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ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

職業人としての「役者」を演じる人生と自我

2019-07-01 19:36:32 | コラム


教育者のパーカー・パーマーは「Let your life speak」の中で、

『職業とは何かを突き詰めていくと、「エゴ」の本音を覗くことになる。それは、誰もが日々意識している「自分」ではなく、器としての「自分」を通して人生を送ろうとしている、という事実である。

つまり、私は「自分の人生」と呼ぶ、表面的な、職業の型(器)にはまった経験の下には、実はもっと深い、もっと真実の、本来なりたい自分が送るべき人生がある。
この違いを感じ取るには、時間と過酷な経験が必要だ』

この意味を理解するには時間が必要かもしれません。

私なりの解釈をお話ししてみますと、


「職業」とは充実した人生を送る人社会の「役」です。

私たちは、其々が「役者」であり、「組織舞台」や「社会舞台」をより魅力的で面白いものに創り上げてゆこうと、上手く「演じる」努力をしています。

シナリオライターがストーリーを仕立て、監督が「役者」の個性を尊重し、輝くオーラを引き出してゆく事で、観客たる「世間」に喜んで貰える舞台を創ります。

プロフェッショナル役者を舞台で輝かせる事が出来る監督こそ「名監督」と呼ばれます。

仕事も同じではないでしょうか。

舞台を作るには、其々の人びとの役回りが必要です。そして「監督」が「役者」の個性と能力を引き出して、素晴らしい「演技」を演出し、観客を感動を提供します。

其々の役回りの人びとは「仕事」という「役」を演じているわけですが、その根底にある「自我」を表出しているわけではありません。

私も「社長役」を担っていた時の事を思い起こすと腹落ちする言葉です!

パーカーの言う
『「自分の人生」と呼ぶ、表面的な、職業の型(器)にはまった経験の下には、実はもっと深い、もっと真実の、本来なりたい自分が送るべき人生がある。』

意味が、なんとなく見えてきませんか!

仕事に縛られ過ぎる人生は楽しくありませんよね。

などと思いながら帰宅中!

「Zoo Society 」から「Savanna Field」へのトランスフォーム!

2019-06-28 09:52:58 | コラム


私自身、長年サラリーマン(組織に雇用されて働くスタイル)をやってきて、定年満了後に社会で活動し始めてみると、様々な気づきと思いが沸き起こっています。

私の場合、定年を迎えるまでに3社に雇用していただき「サラリーマン」をしました。

最初は日本の銀行で20年、2社目は外資系証券会社で4年、最後がデジタルエンタテインメント会社で13年、通算37年の「サラリーマン」でした。
それぞれ会社風土は異なり、サラリーマン経験の中での大変さはありましたが、幸にも、経済的安定性や不慮の事態へのセーフティネットもあり、暮らしの安定感はありました。

例えて言うなら「Zoo Society 」という感覚です。Societyには様々な住人が暮らし仕事をしていますが、セーフティネットも無い外界や外敵からは守られており 安心安全な場所でした。

「雇用」を卒業して「自営」するステージとなると、経済的安定性は保障されない世界となります。
もちろん「年金」を受給できる年齢になると、ある程度の生活基盤の足しにはなりますが、「金融庁レポート」が示した事は現実となります。
一部の方々は「備える=貯蓄」を奨励し、投資術を身につけて「暮らしの安定性」を謳われていますが、私は、誰もが「生涯社会活動」に携われ、活動の対価を適正に受け取れるシステムや仕組みを構築してゆく努力も大切だと思っています。

でも、組織を離れた「社会活動」とは、純粋ボランティア活動で社会貢献してゆくものと、自身で工夫しながら経済活動(対価を頂く活動)を行なってゆくものがあります。

後者の場合、「Zoo Society 」で慣れ親しんできていると、いきなり「Savanna 」に出て野生の暮らしをする事は簡単ではありません。

私は今「Savanna Society 」での活動を始めています。
日々の活動を続けてゆかなければ、燃料の循環が途絶えてしまう大変さはありますが、日々、とてもわくわくしながら楽しんで「Savanna 」の景色と開放感を満喫しています。
ただ、私の場合「Savanna 」に適応してゆく身体と意識つくり、そしてネットワークつくりに約5年間の準備期間を設けました。
慣らしの1年目が終わり、いよいよ大自然のサファリツアーが始まります。

来週からロンドンです。旧友との再会を楽しみにしながら「Savanna Field 」での挑戦に胸が高まっている朝です。^_^

「食」で幸福未来を創造する「場」つくり!

