〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20151010 山形と宮城の県境に対峙する〔▲山形神室山~▲仙台神室岳〕の紅葉稜線を歩く

2015-10-10 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

今日は昼頃には強風も止む予報で来週末には帰宅予定なので、ソロソロ山行も終盤になります。

今日は花の時期に登るつもりだった山形と宮城の県境に対峙する神室岳、▲山形神室山と▲仙台神室岳に登ることにして、登山口の笹谷峠に向かった。

この登山口は、反対側に登ると▲雁戸岳にも登れる。

少し登ると直ぐに稜線に出て、登山口やこれから向かう両神室山が見えてくる。

〈奥のピークが▲山形神室山山頂〉

振り返ると稜線の紅葉越しに▲雁戸岳~▲蔵王山方面が見える。

三連休初日で最初は人出少なかったが、次第に次々と人が登って来た。

ハマグリ山やトンガリ山のピークを越え、急坂を登り詰めると▲山形神室山山頂に着く。

〈中央二番目のピークが▲山形神室山、三番目が▲仙台神室岳〉

〈もう花は少ない中で岩場に張り付いていました〉

〈展望の良い稜線からのパノラマ〉

狭い山頂には人が多く、雑木で展望は良くないので、次の清水峠分岐で早めの昼食とした。

それにしてもこれから向かう▲仙台神室岳の山容は独特で、怪峰と呼ばれているようである。

〈▲仙台神室岳の全景、左側すみに直登で登り詰める登山道がきつそうです〉

その山容を眺めながら一旦ツツジの樹林の多い鞍部まで下り、そこから一気に急坂を登り詰めれば狭い▲仙台神室岳の山頂に到達する。

〈▲仙台神室岳の鞍部付近の紅葉がいい感じでした〉

〈▲仙台神室岳山頂からのパノラマ〉

山頂からは近くの▲大東岳がよく見える。

〈▲仙台神室岳山頂奥の笹藪の向こう側の展望〉

山頂の南側は笹藪で展望がきかないが、踏みあとをたどれば展望出来るところに出る。

ここの両山は、山頂からの展望を楽しむというよりは、むしろ稜線からの好展望が魅力である。

帰りは随所で眺められる紅葉稜線を楽しみながら、往路を引き返した。 

〈最後に▲仙台神室岳を振り返る〉

下山後は、山形県高畠町の旅友(ラーメン店舗)を訪ねて再会し 、食後は高畠駅構内に併設する温泉に入り隣の駅駐車場で車中泊させてもらいました。


20151009 今日も暴風警報で〔暴風休日/観光〕天気は良く暴風の蔵王お釜観光

2015-10-09 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

台風23号は北海道東部海上方面へ向かい、東北地方への直接被害の恐れは無くなったが、大きいので依然としてその強風が収まらず、増してや高度を上げる毎に吹き荒れているようです。

天気は快晴に近く、登山は止めておきますが蔵王が近くに有りますので、蔵王エコーラインを走ってみました。

紅葉も中腹が見頃で、次々とクルマがやって来ます。

ただし、写真もなかなか撮れないほどの強風に困惑でした。

〈奥に覗くは▲雁戸岳か?〉

〈車中から撮ってます〉

蔵王お釜の近くまで行けるハイラインも無料中で、エコーラインに上がって来たクルマのほとんどがハイラインに入って行きます。

自分も午後から久々に行ってみました。

外は凄い暴風と寒さで、お釜の写真を撮ったら直ぐ建物に引き帰り、玉コンニャク(3個玉串ざし¥150)を食べてクルマに戻りました。

〈お釜周辺は、ここまでしか進めません〉

その後はガスが沸いたりして、すぐ見えなくなりました。

最高峰の熊野岳への登山も依然として、火山活動活発化により禁止中であります。

〈ガス沸く夕暮れの山形方面〉

明日は午後には風も収まるとの予報なので、北蔵王の登山口の笹谷峠から▲山形神室山~▲仙台神室岳往復で登る予定で、川崎町の休憩所で車中泊としました。


20151008 台風23号三陸沖北上の暴風の中〔船形山麓(鈴沼)ハイク〕静かな神秘の沼も大荒れ!

2015-10-08 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

夜半過ぎから、台風の影響かたまにクルマが揺れるほどの強風が吹いていた。

そんな中でも、他に二台のクルマがあった。

一台は昨夜から停まっており山頂小屋泊だろうか、そしてもう一台は、いつやって来たのか気が付かなかったが、既に出発したようである。

雨は降っていないので、すぐ近くであるが登山準備をして「鈴沼」に出発した。

ブナ林を通り、10分余りで鈴沼到着である。

木々に囲まれた小さな沼で、紅葉も始まっていた。

しかし物凄い暴風が吹き荒れていた。

カメラもなかなかじっと構えられないほどであった。

そんな中で、心もとない小さな桟橋に出てしばらく撮影した。

ガスに薄日でも射せば、いかにも神秘の沼といった写真が撮れるかもしれないが、このような暴風では記念写真といったところであろうか?

