深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

つくってみましょう そうしましょう

2011-03-30 19:29:11 | ガンダム


話題の新製品、1/35コアファイターを、拵えてみました。
なかなかに、賛否両論ですが、模型の賛否は組んでからしないと、発売してくれたメーカーさんに申し訳ないのです。

といったわけで、1/35のAFVアイテムも、飛行機キットもまともに作ったことがない、
「キャラモデル育ちでいいじゃないか!」な、あたしが、作ってみるぞ!

えーーー、いきなり、不穏な空気爆発ですが、とにかく、パッケージを開封して、
説明書に目を通すと、なかなか、手ごわそうな、造形です。

組み立て精度は、流石のバンダイ品質なんで、まったく心配せずに、作業開始。

結論から言えば、あたしでも完成ましたので、「キャラモデル育ちなアナタ」でも、問題無し!、
気になってる人は安心して、買いましょう。

えーと、まず、コックピットまわりの、切り出しから。

あたしは、ニッパーじゃなくて、クラフトチョキで、パーツ切る人なんで、ドキドキしますが、
慎重にやったら、全然大丈夫。丁寧に、仕上げたら、なんとなく、仮組みして、「これは、接着剤がいるぞ」と、再確認。

今回は、パイロットを座らせる予定なので、座りパイロットも、切り出します。
さすがに、このスケールだと、ペダルとか操縦桿に、ちゃんと手足が沿ってないと、目立つので、
下半身を組み立てたら、椅子に座らせ、ペダルを、足裏に位置アワセしてから接着、
上半身と下半身も、操縦桿と腕パーツとの位置アワセの加減で、張り合わせたいとこですが、
あとで塗るのがめんどいので、曲がるプラ棒で、軸打ちして、「取り外し化」としときます。

ほいで、シートを組み立て、操縦桿と、スロットルを固定できたら、それに合わせて、腕を固定、
接着剤が乾いたら、一旦ばらして、パイロットと、コックピットまわりを塗装します。

パイロットは、アムロでもセイラでも、「名もない連邦軍パイロット」にするので、ネットで、色見本を調べて、黄色く丁寧にぬります。

続いてコックピットですが、「パネルの計器板とかむり!」って人も多いかとおもいます。
幸か不幸か、デカールもついてますが、かなり達者な人じゃないと、位置アワセして、マークセッターで、フィットさせるのは難しいとおもいます。
もちろん、せっかくの1/35なんで、このへんも、頑張らないと値打ちが無い・・・・・・
幸い、計器板は、表示部分を、うらから嵌める新設設計になっとるので、どうにかなります。

筋彫りにあとから、白で、墨入れするのもいいのですが、お勧めは、先に、ざっくりと白く塗って、
面相筆に、少量の色をつけ、ドライブラシの要領で指定色を、表面に乗せていく方法。
一体整形だと、かなりコツがいりますが、このキットの構成なら、わりと簡単なので、作り付けない人も、是非やってみてくださいまし。


塗装が済んだパイロットを、組み込みながら、コックピットを完全に組み立てたら、あとは、「面のでっかい、ガンダムプラモ」なので、
たのしく組んでいきましょうかね。

ちなみに、尾翼と、主翼の付け根以外に、パーティングラインは発生せず、その他は後組みできるので、
色分けするブロックごとに、ざっと組み立て、表面下地をしていきます。

めんどくちゃいのは、収納式ミサイルユニット、ココは、先に色塗って仕上げときましょう。

ブロックごとに、ユニットを組み立てたら、下地色を、吹きつけます<隙間からみえるので、インティークの裏も忘れずに!

こんどは、ランディングギアの収納部とか、エアブレーキの裏とか、機体内部色っぽいいろで、仕上げます。

特に今回は、脚を出すので、ランディングギアも、いったん蓋して(差し替えできるくらいの制度です)から、最終塗装に・・・・・・

トリコロールは、何処ででも、見れるので、あたしは、現用機っぽく、グレーにすることに決定。
<G3カラーにも、似てますが、パターンは全然ちがうかんじ?

いつもどうり仕上げたら、デカール貼・・・・・・

いっぱいあるので、大きいやつから、頑張って貼っていきましょうねー
<あたしは、張った尻から、はがしちゃう人なんで、半分貼れたら、一旦、トップコートかけて、定着させ、残り半分張りました。

デカールを張り終えたら、飛行機プラモっぽく、ブラシで、ウエザリングして、仕上げにささっと、ドライブラシしたら、大体完成~

パッケ写真では、頭でっかちなだけでなく、どうにも不細工に写ってますが、実物は、結構格好良いです。
たしかに、機首は、かなり大きめですが、逆に、アレンジした人の苦労が、伝わってまいります。

アムロ&セイラさんも、手隙の時に拵えてみますが、このてのアイテムは、ベースが無いと締まりませんな!

というか、模型というものは、ソレを写した写真とちがって、観る人が、自然と「カッコウイイ方向から」眺めてくれる物なので、
「パッケージよりずっといい!」といった事が多いのです。

実際、自分で手をかけると、可愛くなってくるものだったりもするので、気になるものは、「とにかく組んでみる」事をお勧めしますよ!!!