虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

原発由来の放射性物質と健康被害について考える-その7-

2012-07-19 14:16:52 | 社会
ここ2~3日の日が続いて、温度もグングン上がってきています。夏らしい日々ですが、日陰は涼しくて過ごしやすです。

さて、前回の最後に張り付けておきました「内部被曝」、お読みいただけたでしょうか?
私の予想では、見ただけでギブアップされた方が大半だと思います。
私も相当努力して読んだだけに、読まなかった方が多いのはわかります。

このHP(ホームページ)は、様々な事実を明らかにし、まとめています。
原子力の歴史、その危険性をアメリカ政府は当初から充分知っていたこと、アメリカ国民がアメリカ政府(支配層)の野望の犠牲にされたこと、放射能の危険性は隠ぺいされ、今でもアメリカ国民は放射能に侵され続けていること、日本への原爆投下は実際の効果を試したいという欲望が多くの日本人を殺戮した基本的動機であったこと、そしてアメリカ政府は原子力による放射能は一時的で持続的な影響がないという”嘘”を国際的に広め、それが現在でも通説として大きな力をもっているということ、アメリカ政府・原子力関連の団体がWHOなどの国際的機関を支配していること、偽ユダヤ資本であるロスチャイルドがウラン等の原子力投資に係っていること、イギリス王室もそれに投資して膨大な利益をあげていること等々、「内部被曝」の現実を明らかにするには国際的な支配の構造を明らかにしないと理解できないことなどが示されています。
日本政府の動きが、これほど大きな事故を起こしたにも関わらず、原発に対して肯定的なのは実に国際的な後押しがあってのことだからかも知れません。
私が思うに、ドイツ、イタリアというかっての枢軸国が、反原発に動き、この日本では過去最大の原発事故見舞われ、現在も放射性物質が日々降り注ぐという現実にあって、脱原発の動きは急速に広がっています。
原子力をめぐって、かっての枢軸国と連合国の対立が反原子力と原子力保持の関係に変化しつつあるのは、歴史の皮肉といっていいかも知れません。それとも悪名高きヒットラーの呪いでしょうか


(9)福島原発事故とそれ以前の放射性物質降下量

福島原発事故は、人類史上最悪の原子力施設の事故であることは否めません。そこから放出された放射性物質の量は、史上最悪の放出量であると思われますが、正確な量はわかりません。
ところが、福島原発の事故がおきた当初から、福島原発からの放射性物質の放出量は核実験が行われていた時期の降下量より少なく、心配ないという偽情報が出回っていました。

実は、核実験などで降下した放射性物質は、以前、検討したように明らかにガン等の疾病を増加させた第一の要因であり、医療・保健機関はこれを完全に隠ぺいしてきたという事実があります。現在でも、それはまかり通っています
これは否定できない事実であり、核開発を行い、核実験を行った諸国は国際犯罪国家であり、多分、数千万人の人々を疾病により殺害したことでしょう。
「内部被曝」のHPにありますように、放射能による被害は現在でも進行中であり、特にこの日本では福島原発事故という未曽有の原発事故が眼前にありながら、その周辺に住む人々を騙し、死へ追いやっており、”国家”として存在する意義がないといえましょう。国民あっての国家なのです! 地域あっての国家なのです! 人もなく、地域もない、廃墟の中に国家など存在しません!

最近、某関西方面の電力会社の人が「東電の事故で直接死んだ人は一人もいません」などと発言したそうですが、高給取りの電力会社社員が新聞も取ってないのでしょうか?
この程度の人間が、危険な原子力を扱っているのですから、また、事故が起きても不思議はありません!

さて、本題にはいりますが、これについては、このブログで詳しく解説されています。

http://gabasaku.asablo.jp/blog/2011/05/30/5889912(阿武隈(原発30km圏脱出生活)裏日記「現在の放射能汚染状況が「1960年代と同水準」は明らかな間違い」)

これをじっくりとお読みください。
尚、ブログに転載されている

「人工放射性核種は主として大気圏内核実験により全球に放出されたため、部分核実験停止条約の発効前に行われた米ソの大規模実験の影響を受けて1963年の6月に最大の降下量となり(90Sr 約170Bq/m2、137Cs 約550 Bq/m2)、その後徐々に低下した。」(「1.人工放射性降下物(死の灰のゆくえ)」)

という文章は、論文の第1章の9段目にあります。

参考までに、5章の「環境における人工放射能50年:90Sr、137Cs及びプルトニウム降下物」を提示しておきます。グラフ等が載っています。

http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/ge_report/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm(5、環境における人工放射能50年:90Sr、137Cs及びプルトニウム降下物)

ということで、”核実験の時のほうが放射性物質の降下は多い”という偽情報は明らかに間違いということで理解いただけたでしょうか?

実は、福島原発からでた放射性物質が、核実験・チェルノブイリのものと異なるということを証明するには少々面倒くさいのです。
私も北海道で食品等の検査を自主的にしている個人にカンパをして、その結果を知らせてもらっているのですが、検査の下限値もありますが、どうしてもセシウム137のような半減期の長い物質は若干検出されることがあるようです。
また、プルトニウムのように何億年単位のものは、+αとして単に蓄積していくだけかもしれません。
私たちはその害から逃れるすべはないのでしょう。
ですが、これ以上、地上を汚さないように、人々の食糧に放射性物質が入り込まないように努力しなければならないのです。

電気が足りなくなる・・・これは明らかな嘘ですが・・・等と言って原発を再稼働することは、処理できない放射性物質を更に増やしているだけなのです。誰が、どこで、どのように、いつ処理するのでしょうか? 誰も、どこの国もできない相談なのです。どうするノダ?

また、お会いしましょう。


一刀斎は全ての原子力発電所の即時廃止を支持します!


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1 コメント

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this way (noga)
2012-07-19 15:35:36
それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
12歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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