一時間近く鈴沼付近にいたが、もちろん誰にも会うことはなかった。

帰ってから車内で食事をしていると、二台のクルマの所有者が無事帰って来た。

倒木や落石に会わないようにと、食後は早めに林道を下り町に出た。

こんな日でも、十台ほどのクルマが林道に入って来たのには驚いた。

午後からは、雨混じりの暴風が吹き荒れたり、砂埃が舞い上がる場面がしばしば見られた。

またしばらくは休日になる予想で、遠刈田温泉で入浴後コンビニの駐車場で車中泊させてもらいました。


20151007 台風接近の前に紅葉のブナ林を辿って大展望の〔▲船形山~▲蛇ヶ岳〕を周回

2015-10-07 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

台風23号が三陸沖を通って北海道東部に接近するコースを進んでいる中、何とか今日のうちに▲船形山に登っておきたいとの思いで、天童市を出発し宮城県大和町から小荒沢林道に入り、最短登山口の大滝キャンプ場を目指した。

二台の先発車が停まっていた。

〈右側の漂柱は、▲八甲田登山の酸ヶ湯口で見覚えのある標柱でした〉

もう登山口辺りから紅葉が鮮やかに始まっている中を出発した。

〈▲船形山山頂方面でしょうか?〉

〈登山口辺りから鮮やかな彩りでした〉

〈ただいま紅葉進行形です〉

〈ブナに紅葉は良く似合う〉

〈この山は前船形山でしょうか?〉

〈見上げても透ける紅葉です〉

紅葉の写真を撮りながらゆっくり登り出したが、だんだん急登になると強風とガスが被ってきた辺りで山頂に到着した。

〈山頂が近づくとややガスってきました〉

かなり寒く、ガスがはれるまで山頂の避難小屋で昼食にした。

小屋には高齢者が一人いて、旗坂口から登ってきたらしい。

地元の方でなかなか東北の山に詳しく、しばらく山談義をしてから別れた。

そのうちにガスがはれ、見事な展望がきくようになってきた。

〈▲船形山山頂からのパノラマ展望です〉

〈昨年周回縦走した▲黒伏山周辺の山々です〉

強風は相変わらず、寒い中で写真撮影していると、頻りに飛行訓練か小型ジェット機がいったり来たりを繰り返していた。

〈何度も山の近くを行ったり来たりしてました〉

昨年登った▲黒伏山辺りの山々がくっきりと見渡せた。

その後、近くの▲蛇ヶ岳方面へ周回縦走して帰ることにした。

中間点辺りから眼下に素晴らしい紅葉風景を眺めながら、平らな▲船形山山頂方面を振り返った。

〈平らな▲船形山山頂方面、避難小屋が見えます〉

少し登り返すと、▲蛇ヶ岳山頂に到着し、後白髪山辺りから▲船形山にかけて見渡せた。

〈▲蛇ヶ岳山頂からのパノラマ展望、右側に▲船形山〉

〈▲船形山山頂方面を振り返った〉

その後は、地塘のある草原方面に下って船形登山道に当たり、途中分岐の「三光の宮」で最後の展望を楽しむと、大滝キャンプ場に向かって紅葉のブナ林を下って帰った。

〈▲蛇ヶ岳から下った草原には地塘もありました〉

〈船形登山道に出ると、やはりブナ林が目立ちます〉

〈最後に立ち寄った「三光の宮」での夕景展望〉

〈帰りのブナ林の彩りも見事でした〉

〈足元にも小さな紅葉が始まっています〉

出足が遅かった為、神秘の沼「鈴沼」に寄ることが出来なかったので、今晩はここで車中泊とし、明朝に立ち寄ってから帰ることにした。


20151006 姥沢口から上りはリフトで二度目の〔▲月山〕紅葉に彩られた静かな下山道

2015-10-06 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

今日予定の▲月山は、五年前に北側の八合目登山口から登ったことがあった。

今回は南側の姥沢口から、上りはリフト利用で登り、下りは紅葉期待でゆっくり歩きながら下山することにしました。

朝は8時のリフト運行に合わせて、ゆっくり出発した。

月山の紅葉は早く、山頂は九月中旬から始まり、現在はリフトの中辺りから下駅辺りが見頃らしい。

リフトから見ても、山肌の紅葉は既に終わっているようだった。

〈少し登ると、山肌を縫って上がるペアリフトが見える〉

最初の登りで経由する▲姥沢岳に到着すると、まだ強風の中で▲鳥海山や▲摩耶山の岩壁が目につく。

〈強風の中でどっしりとした▲鳥海山が目につく〉

〈草紅葉を縫って走る木道〉

その後緩いアップダウンでリフト上駅からの直道に合わさり、いよいよ山頂向けての岩混じりの急坂を登っていく。

〈見下ろす辺りに紅葉の木々が見える〉

一時間ほどで、▲月山山頂にあたる月山神社の社が見えてくる。

この山には、ちゃんとした山頂標識はないようです。

最高点は、反対側の登山道からトラバース気味に登った辺りのようです。

〈月山神社付近の岩場で登山者がたくさん休憩しています〉

〈山頂付近から見下ろす庄内方面〉

〈山頂付近から見下ろす紅葉も少し色褪せ気味に見える〉

月山は百名山だけに、平日でも人出は多い。岩場のいたるところで人が休んでいる。

既に▲鳥海山はガスに隠れ、山頂付近からは、これといった紅葉は望めず、昼食後は早めに下山にかかった。

〈山頂付近には地塘もあります〉

ほとんどの人がリフトで下山する中、紅葉を求め道を別れて下って行った。

やはりこれが正解で、今の時期はここにありとばかりに月山山中の紅葉を眺めながら下山しました。

〈逆光気味に輝く黄色い黄葉が目についてきた〉

〈次第に山肌の紅葉が鮮やかになってきました〉

下山途中で出会った人は四~五人で、どうしてみんなリフトで降りるのか不思議に思ったほどである。

〈樺の白い樹肌が目立ち始めました〉

〈白い樹肌に陽が射し輝いています〉

〈紅葉越しに望む月山山頂方面〉

〈最後にブナ林を下って帰ります〉

夕暮れまで駐車場で休んでから麓の水沢温泉に入浴後、明日予定の▲船形山を目指して、山形県天童市の道の駅で車中泊としました。

〈逆光に輝くススキ〉

〈夕陽に照らされた月山〉

〈本日最後の夕景です〉