日本社会は、6/1から徐々に「バック・トゥー・ザ・オフィス」が始まります。
先ずは、出社率30%程度から始めてゆく組織が多いのではないでしょうか。
受け入れる組織側からの視点と、働く従業員一人ひとりの安心安全をプロデュースしてゆく、総務人事FM部門が行うべき!実戦的対策をお伝えします。
以下は、明日からの最低限の実務対応プログラムです。
1.BCPと業務内容に即して、出社の要否判定と対象部門並びに個別従業員(社員、派遣、業務委託等)への指示内容を準備
2.ソーシャル・ディスタンス(SD)環境の構築
→CADシュミレーションによる、オフィス空間のブロッキング&レイアウトプランの策定と実施準備
3.従業員等出社時のコンディション確認と、来訪者のコンディション確認
・体温状態→ サーモグラフィーカメラ設置とチェック
37.5度以上の対象者を別誘導し、SD確保のルール(策定が必要)に従い隔離業務または帰宅指示。
・罹患リスクのある従業員を確認した場合の、対応フロー
保健所や感染病院との連携並びに隔離プロセスの確認
4.オフィス内空間「場」の利活用ルール再設計と、運用方針の策定及び実運用
→ ミーティングルームの使用制限とコンバージョン、社員食堂の運営方法と衛生マネジメントの具体的ルール策定。
喫煙所閉鎖、リフレッシュルーム運用の工夫、共用部エリアの利用ルール策定と徹底
5.設備・装置・機器、ツール等による執務環境マネジメントの実戦対応
・空調コントロール
換気に代替するサーキュレーション 頻度設定
・開放不能のビル窓を前提とした「換気」対策
・マスク調達と運用ルール策定
・排煙装置稼働の可否
・次亜塩素酸噴霧等の消毒ルーティン確立
・タッチレスでの機器操作ガイドライン
ドアノブやPCキーボード、複合機などタッチ
リスクのある機器等の利用ルールとガイドライ
ンを用意
・リモートミーティングシステムのデザイン
情報システム部門と連携しながら、リモートワ
ーク基盤の設計とデザイン
〈リモート・コミュニケーションプラットフォーム〉
Zoom,
Google meet,Hangout,
Teams,Skype for Business ,
Whereby
Ding Talk
〈コミュニケーション・チャットツール〉
Slack
Line
Chatwork
Track
SFA
WhatsApp
〈ナレッジ・エンハンスツール〉
SparkUp
Miro
Goggle
MuraL
Remo
G Suites
ネットワークシステム上のセキュリティ制約や、システム構築の諸事情を考慮しながら、現場で使いこなせる仕事支援環境をデザイン。
6.働き方変質に伴う、従業員のソーシャル&マインドケアプログラムの策定と運用
7. エレベーター運用ルール
8.通勤手当ルール
9. 感染対策を講じながら、リモートワーク用のコ・ワーキングプレイスの用意
10.オフィスの在り方見直し
などが待ち受けています。
いよいよwith コロナ環境での仕事が始まります。