だとすると断然ワッシャーになると思います。

OK!ストアで取り扱っているホワリン製のベアリングディアボロは
数年前までなら考えられなかったほどメイドINチャイナとしてのクオリティは高く、
ベアリング精度も思った以上に良かったので、販売をスタートするにあたり一番重視していたのは、
「カップの柔らかさがどれくらいなのか?」でありました。

ソフト過ぎてもブレの発生になってしまうし、固すぎたら割れることを心配しなければならず、
私たちスピニングとして販売するには安全性確保が第一であり、
その上で何処が最初に破損するか?が初期テスト項目の一番でありました。

買い付けを頼んでから最初に届いた製品を使って耐久テストではとにかくよりハードに「壊してやる!」というほどやりました。

スピニングマスターズの場合にはまずバータックス系の技を体育館でOK!ヒロヤが練習中にドロップして
インナーの片側にクラックが発生しました。使用続行には問題ない程度で、
これなら本番終了後にメンテナンスでパーツ交換をすれば大きな問題ではないと判断しました。




話が少しそれましたが、元々は投げたり転がしたり、叩いたりという少々乱暴とも思える扱いをするもの。

壊れることなど当たり前の中で、このように何処が最初に!ということを
チェックしたテスト時の経緯や体験から今回のレポートをブログにしております。

で、衝撃吸収の点で言えば、軽いというメリットも含めて樹脂製のワッシャーが良く、
強度とカップとの固定で安定感ができのは金属製のワッシャー(軟質のアルミ素材は除く)であります。

カーボンワッシャーはそれらのメリットを中間的に両立していると思いますが、コスト的にも高いのはデメリットでしょうか?
中間的であっても一番良くないのはアルミで、軽量だけど一度変形してしまうとフラットには戻らないので。
アルミであれば5mm位の厚みでアルマイト加工されていなければ、全く用途をなさないと思われます。




ワッシャーの軽量であるということにこだわるのはディアボロの中心部分の重量増加はなるべく避け、
カップの外円、エッジにあたる部分の重量にまわした方が遠心力によって、回転の持続力が良好になるためであります。

ワッシャーの比較写真で一番右はシャオリンの標準、ステンレスのワッシャーで、
中央はフェイリンなどの回転ベアリング系のディアボロについている樹脂製のワッシャーで、
左はOK!ストアで販売のディアボロプロのABS樹脂のワッシャーです。

OK!ストアのディアボロプロは通称サンバイリンと言われるような3ベアリング内臓のディアボロで、
センターボルトのネジ径は5mmで日本でも簡単に入手できる標準的なピッチのミリ規格のネジです。
サンディアのステンレスワッシャーなど、ある程度は流用可能で、スピニングでも装着して回してみましたが
なんの問題もありませんでした。



ただしステンレスワッシャーのように肉薄のワッシャーに変更した場合いは、
センターボルトのネジが切ってある部分がワッシャーの根元まで到達せず、
そのままナットをかけて締めこんでしまうとネジがなめます。


※以下の写真はサンバイリンタイプのアクセル構成部品です。


クロスロックワッシャー(写真右端)や、市販の5ミリ径のスプリングワッシャーなどを入れて、
ナットを締めるようにしてください。そうすればネジ山を痛めることなく流用可能でありました。

それにしてもホワリン社のセンターボルトは精度が良く、製造技術も高いレベル!

現在はスピニングマスターズも練習などでウーバイリンタイプのディアボロプロや、
固定軸系の高精度なディアボロもテスト中であります。

プライス的にリーズナブルで、それに見合った耐久性や使用感などもチェックした上で
リリースするかどうかを見極め中であります。


次回ここのブログは固定軸とベアリング軸のアクセルと、ボルト強度について。



明日はまたまた越前市へ!
では!!!





ディアボロ破損の原因解析パート2

2017年10月07日 00時28分48秒 | ディアボロ
ディアボロが壊れる!これをテーマに書いております。

今回で2回目となりますが、そもそもディアボロの構成部品の名称などが
各社メーカーでの呼称が統一されておらず、そう言うスピニングマスターズとて
昔から独自の呼び方をしていたりしますので、一応「この部分はこの呼び名で!」と
一定の部品名称を説明したうえでディアボロの壊れ方の事例や、メンテナンス方法などを
連載した方が良いかと思いますので、こんな図を作ってみました。



各社とも特色のある形状やデザインをしておりますが、
構成部品などはそれほど大きな違いはありません。


スピニングマスターズはSUNDIA社のシャオリンがリリースされてからはYO-HO社のDIABIGから乗り換えて
ずっとシャオリン愛用でありました。

5~6年前くらいに少し軽い半透明のカップのシャオリンに買い替えましたが、
同モデルを今でも本番で使っております。

本番用、3ディア練習用とは仕様が若干違いますが、スピニング号の中やらOK!ヒロヤの部屋の中には
無数のシャオリンが転がっております。(笑)

