こんなの有ったけ・・・92

車が納入されてから一か月強が過ぎました。

OLDMAN号は大よそ1.500キロ強走りましたが、
燃費は、噂通りで大体１リッターあたり22キロぐらいです。

そして、先日３回目のガソリンの補給をしました。
燃料補給で今まで気が付か無かったステツカーに
気が付きました。
それは燃料補給口にはってあるステッカーです。
余り、気にも留めないステツカーですが、
今回はよく見た・・・???????
今まで、見た事の無い文字が書いてあるのです。
もちろん。無鉛ガソリンを入れていますが・・
この前使用していた青空２号もHVでしたが
(内燃機関にモーターを組み込んだタイプ)
このようなステッカーは貼ってなかった。

無鉛レギュラーの下の文字
「バイオ混合ガソリン対応車」
(E10/ETB22)
これは何の事が書いてあるのか????
気になると落ち着かない店長です。
早速調べて見ました。普通は無鉛レギュラーしか
入れないのに、なぜ???

E10/ETB22とは
E10に混合されるバイオエタノールは燃焼しても
大気中のCO２を増加させない効果があるとされる一方で、
通常のガソリンよりも自動車の燃料装置の
金属・ゴム部品を腐食・劣化させやすい性質があります。
また、ガソリンにバイオエタノールを
混合すると蒸気圧の上昇により揮発性有機化合物(VOC)
の発生量が増加することから、
通常のガソリンと同レベルの蒸気圧に抑えるため
バイオエタノールを混合する基材ガソリンの
蒸気圧を調整することが必要となります。

E10対応ガソリン車の特徴
E10対応ガソリン車は燃料装置部品の
耐腐食性・耐劣化性、燃料蒸発ガス抑制機能など
安全性、公害防止の面でE10の使用に対応させた
自動車です。また、バイオエタノールと石油系ガスの
イソブテンから合成した
エチルターシャリーブチルエーテル（ETBE）を
E10の含酸素率3.7％と同等値となるようガソリンに
混合させたETBE22も同様に使用することができます。

ここが大事な事ですが・・・
一方、バイオエタノールはガソリンに比べ
発熱量が低いため、E10を使用した場合、
通常のガソリンに対して３％程度
燃料使用量が増加すると考えられます。
なお、E10対応ガソリン車以外の自動車に
E10等の燃料を使用すると、
最悪の場合車両火災に至るおそれもある。
と言う事は私が所有しているキャンピングカーは
ガソリン車ですので、絶対に入れてはいけない事に
なります。

さてバイオ混合ガソリンとは??

二酸化炭素の排出を減らす目的で
世界的に導入されているガソリンです。
日本ではサトウキビやトウモロコシから作った
バイオエタノールというアルコールをガソリンに
３パーセント混ぜて、
２００７年よりバイオガソリンとして販売しています。


もう１０年も前から販売されているようですが、
私は今まで、このタイプのガソリンが市販されている
のは、知りませんでした。
この、ステツカーが貼って無い車のエンジンは
大丈夫なのでしょうか?　エンジン自体は問題が無い
見たいですが・・燃料系の部分に問題が有るので、
大丈夫では無いみたいです、給油はステツカーの
貼ってある車のみになりますので、安いからと
飛びつくと後が大変な事になります。

さて日本では、
バイオガソリンに含まれるバイオエタノールの
混合比率は３パーセントしかなく、
この比率であればエンジンへの
影響は無いと言われていますが、でも、
対策されていない車は使用しない方が良いのは、
ここまで読んで下さった方は分かると思います。
でも、わざわざ対応車と書かれている事は、
もっと、この手の燃料が増えるのかしら???
ブラジルの様にもっと混ぜても大丈夫と言う
事かしら??ちなみにブラジルでは20%で
無いとガソリンは供給できないようですが・・
もっとも日本では3%以上混ぜると、
サトウキビやトウモロコシの価格が上昇するので
3%となっているようです。
循環型社会で二酸化炭素を減らす取り組み!!

しかしながら、この燃料はどこで販売しているのかしら????
私は販売しているスタンドにあたった事がないのですが・・・
車を運転されている方はご存じですか??
販売されているスタンドを・・・検索してみましたが
まだ、スタンドの数は少ない見たいです。
「あなたの街のバイオガソリン販売店」と言う
サイトを見つけました。
http://www.biodeeco.com/hanbai/200/240/
日本中に、沢山有るのかと思っていましたが、
まだそんなに沢山無いみたいです。
私の住んでいる所には無いのですが、
このガソリスタンドだと価格もどれぐらい安いのかしら??
もし、ご存じの方が有れば、是非御教授ください。

さて、昨日からニュースで報道されたので
ご承知の方も多いでしょうが・・
下記の記号の意味を理解して話をお読みください。
HV   Hybrid Vehicle　　電気の車　　(給電口しかない)
EV   Electric Vehicle 異種の物を組み合わせた車
　　　　　　　　　　　　　　　　(給油口しかない)
PHV    Plug-in Hybrid Vehicle
PHEV  Plug-in Hybrid Electric Vehicle
　　　　　メインは電気で補助的エンジンを載せた車
  各メーカーの戦略的な意味合いでどちらも同じ車

ま～私が乗れる間は、まだ大丈夫ですが・・
欧州の一部の国が、ガソリン、ジィーゼル車の
販売禁止を2040年で禁止すると発表。
確か中国(??)も何年かは不明ですが、
同じように禁止すると報道されていました。
この国は大気汚染が全く改善していませんので
思い切った方策が必要でしょうが・・・
なんせ、中国ですのでどうなる事やら??
ドイッはディーゼルは環境に優しいと首相が
釘をさして発表したようですが・・
こうなるとHVもすべてダメになる事から、
各国、各社EVに舵を切るのかしら??特に中国の
思惑に各国の自動車会社、どうしてもEVに
手を出さないといけなくなるようです。
特に日本の各会社もこれからEVに力を入れると
宣言しています。あと20年しか残り時間は有りません。
EVの素晴らしいのができて、日本の車作りが
発展すればよいのですが・・・・
さて、どうなりますやら??
私の感想ですが今のHVだと、ここど!!と言う時は
内燃機関でそれなりに楽しめますが・・EVに変わると
どうなるのでしょうね?????同じなのでしょうか??
F-1レースなどはどうなるのでしょうか???
多分、私は後10年もしたら絶対にもう車には
乗れないような気がしているので、こんな事は
気にもしなくてよいのですがね・・