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心機一転、ジャンルを問わずです。
下手な文書です。突っ込み処満載ですが、

日本のモータリゼーション

2011年12月02日 | キャンピングカーで行く小旅行

前回たずねた旅で、面白い場所を尋ねていたのに!!。
そして、たいそうな、タイトルをつけました。

ブログに記事をUPするのを忘れていたのが本音。
モータリゼーションには、関係ないかも・・・
私も、少なからず車に携わってきましたし、今も車の無い生活は考えられない状況にあります、
また、今は楽しみでキャンピングカーを利用して日本中を回っています。
ところで車はどうして走るを考えた事がありますか・・・・??
エンジンで動力を生み出しタイヤに力を伝えて前後に動きます。
しかし本元の本元は燃料です。燃料が無ければ動かない・・
勿論バッテリー等々色々必要ですが・・
なにわともあれ燃料が無くては・・電気自動車は電気が必要、その電気は、今は火力が主流。
これも、もとをたどれば原油が必要・・多分燃料電池で動く車が出来たとしても、車を作る、
本は、電気が燃料が必要・・・
さてさて話を車に絞れば、
車の燃料は、ガソリン&軽油!!  それらは複雑な工程をへて、原油から加工してガソリン&軽油になります。
現在、国内で取れる原油の量は、ビビたるものです。
秋田と新潟沖合いで、原油の採掘をしているのは、ご承知の通り・・北海道も???
今回、新潟でこんなたて看板を発見しました。ここは、何度も通っているですが、
今まで、全く気が付かなかった。

日本でも、原油は少なからず出ていますので、
日本最古の原油の発祥地があるのは納得!!!

そこは、 
「シンクルトン記念公園」と言うらしい・・天気も思わしくない事から、
出かけて見る事に!!
シンクルトンは名前で、英国人で明治時代に、指導して新しい井戸の掘り方を教えたようで、
その名前に由来した公園があります。
建物の前一段高い位置に、やぐらが立てられています。(複製)

展示館は、少し階段を降りたところにあります。(正面入り口。入場料金300円)

私は、雨上がりに到着しました。
通路の左右の芝生の中からは、ぶくぶくとガスが出ています。火気厳禁になっています。
晴れた日には、ガスが出ている様子は、わからないそうですがガスは年がら年中出ているそうです。
記念館の内部は、撮影可能・・
ここは、何と日本書紀に記述があるそうで、当時はくそうずと呼ばれていたそうで、
農薬の替わりにも使用していたようです。下記の写真は、大きいサイズを貼り付けました。
文の下のバーを左右に動かせば、全文が読めます。

また、この一体は黒川と呼ばれているように、川が原油で黒く流れていたそうです。
シンクルトンの指導した、井戸が現在残っている。

なんせ、この記念館を訪ねたときは、私一人でした。ここに一時間ぐらい滞在しましたが、
前にも後にも見学者は誰も来ませんでした。管理人の方が建物の外の井戸や歴史を説明して一緒に歩いてくれました。
まだ、残っている井戸から、バケツをくみ上げると・・  確かに黒い水が??


確かに、原油の臭いがします。
しかし、あまり質が良くなく、また、探査の結果、量も採算ベースに合わないようで、
昭和30年頃から衰退したようです。
太古の昔から利用されていた原油・・
極端な言い方をすれば、現在の生活を維持する黒い動脈かも知れませんが、
私達の住む日本の地には、今のところ原油が出ても、すべての量がまかなえないとは、
非常に悲しい現実ですが!!
出ない地形の上にあるので、どうしょうも有りませんね・・
ま~ここも、日本のモータリゼーションの発祥の地??もしくはきっかけの一つに含めても??

と何時たら、大げさでしょうが、当分の間は何をするのにも原油は必需品・・
先駆者の苦労が、ほんの少しわかりました。

ここでは、毎年、例祭が行われていて、近江神宮に原油が奉納されているようです。
規模は小さいですが、私にとっては、大変有意義な記念館でした。
詳しくは、シンクルトン記念館(新潟県胎内市下館 ℡0254-47-3260)まで