これだけ愛用しておりますが、もしかするとこれ以上に使いやすい新モデルをOK!ストアで取り扱う予定もあり、
そうなると大道芸パフォーマンスの本番でも乗り換えをするつもりで、ディアボロ体験イベントでの
デモンストレーションでは既にOK!ストアで販売中のモデルを使ったディアボロプレイをルーティンで実施予定です。

で、スピニングマスターズで使っているディアボロの仕様は?というと、
本番用はクリアタイプのカップにノーマルのステンレスアクセル、そしてワッチャーがカーボンシルバーという状態。
3ディア練習用に数個用意してあるのはカーボンワッシャーの代わりに
プラスティック製の「ナット埋め込み式ワッシャー 」なるものを使っており、
アクセルはハイブリッドアクセルという両サイドはアルミアルマイト加工がされていて、
ストリングスの摩擦に関係のある中央部分だけがステンレス素材となっているものを使っています。

何でこんなスピニングが本番やら練習で使っている仕様を自慢げに書いているの?と言われると困りますが、
自慢ではなく、このアクセルの仕様と、更にワッシャーの強度そのものが、
ディアボロの破損率を大きく左右していると思うからであり、
軽量で扱いやすいディアボロと、重くても強度があるディアボロとが同一線上には無いということ、
そしてディアボロのカップの硬度が破損率には大きく影響があるのです。

では実際にSUNDIA社のシャオリン、現状で本番使用しており十数個を所有しておりますので、
これをベースに破損率というものを考えてみたいと思います。


前回のブログにもアップした図で、こちら

の、落下状態ではカップの素材に比較的弾力性の高いシャオリンは、
地面に落下してヒットした時には下の図のようにカップが変形してくれて衝撃緩和をするので
他の部品には大きな衝撃力伝達がありません。

ディアボロをハイトスなど高い位置からドロップしたときに弾んでいるのは衝撃緩和の証で、
バスケットボールなどと同じことです。素材が硬いガラスのボールを落とせば弾むこともなくバラバラの状態に・・・
このようにカップの素材が硬ければ硬いほどデメリットとして衝撃を受けやすく、
結果として他の部品も含めて壊れやすいということが言えると思います。

しかしメリットとして大きいのは高度なテクニックでシビアな技をする場合にはディアボロの回転時に
センター軸を維持しやすく、ブレが少ないということがあります。使用するプレイスタイルに合わせて
各社がカップの硬さの違う製品を出しているのもこういうことであります。


では、もう一つ、こんな状態で落下した場合はどうか??



これは衝撃の入力が地面に対して垂直に入るのでカップがこのように瞬間的になっていると思われます。



カップのヒットするときの接地面積がカップのエッジ全体ならばそれほど問題ではないのですが、
1点のみからの衝撃で、しかもカップ自体に弾力性があろうとも、
この状態ではカップがし変形してはくれず緩和はされないため入ってきた力は
ボルトを捻じ曲げるか、上側のワッシャーを変形させるか、何らかの破損が発生することになります。


シャオリンのアクセル部分の内部を撮影した写真があります。



シャオリンに使用されているアクセルは、軽量化のためか、
意図的にボルトが落下時などの衝撃から曲げ入力を受けないようにクリアランスがあります。

直席的にボルトに金属部分が触れてはおらず、
インナーがボルトもアクセルもセンターを維持する構造となっておりました。

ただし、ステンレス製のワッシャーは過酷(笑)な大道芸現場でのパフォーマンスによって
かなり反ってしまっており、これがひどくなるとカップの固定力が低下して
ディアボロを回したら「ブレブレだぁ!」ということに。

そこで軽量化かつ、強度的にもカーボンワッシャーが良い!ということに。
金属のように反ってしまったらその形状のままといこともなく、
フラットな形状が保たれやすいのは大きなメリットで、スピニングマスターズも軽量だということより
こちらのメリットの方が大きいと感じております。

また、3ディアの練習用に使っているディアボロには
埋め込みワッシャーという樹脂製のワッシャーを使っておりますが、
これにもメリットもデメリットも。


写真は上の左が 埋め込みワッシャー、右がカーボン。

下の写真はOK!ストアで販売中のディアボロプロの右がノーマル状態、左がステンレスワッシャー。




では、ワッシャーの話題はまた次回!!




明日、スピニングマスターズは、越前市へ遠征しております!









