▲お帰り用のナスの牛は2頭に
お盆にはご先祖様が帰って来る。8月13日に迎え火を焚いてお迎えをし、16日には送り火を焚いてお送りをする。
遠い国からお越し頂くのに3泊4日のご滞在とは余りに短く寂しい気がする。こんなことを亡き父の新盆供養に来られた長老に話すと、ご先祖様が帰るのは16日から24日までの間でお取持が悪いと早く帰ってしまうと教えてくれた。
そして、ご先祖様の交通手段は精霊馬で、キューリの馬は足が速いからあの世から来られる時に、ナスの牛は足が遅くゆっくりだから帰る時に使うと教えてくれた。
父と24日まではお付合いをする暇は無いので、せめてお土産は沢山持たせたいとの思いから、ナスの牛は2頭にした。
来年は、父からの『キュウリの馬を2頭用意してくれ。』、こんなお告げが欲しいのだが・・・