2019-06-27 12:47:08 | コラム

私がデジタルエンタテインメント企業で仕事をしていた時に、お世話になった三井物産と米国アラマークとの合弁企業「エームサービス 」という食の文化創造企業があります。

ビジネス・ダイニング(社員食堂・キャンティーン)、ヘルスケア・キャンパス(病院食堂、介護施設食堂)スポーツ&エンタテインメント・パーク(ボールパークやイベントでの食)、そしてリフレッシュメント・フィールドでの「食」をプロデュースしている会社です。

私は、職場でのワークプレイスに「食場」をプロデュースした時に意識していたこと!

私にとっての『信念』があります。

「食」は生きる源!

「食」は健康の源!

「食」は価値創造活動のエネルギー源

「食」はわくわくの源!

そして

「食」こそ幸福の源!

職場に「食場」をプロデュースする意味は、「福利厚生」だけではありません。
また、価値を生まないコストでもありません。

そこで働かれている人たちの「心身の健康」を支え、「リフレッシュメント&リラックス」時空間は、集中仕事へのモード変換をサポートします。

そして「美味しい」は心の栄養にもなり、活気ある わいがや組織を作りだし、一人ひとりの「Happy Working 」意識が、ヒトの「価値創造力」を高めてゆくはず!

との信念です。

もちろん、投資と効果のバランスをとりながらプロデュースしてゆくことは当然のことです。少ない投資で最大の効果を発揮するプロデュース術が求められます。

私のわがままなリクエストと、無理難題を聞き入れてくれながら「職場」にわくわく「食場」を一緒に創り上げて運営してくれたのが「エームサービス」です。

「食」は豊かな「場」を演出してゆく大切な要素です。
「職場」は、働く場所だけではなく、暮らしの場所でもあります。
組織勤めの方々にとって、普通の勤務パターンであれば、職場で一度は食事をします。

その「食」がおざなりにされている現実にスポットを当て、「フードテイメント」「エンタテインメント・ダイニング」そして「美味しいのプロデュース」を今 HLD Labで取り組んでいます。

『職場』で『食場創り』!
「場」の力は企業価値を高めてゆくパワーがあります。

企業が利益を上げ発展してゆける「食場」のプロデュース。
総務プロのみなさん、この活動をご一緒しませんか。^_^

『和顔愛語』で『和顔施』の場つくり

2019-06-25 09:46:39 | コラム


「笑」は人の心を豊かにまた楽しくしてくれます。

「笑う門には福来る」、

「笑いは百薬の長」

日常の言葉からも「笑」の力は誰もが知っているつもりでいます。

でも仕事で「笑」は不謹慎?と思われことも。

勿論、会議中に「笑」えという訳ではありません。

「知の場」を攪拌させて、イノベーションが沸き起こるキッカケを創り出す触媒の一つがが「笑」です。

「笑顔」は、仲間との信頼(心頼)を醸し出します。

「笑声」は、淀んだ場の空気を浄化します。

抱腹絶倒の「大笑」は、ストレスを発散します。

そして、「心笑」はわくわく感の栄養素となります。

『和顔施』という生き方は「心の福」を感じられるようになります。

「和顔施」を意識した「場」つくり!
総務プロとしての心得の一つです。

ホスピタリティ&ワクワク組織のプロデュースを目指して!

2019-06-21 08:22:09 | コラム


組織経営にとって最も重要な要素とは!

私は、組織社会に関与する「従業員」が、価値創造活動たる「仕事」にワクワクして取り組める「環境」を整える事!と思っています。

日本社会では大半の組織が、社長・理事長等トップマネジメントを頂点としたヒエラルキー型の組織体系であり、社員・従業員は組織に雇われた「労働者」としての見られ方が一般的です。

労働者は、組織の意思や意向、つまりビジョンに沿った方針に基づき「雇用(働か)される」事を前提として、「働き方」を模索しているのが今の「働き方改革」と呼ばれる取組のように感じられます。

私は、「労働者」として働く人たち、特に知識労働者は、これからの時代 もっと自律的かつ自主的裁量を持ちながら、「雇用」という形態ではなく「パートナー」としての立場で組織側と「協働」する時代になると思っています。

プロフェッショナルとしての個々の「暗黙知」を、「形式知」化して組織社会の価値創造活動に貢献してゆくスタイル!

貢献の対価として報酬を受け取る関係は、組織と個が上下関係ではなく対等の関係に基づく価値創造活動といえるものです。

組織に頼らず個人が成長してゆく仕組みは、「場」つくりにあります。

「場」つくりとは、感動やワクワクを演出し、ホスピタリティマインドを持ってホラクラシー的集団(信頼の絆を相互にクロッシングさせたパートナーシップコミュニティ)や組織をプロデュースしてゆく活動です。

HLD Labの『ワクワク「場」つくりパートナーシップ』の輪が広がってきており嬉しい限りです。

今日も大阪,京都で活動します。