及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

瀬戸内寂聴さんとの一方的な思い出(11/13)

2021-11-13 10:43:18 | 日記

瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。

99才だったそうで、最後まで現役で活動されていて来年は100才のお祝いを盛大にすることも決まっていたと昨日の朝日新聞の林真理子さんの追悼文に書いてありました。

私はもちろん直接面識はありませんでしたが、若い時に京都に仕事で行った時の帰りにたまたまできたばかりの「寂庵」に行ったら運よく瀬戸内さんがいらっしゃってお話をする機会がありました。

その時は民社党本部に努めていて同じ女性職員3人でお会いしました。

私たちが民社党本部に勤めているというと寂聴さんは、

「どうして政党で働いているの❔」

と聞かれました。

私はまだ入ったばかりの若輩者で何て答えようか迷っていると、年配の女性職員が、

「生活のためです。」

ときっぱり答えてしまいました(-_-;)

あちゃ😵

私は、社会を良くするためとか、人々を幸せにするためとかいろいろと考えていたのにそれ以上何も言えませんでした😿

寂聴さんは笑ってうなづいていらっしゃいましたが、この時のことは本当に後悔しています。

とても恥ずかしかったです。

もっと気の利いたことを言えば良かったと思いました。

それ以来、思ったことは迷わず言うことにしています✌

瀬戸内寂聴さんの本は何冊か読みました。

「夏の終り」も読んだはずなのに見つかりませんでした。

林真理子さんは瀬戸内さんの著書の中では「かの子繚乱」が「美は乱調にあり」よりすごいと書いてますが、私はどちらも大変な力作で甲乙つけがたいと思います。ぜひ多くの人に読んでもらいたいです。

寂聴さんが亡くなられて私も若き日の苦い経験を思い出しました。

私は社会を少しでも良くするために今も働いています✌

寂聴さんのご冥福を心からお祈りいたします=合掌