ディアボロ破損の原因解析

2017年10月06日 01時45分52秒 | ディアボロ
ちょっと油断していると日暮れと共に急に肌寒く感じるようになってきましたね。

夏場は自分の股座にアンプが二機もあると「クッソ暑い!!」と思っていても、
これからの季節は「あったけ~~」と助けになる高熱を発する機材たち。(笑)

そんなことを感じながら昨日は滋賀県、今日も長島へ大道芸に行ってきました。



今日からしばらくは大道芸の話題ではなく、ディアボロの話題。
OK!ストアの運営もスタートして、10月より一般販売もスタート!
それに伴っていろんな企画やイベントも始動しておりますので、ディアボロの話題をしばらく連発で!!

最初は「なぜディアボロが壊れるのか」という破損事例を紹介します。
また、オタクな話題を!とか、マニアック過ぎ!とか、言われてしまいそうだけど、
エンジニアだのメカニックという職業上がりの自分、1つのことに集中して徹底的な原因追求が大好物!!(笑)

なので、しばらくはSNSへの自動投稿のスイッチをオフにしてここのブログで好き勝手言いたい放題で行こうと思います。



ディアボロに限らず、ジャグリング道具の破損はどうしても避けらず、
スピニングマスターズも長い芸歴以上にディアボロ歴は20年以上と長く、
様々なディアボロを使って練習、デモンストレーション、そしてパフォーマンスショーを行い、
それはそれは数知れずトラブルに見舞われました。

かつてはおもちゃ大手メーカーB社の「ディアブロ」。※なぜディアボロではなく、ディアブロだったのか?今でも不明。(笑)

元はオーストラリアのYO-HOという製造メーカーのOEM製品でしたが、
トイとしての日本での安全基準をクリアするためだったのかディアボロのセンターボルトの代わりに
リベットで圧着され固定されておりました。

※写真は同社のクリアブルーのディアBIGという非売品です。懐かしい人には懐かしいだろうな。



スピニングマスターズはB社が販売開始をする前にYO-HO社のディアボロを入手。
そちらにはリベットではなく、センターボルトとナットが使用されていました。
一番最初に体験したトラブルはこのボルトの曲り。

ハイトスの落下時にディアボロの接地するときの方向が悪かったと後で判明しましたが、
その時には「ボルトが弱い!」と同サイズの焼き入れボルトやステンレスボルトを入手して交換して、ハイOK!!

その後も何度も同じトラブルになり、ボルトのスペアを持ち歩くように。
ディアボロのパフォーマンスをメインにしているスピニングマスターズとしては、
それは今でもディアボロのスペアパーツは持ち歩いているほどで、
それほどデリケートに見えないものが、意外とデリケートなのであります。

あと、衝撃を受ける方向、これはとても重要です。

図で少し説明すると、通常のディアボロは回転軸に対して地面は水平。いわゆる並行の状態で回っております。
ハイトスをしても回転がしっかりついてさえいれば水平状態のまま落下してきてストリングスでキャッチ!!
ま、失敗して地面に落下してもカップがよほど硬質の素材でできているものでなければ衝撃緩和はカップがしてくれます。

下の図はその状態。



少しディアボロが弾むくらいで何かパーツが壊れることはまずないと言えるでしょう。

しかし、この状態でディアボロが地面に対して垂直軸の状態で落下してしまうと破損の確率がググッと上がります。
更にカップの一部分だけを設置するような少し傾いた状態で衝撃を受けるとセンターボルトが曲がったり、
ワッシャーが湾曲したり、割れたり、ハイパースピンTZのように硬く衝撃をカップ自体がモロに受けるような製品の場合には
カップがバラバラになるような破損事例もあるようです。



カップが硬質素材でできているディアボロは、回転時にブレが極めて少ないというメリットはありますが、
こうした落下時の衝撃はカップが緩和してくれず、ボルトやワッシャー、あるいはアクセルにベアリングが入っている製品は
ベアリングが機能を失うような破損をすることも少ないありません。

昨今、ディアボロのプレイスタイルも大きく変わり、バータックスとか、エクスカリバーと呼ばれている縦にして回す技は
落下時にこの落ち方をしてカップの一部からの衝撃入力があり、例え新品であってもワンドロップのみでアウト!!となるケースもあります。


縦に回す技はベアリングタイプのディアボロを使用することが多く、
実際にOK!ヒロヤもOK!ストアで取り扱ディアボロプロを使って商品クオリティーテスト、耐久テストを早い段階からやってきました。

テスト中にエクスカリバーでのドロップ時にインナーにクラック(薄いひび割れ)が発生することが。
本来正しい使い方で破損することは現在まで半年近くテストをしていてもありませんが、
ある一定の方向からの衝撃にはどの製品のディアボロでも弱い!ということはあると思います。


次回のブログから、スピニングマスターズが実践中に体験した破損実例を記載しながら検証したいと思います。


本日は以上!また次回・・・